2010年02月08日

扇風機

ローラー台で負荷を上げた時の冷却用に工業用扇風機を導入。

LSDからTempoにかけてのペースであれば1時間+走っても小さい扇風機だけで間に合っていたのだけど、LT近辺まで上げると一気に発熱量が増えて辛くなることが分かったので、orange_BEACHさんのブログ記事に載ってたデカいやつをゲット。

配置は自転車の斜め後方。
風力が弱・中・強の三段階で切り替えられるのだけど、未だに「弱」より強くしようと思ったことがないくらい圧倒的な風量で大満足。夏場になったきたら配置を考え直した方がよさそうだけど、春に向けてのローラー台トレーニング快適化計画はこれで完了かな。

2010年02月07日

埼玉クリテリウム 第三戦

埼玉クリテ、未登録・中級クラスの第三戦。

結果はボロボロ。多分20位くらい?

今日は半端なく風が強くって、勝川さん曰く「これが埼玉クリテのあるべき姿」とのこと。遮るもののない平野に西北西の風が吹きすさび、横風区間では車体をバンクさせないとまっすぐ走ることもおぼつかず、逆風区間では300W出しても20km/hになる(byニャロメさん)という無茶苦茶なコンディション。これこそが、埼玉クリテが「北の地獄」の異名を取る理由。今日はその恐ろしさをたっぷりと味わわせていただきました・・・。

第二戦ではほとんど足を使うことなく最終ラップまでいけたので、今回も先頭集団についていくことくらいはできるだろうと考えていたのだけど、全然甘かった。(どちらかというと得意なコースの)ウィンターロードで悪くない結果が出せたので、埼玉クリテの優先度は少し下げ気味。マイレージを稼ぐことを優先して、前日の土曜日に150kmの山岳コースをテンポペースで走ってしまったのがあまりにも無謀でした。

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今日は例によって渋谷から湘南新宿ラインで北本まで輪行。
電車に乗る前になって心拍ベルトを忘れたことに気づく。アウチ。
心拍数が分からないので、会場に向かいながらある程度追い込んで走ってアップ。受付をした後も10分くらい風の具合を確かめるべく走行。逆風もすごいけど、横風もやばい・・・。

機材はTIME VX Elite+Ksyrium SLで、服装は冬用インナー+半袖ジャージ、下がショーツにパッドなしタイツ。風こそ強いけど、気温はそこまで低くなかった。

スタート地点に行くと、ニャロメさんがいたのでお喋り。チームメイトの勝川さんも応援に来てくれたので、色々とアドバイスをもらう。このコンディションだと、無駄に飛び出したりしないでとにかく前に残ることが大事とのこと。前のレースを観察していても5人以上の集団は存在せず、バラバラの状態でレースが進行していたので、力の差が大きく出るのだろうとは思っていた。

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最前列からスタートすると、ニャロメさんが先行。自分は三番手でついていく。
二番手の人が先頭と距離を置いているので、ニャロメさんが少し飛び出した形でバックストレートに入る。右からの横風が強くて超怖い。何を間違ったかここで集団の頭に出る。軽く踏み気味だったので少し飛び出した形。集団は道の左端に一列棒状。誰か前出てくれないかなーと思っていると、ニャロメさんに「先頭は右寄って」と教えられたのでそうする。・・・が、後ろは全員左端キープ。本来は階段状になるのが効率よいはずなのだけど、そういうフォーメーションにはならなかった。

さすがにずっと前にいるのも嫌なので踏まずにいると、右コーナー手前くらいでようやく何人かが抜いて行く。右コーナーを曲がった先が強烈な逆風区間。踏んでも22-24km/hくらいなので、フロントをインナーに落とす。一戦目も二戦目も1周目のここからホームストレートにかけての区間で集団の先頭付近を巡るポジション争いが勃発していたのだけど、今回も同じようにみな前を目指して動く。自分も上がろうとしたものの、目の前の人が全然ペースが上がらない人で、右側から面白いように抜かされ続けていつのまにか集団のケツに。

