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ロードレーサーは最強のサイクリング・マシーン アーカイブ

2009年01月30日

2009年のロングライド

2009年、開拓予定の面白そうなコースをいくつか。

- 奥武蔵峠ハントサイクリング
奥武蔵グリーンラインに飯能側からエントリーするコース。飯能まで行くルートが悩ましい。

- 箱根サイクリング
江ノ島基点で旧東海道から箱根に登り、オレンジラインを下って湯河原経由で戻ってくるロングルート(自宅からだと220km前後)。平地区間が多いので、仲間を募って走ったほうが楽しそう。旧東海道は地獄だけど、くだりのオレンジラインはfumyもよくトレーニングで走っていたというよさげなコース。

- 銚子サイクリング
これは去年からの宿題。
早朝に出発し、利根川サイクリングコースを利用して銚子まで行って帰ってくる。
利根川サイクリングコースへの繋ぎ方がまだ固まってない。自宅からだと約320km。
日が長くて暑くない時期に、3,4人で集団走行しないとコンプリートするのが辛そう。根性系。

2009年02月22日

道志みちから山中湖往復

ピカピカの天気だった土曜日は2009年初のロングライドへ。
まだ本格的にフルパワーで走る時期ではないと思ったので、長距離をノンストップで走ることができる道志みちを使って山名湖を往復。

走行距離:203km
走行時間:8:13
獲得標高:2138m

以下、簡単なメモ。

山伏峠はほとんど凍結もなく通過は問題なし。ただし降雪・降雨後は危なさそう。
東京側から登るのは初めてだったのだけど、峠の手前3-4kmがなかなか辛い。ノンストップで30kmの登り基調の道を走った後に10%の長いストレートが続くのは勘弁して欲しい。

朝のうちは気温も低く、峠の下りは冷えるので防寒装備はしっかりしたほうがよさげ。ASSOSのAir Jack 851ジャケットとオーバーシューズ、デマルキのタイツとスカルキャップのおかげで、防寒対策はバッチリ。下界に下りてきてからは暑かった。

さすがにこの距離を走ると、Extreme-Power号の現状に対する不満がちょこちょ出てくる。

- San Marco Aspide FXは固すぎる。座骨のあたりが痛くなってくるのでポジションを変えながらだましだまし走行。200km走れるかといえば"YES"だけど、ロングライドではもっと楽したい。

- 3T ROTUNDO TEAMのドロップ部分のアールが狭すぎて下ハンポジションが少し窮屈。もう少しだけドロップ部分が広ければ言うことなしなんだけど。惜しい。

- 13-25Tカセットは、平地+アップダウンでの練習なら問題ないけど峠の下りだと回しきってしまう。やはり、12-25Tはオールマイティーに使えて便利。

- ノーマルドライブ(53x39)での峠越えは辛い。斜度10%くらいまでならなんとかなるけど、そんなに無理してどうするよという感じ。特に、ノーマルドライブのメリットがゼロなヒルクライムのことを考えるとコンパクトドライブが欲しい。

**

行きに津久井湖の手前あたりのバンプでポケットからサイフが落ちてしまい、トラックに轢かれてカードが折れてしまった・・・。携帯用のサイフだから他にダメージがなかったのが救い。コンビニ補給の後にジッパーを閉め忘れていたのが敗因でした・・・。

2009年04月12日

辛けりゃいいってもんじゃない

日曜日は前からやろうと思っていた白石峠サイクリングへ。

- 早朝の八高線沿いの道は走りやすくてトレーニングに最適
- 越生のシロクマパンは噂通りナイスなパン屋さん
- 白石峠残り1kmでEdge 705がハング。マジで勘弁してください・・・
- 白石峠のタイムは26分くらい。遠いので、次に行くのはいつになるやら
- 秩父方面の峠&道は丹沢・奥多摩方面とは違ったローカルな雰囲気が素敵
- 200kmオーバーのサイクリングでTTっぽく峠にアタックするのは無謀

