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雨の雛鶴峠

熊さんチームのメンバーと一緒に雛鶴峠練。
もともとは橋本集合のはずが、天気が芳しくないということで相模湖集合に変更。少なくとも雛鶴峠を往復してこようというのが趣旨なのだけど、誰も中止を言い出さなかったあたりにメンバーのモチベーションの高さ・・・というか自転車馬鹿っぷりが出てます。

少しでも降られるリスクを避けるという意味で、7:00に相模湖駅集合。
前日までは帰りの輪行装備を背負って自走で向かうつもりでいたのだけど、当日の朝になって往路で降られる予感がしたので急遽行きも輪行に変更。新宿の始発列車で相模湖駅まで移動。しばらくすると、続々とメンバーが集まってくる。何人かは自走でやってきたようだ。

今日の装備は、半袖ジャージにLightweight Softshell Jacket、ロングタイツ、手袋、シューズカバー、スカルキャップ。LS Jacketは防水性能が落ちていたので前日にあらかじめ撥水スプレーを吹きかけておいたのだけどほとんど効果なし。走っていくうちにべたべた濡れてしまった。とはいえ、今日は山の上のほうでも気温が7,8°あったようで、そこまで寒さを感じなかった。濡れても乾くのが早いので、LS Jacketの防水性能は許せるレベルにあると思う。
自転車はTIME VX-Elite+Ksyrium SL。

**

輪行装備をコインロッカーに預けて、雨の降る中をスタート。
コンビニストップしてからアップダウンのある山道を抜けて、雛鶴峠の登り口へ。このあたりをホームコースにしているKOHさんが急な上り下りをスイスイと先行していくので、それについていく。少しずつ後続勢が離れていったので、適度にアップダウンのあるコースをよいペースで走り続ける。今日はカメラをコインロッカーに置いてきてしまったので、走行中の写真はなし・・・。

途中、PMAさんが追いついてきて三人組になるかと思ったら、下り(?)のタイミングで離れたので改めて二人旅。ちょっとアタック気味にペースを上げてみたりするも、難なくついてこられてしまうので「最後までついていってから勝負」と作戦を切り替える。全体的にKOHさんが前を引いて、(水しぶきが酷いので)自分が少しラインを変えてついていく流れ。次第に登りの時間が多くなってくるものの、KOHさんのペースが落ちない。昨日から寝てない&自走での参加だというのに調子はよさそう。

縁斜面で「ここは前引きます」と前に出たり、朗らかに話しかけたりしてペースを落とそうとする作戦も全てお見通し(憎らしきはPowertap!!)で、峠の手前のつづら折りのペースアップについていけず、ついに離れる。ジャケットにひっかけておいたサングラスが落ちてしまうというアクシデントもあって、20-30秒遅れくらいで峠に到着。雨のせいでパフォーマンスが出ないという言い訳をしたいところだけど、純粋なクライミング能力では目に見えて劣っていることが分かってしまった。FTP280Wは伊達じゃない。

ラストから2個目の信号〜峠のログは以下の通り。
12.6km, 29:50, 175bpm, 96rpm

後続勢を待ってからUターンして下りを開始。しばらくKOHさん先頭でまったり走った後、アップダウンの出てくるあたりから先頭に出てテンポペースで引く。雨が止んでいたので、オリジナルの計画通り宮ヶ瀬湖畔のレストラン「Orange Tree」へ向かう。

足に来るアップダウンを超えて、牧馬峠の登りにかかるあたりで空次郎さんが先行。12%の看板が出て、コンクリ舗装に切り替わるあたりで吸収して先行。峠の200mくらい手前で後ろでKOHさんがペースを上げる気配を感じたので負けじとペースを上げて先着。10秒-20秒くらいのパワー勝負であれば辛うじて負けずに済むみたい。

山崎パンで軽く休憩し、Orange Treeが開店していることを確認してから宮ヶ瀬湖方面へ。牧馬峠のこちら側は雨がパラついていて、乾き始めていたウェアーがまたもずぶ濡れ。汚い格好で申し訳なく思いながら入店し、美味しい食事をいただく。

「バスがあったら送ってもらいたい」とか、弱気な会話をしてから出発。牧馬峠を超えるのはイヤだったので、三カ木の交差点経由で相模湖へ。全体的にKOHさんがいいペースで引いていたので、ついていくのに一苦労。それにしても、412号は大型車を含む交通量が多いのでイヤですね。

相模湖駅に帰還した後は自走組を見送り、乾いた服装に着替えてまったり帰宅。
雨のライドはあまり楽しいものではないけれど、濃いメンバーと一緒に走れば(タフなことに変わりはないけど)なかなか楽しめるなーということがよく分かった一日でありました。


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コメント (4)

ba-mos:

お疲れさんでしたー。
終始天候が優れず、遅れ気味でしたが、思った以上に楽しかったです。
それにしても今日のKOHさん、ホームゲレンデとはいえ良い調子でしたね。

yama-kei:

> ba-mosさん
お疲れさまでしたー。
次は気持ちのよいコンディションでご一緒したいですね。

雨蛙さんあたりと話していたのは、五日市スタートで風張峠-松姫峠を繋いで戻ってくるルート。
檜原街道あたりからイヤーな闘いが始まりそうな予感がぷんぷんします。

PMA:

昨日はおつかれさまでした。
やまけいさんがハイケイデンスなのは知っていましたが、あれほどダンシングを多用しているというのは驚きました。なんでダンシングであんなに高速回転ができるんだ?と不思議に眺めてました。ダンシングあんだけいれて峠道で96rpmには口あんぐりです。

yama-kei:

> PMAさん
お疲れさまでした!
昨日はノーマル(53/39)に12-25のスプロケだったので、ダンシングを多用してたと思います。あと、ペースの変化があるグループライドだと、ダンシングを使う局面が増えるみたいです。コンパクトだとシッティングが増えますし、ヒルクライムの時はシッティングメインです。

それにしても・・・いつの間にか離れてると思ったら、チェーン落ちだったのですね・・・。三人だったら共闘戦線を張ってKOHさんをやっつけられたかもしれなかったので惜しかった!

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2010年03月06日 19:20に投稿されたエントリーのページです。

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