前回落車したエリアだったので、ここで抜こうとするのを怖がったのが凶と出た。この時点で今日のレースは終了。2周目のバックストレートに入る手前で大日本帝国陸軍の補給路みたいになった集団が見えて、バックストレートに入ると集団は見事にバラバラ。

集団の頭が見えない状態でバックストレートを抜けて、逆風区間で「協調しましょう」と声をかけて前を引いたら五人の集団ができたので、集団を守るように動いて周回を重ねる。とにかく辛いので何度も降りようかと思ったけど、ひたすら我慢。最終周のバックストレートで前を引いていたら、ホームストレートで吸収したばかりの人が復活して前を引いてくれたので、その人とローテしていたら集団と離れてしまい、そのままゴール。

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帰りはスピードマン勝川さんと一緒に17号経由で自走。
横風区間で路肩に寄っていたところ、二人とも突然の突風にあおられて背の低いブロックにホイールを擦ってしまって焦る。スポークに傷がついたものの、振れてなかったので無事みたい。さすがは頑丈なのが取り柄のKsyrium。

17号に乗ってからは追い風。
しばらく信号に引っかかりながらついていったのだけど、勝川さんが下ハンを握って50km/hの巡航モードに移行したので見送り、淡々と自分のペースで走って帰宅。

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なかなか苦い経験ではあったけど、レースでは一瞬のミスが命取りになることを再認識。こういう経験が血となり肉となってくれれば今日のレースの参加意義は十分あったと言える・・・かな。

それにしても、自転車レースは苦しい。
テニスの試合だと、長いラリーの後で多少苦しく感じることはあるけどそう長く続くものでもないし、こんなに苦しいスポーツを自分がやっているのが未だに信じられない。自分が自転車レースを辞めるときが来たら、その言い訳として使うことにしよう。「辛い!」。

そういえば、テニスは今年も実業団登録をすることになってしまった・・・。試合には出られない予定だけど、助っ人要員ということらしい。今は自転車が楽しいけど、やっぱり自分にとってのプライマリーなスポーツはテニスであり続けるのだなーと思う。

来週の週末は二日とも山登り@雲取山なので、平日&祝日に頑張ってマイレージを稼ぐことにしよう。

2010年02月05日

Bicycling Science / David Gordon Wilson

自転車という乗り物をアカデミカル&マニアックに調べ尽くした本。
込み入ったところは斜め読みしつつ、2か月くらいかけて一通り読破。

自転車の動力たるヒトの筋肉がどう動くかからはじまり、パフォーマンスの変化、自転車の歴史、空気/回転抵抗、ステアリングの理論、構造的強度や駆動系の動作効率、さらには膨大な量の人力の乗り物に関する情報などなど、自転車という乗り物にに関して科学的に解説できることが網羅し尽くされた内容になっている。

様々な実験データは"Bicycling Science"の著者が実際に行ったものではなく、膨大な量の参考文献から拾ってきたものによって構成されているため、断定的な書き方がされていないのが特徴。

たとえば、チェーンドライブの動作効率に関する記述はこんなノリ。

現行の自転車の動力伝達装置における伝達ロスに関する包括的な知識および、もしそこに問題があるとするならば、それをいかに修正できるのか、ということは我々にとって大きな関心ごとである。残念なことに、この領域についてはまだ意見の一致が見られてはいない。ゆえに、ここでは伝達ロスに関して報告されているデータを注意深く紹介しよう。

Ron Sheperd(1990)によれば、ディレーラーを含むチェーンによる動力伝達装置における伝達効率は、通常99%以上であるとされる。対照的に、Spicer et al(1990)の計測では、新品状態のディレーラーシステムであっても伝達効率が88%まで落ちることが報告されている。(中略)彼らの計測からは、以下の観測が導きだされる。

1. 動力伝達装置の効率は、リアスプロケットが小さくなるにつれて減少する
2. トルクの伝達量(チェーンテンション)が減るにつれて、効率は低下する
3. 最大の伝達効率は、比較的高い出力(175W)と低いペダル回転(65rpm)と最低のギア(21T程度の最大直径のリアスプロケット)によって得られ、効率は98%を超える
4. チェーンラインが真っすぐでないために生じる伝達ロスは、無視できる量である
5. 注油状態は伝達効率にほとんど影響を与えない