やはり、トレーニングは辛けりゃいいってもんじゃないなぁ、ということを実感。

トレーニングを効果的かつ効率的にやっていくためには、翌日以降に疲れを残しすぎてしまうタフなロングライドはよくない。でも、個人的にはこの手のロングライドのほうが好きなので、レース活動に興味がなくなったらロードレーサーの主な利用用途はこの手のサイクリングメインということになりそう。そして、そうなるとやっぱり残るのはExtreme-Power号じゃなくてMaster X-Light号なのだろうな。

2009年05月11日

逆川林道

晴天に恵まれた土曜日は、某コミュニティーサイトでの企画に参加させていただく形で逆川林道から秩父に行って帰ってくるツーリングへ。
同行者はイーターさんとkenさん。

武蔵五日市に集合し、梅ヶ谷峠~軍畑~小沢峠~名栗湖~逆川林道~秩父さくら湖~299号~山伏峠~小沢峠~新奥多摩街道と乗り継いで帰宅。このコースはもともとナルシマのウェブページで紹介されていたもので、昨年9月にチームメイトと走っていたので今回は余裕をもって走ることができた。


名栗湖の少し手前にある「さわらびの湯」の売店周辺から名栗の集落を眺める。


逆川林道は岩ゴロゴロの水ジャージャー。
昨年の9月に来たときよりも確実に路面の状況が悪かった。


有間峠から名栗湖を見下ろす。新緑がきれい。
右上、遙か彼方に西武ドームが見える。


秩父さくら湖方面への下り。
道が川になってました・・・。

逆川林道は10%の斜度が5,6kmに渡って続くタフな登りだけど、秩父らしい山深さを楽しむという意味ではナイスなコースだと思う。ただし、路面の状況が悪いのでパンク対策&注意深い走行が必要。

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これまた夏日だった日曜日は、テニスの春の実業団第三戦。
チームの勝利が確定している状態でシングルス1の自分の出番。
ところどころ怪しい流れになりながらも、6-3 6-3での勝利。やっぱりモチベーションを維持していく上で「勝つ」ってのは大事ですね。今回は応援が複数名来てくれたので賑やかでよかった。

来週のしらびそ対策として、FC-7950(50/34 170mm)を導入。
ケイデンスマグネットのついた左クランクはそのまま流用。
重量を量ろうと思ってたけど、忘れてしもうた・・・。

2009年05月24日

富士山一周サイクリング

すばるライン試走の続き。

すばるラインの試走を終えて下ってきた後は、河口湖方面に向かう途中にあるイタリアンでランチ。2時近くになっていたので「ひとまず白糸の滝まで行ってみましょう」と国道139号&県道71号で反時計回りで富士宮市方面へ。

県道71号は富士山麓の原始林を突っ切るコースで、予想以上に交通量が多い&ところどころ路面が悪くてアップダウンが続くので苦労させられるものの、青木ヶ原の展望台を過ぎてからは下り基調で見通しのよい草原が続いてテンションが上がってくる。アメリカの片田舎みたいな雰囲気が素敵。やはり、広い景色の中を走るのはよいですネ。

「白糸の滝」はちょっとした観光地になっているのだけど、これが侮れない面白スポット。この滝の上には川が存在しないそうで、溶岩から水が染み出して珍しい景観を作り出している。アイスを食べて、ツーリング気分を満喫。

この時点で大分遅くなっていたのだけど、今来た道を引き返すor139号で富士吉田に帰るのはもったいないという気分になってきたので、オリジナルの計画通りそのまま富士山一周コースへゴー。

国道469号で越前岳と富士山との間を繋ぐ稜線を越えるのがなかなか辛い。道自体は広いしきれいで走りやすいのだけど、中途半端に斜度が変化するのが足に来る。469号に乗ったまま裾野&御殿場界隈を突っ切り、国道138号をじわじわ登って籠坂峠を越えて山中湖へ。

籠坂峠周辺で日没を迎えて暗くなってきて、なかなかスリリングかつ危険な香りのするサイクリングになってしまったものの、フラット&追い風の山中湖畔をかっ飛ばすのはなかなか爽快な体験だった。

結局、富士吉田駅に戻ったのは8時ちょい前。駅の地下にあったスーパーでゲットした食い物を富士急行の車内で平らげて、大月からあずさに乗って自宅へと帰りついた。

**

今回使った富士山一周のコースはなかなかタフで、本来の目的だったすばるライン試走の記憶があっさり後ろに吹き飛んでしまうほど印象的なサイクリングが楽しめた。やはり、知らない場所で偶然面白いものに出会えたり、予期せぬ事態を切り抜けていくプロセスはサイコーに楽しい。

