JCRC 第一戦の川越へ。
JCRCは初参加なのでX2で出走。
Xクラスは1.5kmx8周=12kmで、ポイントレースではなくゴールの先着順のみ。
結果は8位。
メイン集団のお尻にくっついてゴール。
悔しいけど、今の実力はこんなもんってことみたいですな。
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X2クラスのスタートは7:30。早い!
渋谷で始発をつかまえて輪行し、6:40頃に現地着。
試走兼アップってことで3,4周走る。スタート地点の先のコーナーが少しタイトだけど、埼玉クリテの洗礼を受けている身としては特に難しさは感じない。道も広めだし、概ね走りやすいコースだなーという印象。
レース前にニャロメさん、キャス兄あたりに会ったのでお喋り。ニャロメさんには色々とアドバイスもらえて助かった(生かせなかったけど・・・)。
今日の機材はTIME VX-Elite+Ksyrium SL。
冬用インナーの上に長袖ジャージ、ショーツ+パッドなしタイツという服装で、オーバーシューズ、スカルキャップはなし。
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レースの内容は以下の通り。
2列目からスタート。
30人くらいいる参加者中、10番手くらいのポジションをキープしてはじめの1,2周を消化。3周目か4周目あたり、集団中頃でまったり走ってたらホームストレートで3,4人が飛び出ていたので、ガツっと踏んで連結。6周目にも同じような状況で4人くらいの飛び出しに追いついたところ、後ろと50mくらい離れていたので前に出て牽引。サインを出しても代わってくれないので、ペースを落としてるうちに集団がくっつく。「このまま行きましょ−!」とか、もっとアジっておけばよかった・・・。この時点までで、自然と12,3人くらいまでリストラが進んでた。
ペースが上がり始めた7周目は足を溜め気味にして10番手くらいまで落とす。このあたりの周回で1人が飛び出していたのだけど、泳がせた結果8周目で吸収(?)。最終周の8周目は、バックストレートでもポジションを上げられないまま進行。これが大失敗・・・。テニスコートのあるストレートでペースが一気に上がったタイミングで前走者が中切れ。スプリント態勢に入ろうとしている集団に、足を使って食らいつく。最終コーナーを立ち上がった時点で少し離れていたのが致命的で、最後にLEGONジャージの人をかわしてゴール。
後で話を聞いたら、8周目に飛び出ていた人がいたようで、この人がメイン集団に10秒くらい差をつけて勝利してたみたい。今日の作戦は「強そうな逃げができそうだったら乗る」or「集団スプリントになったら、最後の最後まで我慢してから飛び出す」だったのだけど、前者がうまくいかず、後者もポジショニングがうまくできずに失敗。反省点の多いレースでありました・・・。スプリントは奥が深い。
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レース後は知り合いの皆様とお喋りをし、リザルトを確認してから埼玉界隈のレーサーが練習場所にしているという、物見山へサイクリング。
物見山の周回ルートは話に聞いていた通りナイスなトレーニングコース。高速ダウンヒルあり、10%近い登りあり、緩斜面あり、アップダウンあり・・・と変化に富んでる。こういうところで強いメンバーと追いかけっこしたら自然と強くなるよなぁ・・・。家から30分、せめて1時間のところにこれが欲しい。
一旦会場に戻って荷物をピックアップ。
ちょうどキャス兄のレースが終わったところで、ゴールシーンだけ見れた。序盤にポイントが獲れたみたいだけど、後半はうまく絡めなかったみたい。
お腹がすいたので、川越駅に戻りつつ適当に食事をして輪行で帰宅。
土曜、日曜と自転車だらけの週末でした。
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昨年末からちょこちょこレースに出てきて、色々と課題が見えてきた。
ヒルクライムは単純な力勝負だけど、速度変化への対応や走行技術、駆け引きなんかも含めて必要になるロードレースは、同じ自転車競技とはいえ求められる能力が大きく違う種目だと思う。
なんといっても、今の自分がロードレースを戦うのに足りてないのは高負荷域のリピート力。ヒルクライムメインでトレーニングしてるってこともあるけど、ロードレースの速度の変化に対応するには3-5分くらいのソリアを練習に取り入れていかないといけません。
今年の大目標としてメジャーヒルクライム大会で結果を残す・・・ってのがあったけど、ちょっと軌道修正してロードレースで戦う能力も伸ばすことにしよう。二兎追うものは・・・なことにならないように注意しつつ。
自分の目指すスタイルはベッティーニ。
大柄スプリンターとの真っ向勝負では負けるけど、登りもある程度こなせてアタックで自分の有利な展開を作れるようなレーサーになれたらよいな。
あとは機材。
VX-Eliteはフレームもハンドル周りも柔らかくって、スプリント系のレースではいけてないのは分かってたのだけど、落車リスクを恐れてExtreme-Powerは出し惜しみしてしまった。機材があーだったらこーだったとか言い訳するのはカッコワルイので、これからのレースでは基本出し惜しみナシでいこう。VX-Eliteはあくまで練習用or悪コンディション用ってことで。