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ツールドジャパン第2戦三宅島stage兼JCRC第4戦

三宅島で開催されたJCRC第4戦に参加。

もともとこの週末は予定が入りそうだったので不参加のつもりだったのだけど、2週間くらい前になって予定があいたので参加を決意。激しいアップダウンのある短い周回コースで、自分のDクラスは10人以上メンバーが揃ってて、登りゴールなので「自称パンチャー」の自分にとって楽しめそうなレースだなーと考えた。

・・・で、結果は4位。
「勝ち」を強く意識して臨んだレースだったのでとても悔しい。ロードレースで闘うための課題を沢山見つけることができたので、得るところの多いレースだった。

**

ひとまず、覚えてる限りのレース模様。

コースはアップダウンの2.5km周回x8=20km。
ゴール手前が10%オーバーの激坂。ゴールライン通過後はゆるゆる登って最高地点をパスして急な下り。スピードが乗ったまま海岸線沿いの短い平坦(強い逆風気味の横風)をパスしてゴール手前の激坂へ・・・という感じのコース。

天気は曇りで路面はドライ。
スタート前にフラフラしていると、Dクラスのメンバーから精神的プレッシャーをかけられる。Mt.富士HC入賞者ってことでチェックされているらしい・・・。「仲良く、楽しくいきましょう」と返しつつ「消極的に行きますんで・・・」と最後尾付近からスタート。1周目は平坦に入るまで最後尾固定で様子見。

7,8番手くらいで激坂を超えて2周目へ。斜度がググッとあがるタイトなコーナーからの立ち上がりですぐ前を走ってたshi_no_sukeさんがチェーン落ち。緩い登りになったあたりでのらりくらりと走っていると、閃風脚のI嶋さんから「前出てこーい。勝っても俺が認めねーぞ!」とご指名(笑)。のこのこ前に上がっていく・・・けど、どうも足が重い。昨日調子にのって島2周&コース試走で3周ほど追い込んでしまい、BikeScoreを200くらい稼いでしまったのがよくなかったようだ・・・(アホ)。

3,4周目まではまったりいこうと思っていたのだけど、仕方がないので集団前方で走る。元気なI嶋さんがちょろっと飛び出したりする展開で進行。APEXのM松さんが足がありそう。下りで踏まない人、平坦で引いてくれない人がいて、どうもうまいリズムが作れない。3周目に入った段階で集団は8,9名くらいにまで絞られていた。

4周目(5周目かも?)の緩い登りでI嶋さんが飛び出していたので、少し踏んで合流。うしろと20mくらい離れた状態だったので、「行けたら行きましょう」と声をかけると、「キュッ」と斜度があがるところでI嶋さんが猛烈にペースアップ。ついていくので精一杯で、その先で引くことができず、下りに入るところで吸収・・・。どうも脚質があわなくてうまく協調できない。というか、今日の自分が弱すぎる。

「残り3周くらいで逃げよう」と心に決めていたので、6周目に入った先の緩斜面でペースアップして単独で抜け出す。登りでガンガン踏むと20-30mくらい離せたのでそのまま下り、平坦へ・・・と思ったけど、集団がすぐ後ろまで迫っていたので一旦吸収。まだ集団に7,8人残っていて、実力も近いので逃げるのは無謀だったみたい。

8周目に入ったところの緩斜面でI嶋さんが飛び出していたので、M松さんと一緒に追走すると後ろは一杯一杯のようで追ってこない。I嶋さんが待っててくれたので合流し、そのまま3人で平坦区間をパス。やっぱりこの3人か・・・と思いながら激坂に差し掛かると、二人のペースアップについていけずあっけなく千切られる。「3位かー、悔しいなー」と激坂をタラタラやっていると、思いがけずUGOのH山さんにパスされる。重いギアでぐいぐいいかれてしまってついていけず、そのまま4着でゴール。

35:48 246W 170rpm 92rpm

1: 4:31 245W 153bpm 84rpm
2: 4:36 226W 164bpm 89rpm
3: 4:24 287W 179bpm 99rpm
4: 4:28 235W 173bpm 96rpm
5: 4:43 211W 166bpm 89rpm
6: 4:25 256W 176bpm 100rpm
7: 4:27 249W 173bpm 91rpm
8: 4:20 260W 175bpm 92rpm

(Edge 500のオートラップが効かなかったのでラップタイムは参考値)

**

結局勝ったのはスプリント勝負を制したM松さん。あとで聞いたらM松さんは「死んでも逃げるな」とチームメイトから厳命されていたらしく、足のある彼がそういう走りに徹したことによっても「ゴール勝負」のレース展開が作られたと言えそう。

男らしくレースを作る走りをしたI嶋さんが2着。せめて3着には入りたかったけど、最後の最後で自分の詰めが甘さがもろに出てしまったレースでありました・・・。

三宅島ツアーに関しては改めて。

Sクラスは右京さんがスプリントを制して勝利。


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コメント (6)

pma:

4位入賞おめでとうございます!
悔しいでしょうけど、コンディションいまいちでの結果ですし、やっぱりすごいです。
29練が効いたか?次は美ヶ原ですね。お互いがんばりましょ~

yama-kei:

> pmaさん
ありがとうございます。
コンディションいまいちというか、レースを舐めすぎてました。
ホイールも「練習用のPowertapホイールでなんとかなるだろー」みたいな。
美ヶ原はダイエットして臨もうと思います。もう1週間しかないですけど(笑)。

タマキひろし:

表彰台おめでとうございます。
調子が悪くっても決めるところでは、ビシっと決めるあたりは、さずがエースですね。

ところで自分的にとても気になるのは、今回やまけいさんが昇級するのかしないのかです。
ぶっちゃけ、ライバルは一人でも少ない方が表彰台に登りやすいですし(笑)

おぉ、おめでとうございます。

Cに行っちゃうのかぁ~(>_<)
結局一緒のレースに出られなかったですねー。

雨蛙:

おめでとうございます!
なんだかんだ言っても、4~7周目はちゃっかり温存していたんですね。
でもタルんでいないポーズ作りのために6周目があったり、ちゃんと筋道立てて組み立ててるんですね。
早速いただきますw
いいなーJCRCでようかなー・・・

yama-kei:

> タマキひろしさん
勝つ足がなかったのは仕方がないとして、最後にさされたのがなんとも…です。
自由昇級だったので、次の群馬は初めてだしDクラスにしようかと思っていたのですが、どーせ闘うならレベルの高いところで・・・と考えて、Cに昇格予定です。

> ダジャさん
そういえば、結局JCRCではまだ一緒に走ってませんね。
なんとなく群馬ではダジャさんが上がって自分がCに残りそうな気がするので、修善寺では一緒に闘いましょう!

> 雨蛙さん
いやー、千切れるほどキツくはないけど、自分からレースを動かしていくほどの足がなかったので厳しかったです。調子よければ逃げたかったんですけどね。ほんと、ロードレースは作戦とその場その場に応じた判断が大事です。
BearBellメンバーでロードレース練やるのもよいですね。

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2010年06月20日 23:54に投稿されたエントリーのページです。

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