そして、この手のサイクリングを楽しむ上でEdge 705があることは、道迷いのストレスから開放されるという意味で実に素晴らしいナァと再認識。道迷いがなくなることによって偶然の出会いがなくなってしまうのではないかという声もありそうだけど、逆に「安全に迷うことができる」という見方もできるんじゃないかと思う。

サイクリング部出身のmeromeliteさんと一緒に走っていると、色々と学ぶことが多くてとても勉強になる。山登りと同じように、サイクリングにも安全にグループ行動をするためのノウハウがたくさんあるのだなぁ、と感じた。
同行していただき、ありがとうございました&お疲れ様でした!

2009年07月12日

山中湖往復

土曜日はできるだけ距離を稼ぎたかったので、チームメンバー二人と山中湖往復。

203km
2509m

この時期にしては気温も低く、天気も安定していたので、辛うじてサイクリング日和といえなくもないかな、という感じ。8:00是政橋集合で、尾根幹線~町田街道とつないで、あとは道志みちをひたすら走る。

今日は距離を稼ぐことが目的なので、無理して負荷をかけないペースでアップダウンをこなしていく。最近乗ってないというMJさんは若干辛そう。対して、富士ヒルクライム以来心を入れ替えて、乗鞍に向けてトレーニングしまくっているというOzyさんは余裕の表情。

「トドメの一撃」の山伏峠を越えれば、あとは気分のよい下り基調の道をタラタラと流して山中湖に到着。御殿場方面への分岐の交差点のところにあるほうとう屋さんで、ほうとうわかさぎの天ぷらを平らげて腹を満たす。今日は曇ってるので富士山が見えないのが惜しい。

帰りは下り基調なので、Ozyさんと交代で引いて快調に東京を目指す・・・、と青山の交差点まで残り10kmを切ったあたりで後ろから物凄い勢いでガイジンさんが追い抜いていく。低いケイデンスで重いギアを淡々と踏む走りは自分のガタイでは真似できない走り。その後ろからもう一人のガイジンさんが追いかけてきたので、流れ的にこの人達と一緒に走ることに。

アタックかけたり、引き続けたり・・・とカラッカラに足が売り切れるまで頑張って、青山の交差点でレース終了。いつの間にやらMJさんが完全復活していて驚いた。逆に、自分はもう足が残ってなかったので、町田街道~多摩ニュータウン通りとつないで辿り着いた多摩川CRではMJさんにひいてもらったりして、どうにかこうにか家に辿り着いた。

やっぱりサイクリングは楽しいな~、と再認識した一日だった。

2009年08月22日

荒川&入間川サイクリング

戸田在住のS尾君とまったりサイクリング。

7時に戸田大橋集合。
荒川CR~入間川CR~豊水橋から根津坂上の交差点経由で越生へ移動。しろくまパンで休憩してから弓立山に登り、パラグライダーを見物。S尾君の同僚の実家の定食屋さん@ときがわ町で食事をご馳走になり、来た道を戻って帰宅。

走行距離は202km。
主にエンデュランスペースでの走行だったとはいえ、夏のロングライドは暑さで消耗するので帰ってから疲れがドッと出た。

荒川CRは車止めが定期的に現れるのが結構ウザい。
秋ヶ瀬公園の区間は気持ちよくスピードが出せるので37,8km/hでガシガシ踏む。

入間川CRを走るのは初めてだったものの、荒川CRからの繋げ方に迷うことはなかった。ただし、入間川CRは人が少ない代わりにあんまり走りやすくないので、移動手段と割り切って使ったほうがよさそう。物見山のあたりを経由したほうがよいのかな。

弓立山の登りは5,6kmと短いので気楽にスタートしたのだけど、山頂に登り詰める最後の2,3kmがなかなかハード。TTペースで登ったら最後の15%の坂で足がもげるんじゃないかと思う。

弓立山は独立したピークなので見晴らしがよく、堂平山と同じようにパラグライダーの離陸場がある。今日の昼頃は上昇気流に恵まれていたようで、みな楽しそうに準備して、空へと飛び立っていた。