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はじめから通して読まなくても、「自転車が走る」「自転車で走る」ことについてありとあらゆることが載っているので、辞書的な使い方も可能。自分の記事も含めて、ウェブに載っている情報には不正確でソースも不明なものも多いので、アカデミカルな視点から自転車関係のネタを漁る入口として使える。

自転車の種類もロードバイクとかマウンテンバイクとかいったものに限定されていないので、例えば「レースで速く走る」ための知識としては不必要なものがほとんど。それでも興味深い話がてんこ盛りなので、自転車好きで科学嫌いじゃなくて、英語読むのを苦にしない人であれば存分に楽しめる本だと思う。

2010年02月03日

Golden Cheetahの新機能

イケイケドンドンなノリで開発が進んでいるGolden Cheetah
近日中に1.3がリリースされる予定で、すでに1.4向けの話がちょこちょこ。

中でも目玉機能として注目されているのが"Aerolab"。

これは「パワーメーターの出力値を使って自転車が走るのを邪魔する抵抗を計算してしまいましょう」という試み。うまくいけばソフトウェアで風洞テストが実現できてしまうポテンシャルを秘めていて、現在鋭意開発中とのこと。

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自転車が前に進むのを邪魔する大きな抵抗は空気と重力の二つ。
重力による抵抗は身体と財布のダイエットで頑張るものとして、空気抵抗はポジションの変化によって低減させることが可能。空気抵抗はCdA(=Cd(coefficient of Drag(大気抵抗係数))xA(frontal Area(前面投影面積)))に大きく依存するので、前面投影面積をできる限り少なく抑えるのが王道的アプローチ。

それ以外の小さな抵抗としてはタイヤの転がり抵抗とドライブトレイン内でのパワーロスがあり、転がり抵抗はタイヤの種類・空気圧と路面状態に依存し(Crr(路面抵抗係数)として表現される)、ドライブトレイン内でのパワーロスはコンポーネントの性能&状態に依存する。

Aerolabの動作としては、出力値、速度、重量等の情報をもとに計算された仮想的な高度変化をCrrとCdA(空気抵抗係数(=前面投影面積x大気抵抗係数))等のパラメータを調整していくことで実際の高度変化に合致させ、CrrとCdAを割り出す仕組み。

逆に言うと、解析対象とする走行では同じ路面状況&同じポジションをキープする必要があるので、実際にCrrとCdAを求めるために使うときはコンディションを整えて走ったデータを準備する必要がある。風の影響で計算が狂ったりしないのかが謎ですが、そのあたりはきちんと考えられているのでしょう。近いうちにドライブトレイン内でのパワーロスも変更可能なパラメータとして導入される予定とのこと。

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CrrやCdAは、すでにエクセルシートを使ったり数式を解いたりすることで計算する方法が提案されているみたいだけど、一般のサイクリストがシステマチックにこれらの数値を取り出せる・・・という意味で画期的な試みであるといえそうです。

お試し版のWindowsビルドはすでにここからダウンロード可能。

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あと、個人的に気に入っているのが走行データの3D表示機能。
パッと見てどういうトレーニングしたのが直観的に分かるの素晴らしい。
これは1.3に入るはず。

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gc_training_menu_gen.png

あとは・・・QTの勉強がてらEdge 705のAdvaned Workoutを作成・エディットできる機能を手元で作成中。TCXを吐きだす部分がまだだけど、ある程度動くようになったらパッチを送りつけてみようかな。

実を言うとトレーニングメニュー作成ツールをGoldenCheetahに載せる必要性はそこまでないんだけど、Critical Power(FTP)などの数値を参照しながらトレーニングメニューを作成できたら便利かなーと考えた。

こうなってくると、限定的な表現しかできないEdge 705のトレーニングメニューに縛られることなしに、汎用的なトレーニングメニュービューワー兼エディター(?)にしてしまったほうがよいのかも?

