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Specialized BG S-WORKS Road Shoe

1年半はいたSIDI Genius 6.6がボロくなってきたのでシューズを新調。

ゲットしたのは巷で評判のSpecializedのBS S-WORKSの43サイズ(白)。

軽さ優先でPearl IzumiのOctane SLにしようと思っていたのだけど、シュレック弟が履いてるウェブ記事を発見してかっこいいなーと思った&Specializedのコンセプトストアにフラッと立ち寄ってフィッティングしてもらったら思いのほかよい感触だったのでこっちに変更。

自分の足は親指がやたらと長い変わった足型で、SIDIだと44サイズ(Megaではないノーマル)でAdidas(現Mavicとほぼ共通)だと43.5サイズ。Specializedは43でジャストサイズなので、やや大きめのサイズ設定ということになるみたい。

Genius 6.6は冬場にオーバーシューズをつけっぱなしのまま脱着を繰り返していたところ、ヒール部分の靴の内側が破けてウレタンが出てきてしまっていて(縫って修理したけどイマイチ)、ソールのカーボン部分も削れまくっていたので、遅かれ早かれもう1年くらいで寿命かなーという感じ。デザインも気に入ってたし(SIDIが勝っているのはこれだけとも言う)、昨年作ってもらったカスタムインソールとの組み合わせも悪くなかったので、冬場の走りこみはこっちかな。

インソールは、標準でついてくるフラットな赤(+)、一般向けの青(++)、アーチの大きい人向けの緑(+++)、と3パターンが用意されている。偏平足の自分でも赤だとアーチの部分が余っていると教えられたので、青のインソールを追加でゲット。これに加えて、インソールの下に敷くシムによって足の内側を上げたり外側を上げたりといった調整ができる。このあたりのフィッティングはBG-Fitを使ってね、ということらしい。

重量はインソール+クリート(TIME RXS)込みで片足294g。Genius 6.6+インソール+クリートが404gだったので片足あたり100g以上の軽量化。自転車本体で200g軽くすることを考えると、ここでこれだけ一気に軽くなるのはなかなか凄い。

アッパーは全体的に薄くって、大胆にメッシュが使われていて若干頼りなげな印象。柔らかい素材が使われているのと、やけに凝った作りの分厚いベロの部分が絶妙なフィット感に寄与しているみたい。

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そのほか、聞いた話をまとめると・・・

- ヒールソールは交換可能

SIDIだとけっこうな頻度(自分の場合1年ちょいくらい)で交換が必要になるラバーヒールソールは、この靴でも交換可能らしい。SIDIほど薄っぺらくないので、それなりに長持ちしそうなので当面は大丈夫とは思うけど。

- ワイヤーの緩めすぎに注意

このシューズの特徴になっているダイアルでワイヤーで引っ張るBOA SYSTEM。左回しで緩め続けていくとある時点からワイヤーを空で巻き上げてしまう問題があるらしく、その状態で右回しで締めようとするとワイヤーで折れて切断の恐れがあるとのこと。まだワイヤーの保守パーツがないので、修理がイレギュラーな対応になってしまうらしい。空で巻き上げてしまった場合はワイヤーを引っ張ってやればOK。テフロン系の潤滑剤を使うとよいとの情報あり(by tarmacさん)。さらに本家BOAからワイヤーをゲットして自分で交換できるかもという説もある。


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2010年07月02日 07:09に投稿されたエントリーのページです。

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