**

家からしろくまパンまで、多摩川経由だと3時間で、荒川&入間川経由だと3時間半。ちょっと遠いけど、まだ登ったことのない峠が山盛りあるので、今年の夏~秋はちょこちょこ走りにでかけることにしよう。

2009年09月27日

都民の森~柳沢峠サイクリング

土曜日はLEGONな方々に混ぜてもらって山梨方面へサイクリング。
武蔵五日市集合で都民の森を越え、柳沢峠をパスして塩山まで・・・というコース設定。あらかじめ着替え&輪行装備を塩山周辺のクロネコヤマトの営業所に送っておくことで、ゴールに着いてからバーベキューと温泉を楽しんでしまおうという素敵プランだ。

先週の山登りによる筋肉痛が酷く、自転車にも乗れていなかったので木曜日の時点では不参加も考えていたのだけど、「ま~サイクリングだしなんとかなるでしょ」ってことで、予定通り参加することにした。
今回は、最近出番の少ないMaster X-Light号+Neutronで出走。

**

5:40に自宅発。まずはkenさんと7:15@荻原橋で合流(この時点で遅刻。ごめんなさい・・・)し、8:00集合の武蔵五日市へ。秋川街道経由で武蔵五日市を目指す際、山道区間に入る手前で右に折れることでトンネルに向けた登りをスキップするルートをシンボーさんに教えてもらった。う~む、これは便利。

武蔵五日市には10名のサイクリストが結集。
檜原街道をのんびり気味に走って都民の森を目指す。途中からペースが上がったのでそれについていき、どうにかこうにか先頭グループにくっついたまま都民の森へゴール。心拍数がアホほど上がる。う~む、やっぱり今日は調子が悪いようだ。

2名がここで離脱したので、8名で奥多摩湖岸まで下る。下りは非クライマーな二人組がガシガシ飛ばすので頑張ってついていく。下りの苦手意識は大分払拭できつつあるようだ。

丹波山村の道の駅に立ち寄って休憩した後は、長い長い登り基調の道を走って柳沢峠を目指す。都民の森への登りで完全に足が終わってしまっていたので、全然パワーが出ない。多分140-150Wくらい。結果、メインメンバーから大きく遅れてしまい、タレまくりの状態で柳沢峠へゴール。

柳沢峠~塩山への下りは快適。見晴らしもよいし路面もきれいなので、気持ちのよいダウンヒルが楽しめる。ヤマトの営業所で荷物をピックアップし、山の中腹にあるフルーツ公園内のバーベキュー場へ移動・・・と後輪がパンク。他メンバーには先に行ってもらい、パンク修理は後回しにしてハードな斜面を自転車を押して駆けあがる。途中からの階段区間はフレームを肩に掛けてガッツで登る。こんなところでクロモリフレームを後悔することになろうとは・・。


(ドーム状の建物があるのがフルーツ公園。バーベキューと温泉のためなら頑張って登ります(?))

無事バーベキュー場に着いたので、楽しい楽しいバーベキュー。身体が肉を欲していることがよく分かるので、ガツガツ食べる。焼きそばも美味。食べる合間にパンク修理したところ、ホッチキスのような鉄片が見事にタイヤに突き刺さっていた・・・。

バーベキューで腹を満たした後は、ちょっと上がったところにある赤松の湯「ぷくぷく」で汗を流す。疲れたときの温泉はとにかくサイコー。露天風呂からの景色もナイスで、ここは夜来たら面白いかも。

温泉後は山梨市駅までサクッと下り、電車に乗って帰宅。
日帰りの自走では行きにくい柳沢峠、とウマいバーベキュー、そして温泉を堪能することのできる、楽しい一日だった。

2009年10月31日

三浦半島をウロウロ

三浦半島の立石周辺にあるRestaurant DONで美味しいと評判の「渡り蟹のトマトクリーム・スパゲッティ」を食するべく、三浦半島へ。

この界隈のサイクリストのよい練習コースであり、ベンチマークとなっている湘南国際村の登りでTTをしてみたかったので、今日はExtreme-Power号で出発。ニコタマから下流側へは神奈川側の車道を走る。追い風なので、200Wちょいで40km/h前後で巡行できる。なかなか快調な出だし。