まー、暇な時にでもちょこちょこ書き足していこう。

2010年02月02日

ウィンターロード・あれこれ

ウィンターロードで見かけたWレバーのレーサーは、内房レーシングの橋詰和也さんだったようだ。80年代に日本のトップクラスで走っていた選手で、フォームも走り方もきれいだなーと思ってたらやはり只者ではなかったみたい。フレームもクラシカルなクロモリで、ホイールも手組み。

で、13歳の息子さんは見事に3位入賞。
最後まで残った強い四人組のうち、小柄で足も細い内房の人がいるなーと思っていたら中学生だったとは・・・。これからもっともっと強くなりそうですね。

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日本CSC(逆回り)のコースプロファイルをWKOのグラフからコピペ。
オレンジ色のラインが標高で、水色のラインが速度。

このデータは2ラップ目のものだけど、ゴール手前で急な登り区間にもかかわらず「もこっ」と速度が上がっている区間があって、これこそが集団を分断したペースアップに反応したときのもの。ここで反応できるかできないかで1-6位までが決まった動き。

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東京都車連のページにリザルトが出ていたのだけど、やはりというかなんというか、チップを使わない目視による計測なのでタイムがボロボロ。

先頭のタイムから考えると、恐らく自分は40-50秒くらい遅れていたはずで、後続の数名もその20-30秒以内に収まっていたはず。着順だけはしっかりみていたようなので大きな問題にはならないようだけど、この運営方式はちょっとどうなのかなーと思ってしまった。

2010年02月01日

1月の走行距離

1月の走行距離は1,242km。

なんとなく1,400kmくらい走れるかなーと思ってたのだけど、最後の週が体調不良気味&レースだったので伸びなかった。それでも自分にしては頑張って乗ってるほうなので、このくらいの距離は持続させていきたいところ。

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ウィンターロードのあった日曜日は見たかったスポーツイベントが二つ・・・。

ひとつはラグビーのトップリーグプレーオフの決勝、東芝v.s.三洋@秩父宮。チームDot3繋がりで東芝の後援会に入れさせていただいていて、前週のサントリーとの準決勝がいい試合だったので是非また見たかったのだけど、レースと重なってしまって逃してしまった。次の関東での試合は日本選手権の決勝@秩父宮なのだけど、これまたウィンターロードの第二戦と重なってしまっているので観戦できず・・・。今回の試合も見に行ってた友人のS君に代わりに応援しに行ってもらうことにしよう。

個人的にラグビーを生で見るのは大好きで、特に秩父宮はシートからグランドまでが近いのが大変ナイス。ルールがちょっぴり複雑なので取っ付きにくいところもあるけど、ボールを抱えた選手達が思いっきりぶつかり合って行く迫力だけでも存分に楽しめるはず。

もうひとつはテニスの全豪オープン男子決勝。
(フレッド・ペリー以来70年以上グランドスラムで勝てなかった)イギリスの期待を一身に背負ったマレーと「大先生」ことフェデラーの試合。長らくイギリスのお世話になった身からすると、是非ともイギリス人の悲願達成の瞬間が見たかったのだけど、結局勝てなかったみたいなのでまた次の機会を見られればいいかな。

それにしても、アンディー・マレーはパワープレーに走りがちな男子シングルス界にあって異色なほど「賢さ」が際立った選手で見ていて面白いです。スコットランド人だけど、イングランドに対する理解もあるみたいだし、もう少しスターっぽいオーラが出せるようになってくれば完璧。

おすすめ自転車関連本
外部リンク
- 無駄脚雨蛙 雨蛙さんとこ
- KOH@ROAD BIKE KOHさんとこ
- hard で loxse な日々 まxさんとこ
- ALPSLAB route ルート作成・管理に便利
- ヒルクライム計算 ヒルクライムのタイムからパワー測定
- Wattage パワーメーターを利用したトレーニングに関する議論
- Weight Weenies(Road) 機材ネタメインのフォーラム

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