15号をまったり走って横浜まで行き、16号を辿って横須賀方面へ向かい、逸見駅入口の交差点を右折して内陸部へ。逸見が丘の登りをこなした先、湘南国際村方面に向かうには池上十字路で右折する必要があったのだけど、これを直進してしまって道に迷う・・・。アウチ。

衣笠の駅を越えた先で右折して半島の西側に出るコースに変更し、10時過ぎに立石公園に到着。まだ待ち合わせ時間には早かったので、ちょっと休憩してから湘南国際村方面の登りをこなし、スタート地点まで下ってからTT開始。食餌制限を一切していない(というか、むしろここぞとばかりに食いまくってる)ので、ここのところ体重はコンスタントに60kgオーバー。タイムを出すというよりは、パワー値をできるだけ一定にして登る練習という位置づけ。

出だしが急坂なので、がしがし踏むと370~380W出てしまう。今の調子だと、7,8分持続できるのはせいぜい300Wくらいだと思い、ペースをゆるめる。斜度6-7%の区間では300Wを下回ってしまうのでもっと踏もうとするものの、筋肉が言うことを聞いてくれない・・・。う~ん、やっぱり調子がよくない。交差点を曲がってから斜度が上がった区間ではタレ気味になってしまい、最後の登りの手前の下りでも足を止めてしまうダメダメっぷり。

7:59
178bpm
93rpm
279W

今日のマジ走りはこれにて終了。
立石まで一気に下って、鎌倉の実家に帰っているMちゃんと合流して食事。今日は天気がよいので、テラス席に座って噂の「渡り蟹のトマトクリーム・スパゲッティ」を注文。
う~む・・・、うまい!

食後は防波堤の上で海を見ながらのんびりし、御用邸の脇にある一色海岸に移動して海岸を散歩。今日は晩秋とは思えない暖かさなので、波打ち際で遊んでる家族やらシーカヤックしてる人やらがいてなかなか楽しげ。とはいえ、湘南のビーチより人が全然少ないので、のんびりした雰囲気でくつろぐことができる。


(サーフボードに立って漕ぐ人たち。新しい遊び?気のせいか、南の国から来た人っぽい)


(靴下でビーチをうろうろ・・・)

海を楽しんだ後はホーム・スウィート・ホームを目指して退屈な帰路につく。逗子駅の脇から半島を横断して16号に乗り、行きと全く同じルートで家へと帰り着いた。

**

10月の走行距離は645km。
週2ペースでそこそこの負荷をかける意識をしてきたけど、登りに関しては全然駄目。
体重云々はさておき、7,8分のTTでは300Wをキープしたかった・・・。

2009年11月09日

秩父サイクリング

日曜日は龍勢ヒルクライムの試走をしにいくというコオさん一行にご一緒させていただく形で秩父サイクリングへゴー。

9:00に小作駅集合で山伏峠を越えて299号を下り、秩父市を越えて龍勢ヒルクライムのコースを走って自走で帰る・・・という、非常にチャレンジングな計画だ。

土曜日は奥多摩で山登りをしていたので少々疲弊気味で、DNSすることも考えていたものの、温泉に入ってしっかり寝たら回復できたので、6時過ぎに家を出る。今日はCraftのインナーにRapha Long Sleeve Jersey、ビブニッカー、峠の下り用のウィンドブレーカーとフリースの手袋という装備。

コオさんとジョージさんと狛江で集合し、多摩川CRと新奥多摩街道を北上して集合ポイントの小作へ移動。もともとは東青梅集合だったものの、お祭りによる渋滞が予想されたので、それを回避するべくバーディ坂を経由して名栗へ。先頭固定だったコオさんに代わって、山伏峠手前の区間は220W前後で先頭を引く。

山伏峠に突入後もペースを落とさずゴリゴリ登る。8人いたメンバーが少しずつバラけて、調子が悪いと言うコオさんもジワジワ遅れる。残り数キロの雨蛙さんとの二人旅はついていけるギリギリのペース。峠の手前でアタックを仕掛けてサイドバイサイドの争いを鼻差で勝利。春にTTモードで走ったときとほぼ同じペースだったようだ。14:40, 250W, 178bpm, 93rpm。

山伏峠~299号~秩父の下りはヤマさんがガシガシ飛ばすので、シャカシャカ回して追いかける。体格のいいヤマさんに下りで本気で踏まれたら絶対追いつけません・・・。秩父に下りてから先、龍勢ヒルクライムのスタート地点までは小さな峠を2,3個越えるのでなかなかしんどい。見知らぬルートなので、今日はGPSが大活躍。途中で2回目のパンクを喫したジョージさんはそのまま引き返して帰宅されるとのこと。残念。

龍勢ヒルクライムのコースは、スタートしてしばらくは登り基調のアップダウンが続く。何回か分かりにくい分岐があるので、分岐ごとに再集合しながら進行。沢沿いの道を離れ、鳥居をくぐって林道に入るとすぐに14,5%の坂に突入する。グイグイと高度を上げていくと、いかにも「山奥の村」というテイストの集落を過ぎる。山深い雰囲気も素敵で、レースで走るのでなければなかなか楽しめる。8-10%前後の斜度を登り続けた先の峠をパスして一旦下り。道が狭いし路面コンディションもそんなによくないので、レース時は注意しないと危なさそう。分かりにくい分岐を右折して残り約200mの高度差をジワジワと登ってようやくゴール。

龍勢ヒルクライムは、距離16.4kmで高度差720mという数値からは想像できないしんどいコースだな~という印象。しらびそでもそうだったけど、R&Iのイベントは変態的でマニアックでタフなものが多いですな・・・。途中で再集合のためにストップしたのを除くと56分くらいのペース。203W, 166bpm, 88rpm。

登り切った後は同じ道を下って秩父方面へ。大分遅い時間になってしまったので、腹をくくって秩父からの輪行するつもりで来た道を戻る。よい練習になりそうなアップダウンで先頭を引いていると、ヤマさんのアタックがかかるので必死で対応。ボロボロの足で秩父に帰り着き、今日のメインディッシュ(?)のわらじかつを食べに安田屋へ。

躊躇することなしに注文した2枚入りのわらじかつ丼は、自転車に乗った後ではなければ完食できる気がしないボリュームだけど、楽勝で平らげる。店を出た時点で4時過ぎ。山伏峠を越えて帰るという二人組を見送り、西武秩父駅近くのスーパーでビニール袋とガムテープを調達し、ゴミ袋輪行で池袋へ。ゴミ袋輪行エキスパートのポンさんにいろいろレクチャーしていただけて大変助かりました。


(初体験のビニール袋輪行)


(レッドアロー号で輪行)

池袋からはコオさんと一緒に山手通りを南下し、8時前には家に帰り着いた。
今日の走行距離は約155km。計画通り走ってたら280kmのデス・ロードになっていたみたい。やはり、日帰りの自走で秩父市を越えるのは辛いですね・・・。

2009年11月21日

白石峠でFTP計測

オフシーズンのトレーニングをはじめる前に、現状確認をしたかったのでサイクリングがてらFTP計測をするべく白石峠へ。
この時期の奥武蔵グリーンラインは冬枯れの木立の間からの景色がよいので大好き。

今日は6:30に家を出発。
多摩川CRで立川周辺まで行き、モノレールの下を走ってる芋窪街道〜青梅街道〜八高線の脇の道を使って飯能まで行き、越生を超えたところでしろくまパンに寄って補給食調達・・・と思ったら開店時間(10時)の15分前だったので、スルーして白石峠へ。エンデュランスペースでのんびりではあるものの、悪いペースではない。白石峠の登り口までの所要時間は約3時間半。

心拍数を一旦落としてからアタック開始。
計りたいのは20分のオールアウトエフォートなので、はじめから飛ばす。13,14%の区間も容赦なく踏む。・・・ってしばらくヒルクライムを意識した走りをしていなかったので、勾配が緩くなったときにしっかり踏むことができてない。タイムを狙う走りとしては全然駄目。そこそこのペースで20分走れたので、あわよくばベストタイム更新を狙えるかな・・・とダンシングを織り交ぜながら登っていったら・・・足、つりました。

左足の大腿四頭筋とヒラメ筋、右足の大腿四頭筋もやばい。ダンシングすると大変なことになるので、タイムは諦めて残りはサイクリングペース。

[白石峠]
6.4km
540m
28:00
251W
177bpm
79rpm

峠について休憩しようと左足をペダルから外したら足がパキーンと伸びてしまい、安全に自転車から降りるのに一苦労。寝っ転がって羊羹食べて、10分くらい休んでいたら復活したので、サイクリングを再開。経験的に言って、休憩せずに走り続けるた時&&大きな負荷を断続的にかけた時に足がつりやすいみたい。今回はほぼノンストップで3時間半走った上に白石峠をアタックしたわけで、条件としては最悪でした・・・。反省。


期待を裏切らない刈場坂峠からの展望


正丸峠に登り返す途中

刈場坂峠から展望を楽しみ、299号方面に下ってから正丸峠に登り返す。峠には12時ちょい前についたので、峠の茶屋でランチ。正丸峠への登り返しは斜度がきつくないので、疲れ気味の足でも問題なく登れるのがよいですね。定番の正丸丼を食べて元気が出てきたので、山伏峠、小沢峠をパスして、成木街道経由で東青梅に出て、新奥多摩街道〜多摩川CRと繋いで15:30に帰宅。


正丸丼


多摩川の色が冬っぽくなってきた

今年くらいから、山を走った後に名栗周辺まで戻ってくると「帰ってきた」気がするのだけど、我ながらこの感覚は狂ってるな〜と思ってしまう。まぁ、帰りがどういう行程で、どのくらい時間がかかるかの感覚があるからこそ、そう思うのだろうけれど。

今日の服装はcraftのインナーにLong Sleeve Jersey、Lightweight Soft Shell Jacket、ロングタイツ、指ありグローブ、シューズカバー、それにスカルキャップというノリ。ジャケットだとちょっと暑いかな〜と心配したものの、そこまで気温が上がらなかったのでジッパーを上げ下げして調整できた。さすがに白石峠アタック中は汗がポタポタ落ちたけど。体感的に大きな影響があるのは、スカルキャップの有無。白石峠アタック中と、東青梅に戻ってきてからはずっと外していた。

187km
1809m
8:36
146bpm
162W

今日の走りのさりげない収穫は、一回の休憩@正丸峠だけで山岳込みの190kmコースを走りきれたことかな。あ、途中で足つってたので正確には1回じゃないですが・・・。

**

・・・で、肝心のFTPは、白石峠の前半20分の数値が274Wだったので、274*0.95=260Wという結果。2009年のベストパフォーマンスの推定値が260Wだったので、意外にもほとんど落ちずに済んでいたみたい。最近ちょこちょこ乗っていたので、ある程度復活していたっつ〜説もありますね。

いずれにせよ、冬の間からコツコツと築き上げてきたものが無駄になっていなかったことを確認できたのはうれしい限り。

あとは、Power Profile Testをやれば現状把握は完了。
来年に向けて頑張ろう。

2009年11月30日

奥武蔵サイクリング

日曜日はLEGONメンバーを誘って奥武蔵方面のサイクリングへ。

コースは去年のほぼ同時期に単独で走ったことのある、東青梅〜山伏〜299下る〜定峰〜刈場坂〜正丸〜山伏〜東青梅。去年走ったときは天気にも恵まれて最高に気持ちがよくて、帰りの山伏からのダウンヒルの最中に「自転車ってやっぱり楽しいな〜」->「コルナゴ大好き!」->「レース用のコルナゴ欲しいな〜」・・・と、Extreme-Power号を導入するきっかけになった思い出のあるサイクリングだ。

6:45にコオさんと是政で待ち合わせ・・・と思ったら出発に手間取って10分遅刻してしまい、さらに余裕かまして走っていたら、8:00@東青梅集合にこれまた10分強遅刻(ごめんなさい)。暗くなる前に東京に帰りたかったので早めの集合時間を設定したのに、言い出しっぺの自分が遅れてどうする・・・。

今日は寒そうだったので、長袖インナー、半袖ジャージ、Long Sleeve Jacket、ロングタイツ、スカルキャップ、冬用グローブ、シューズカバーという装備。・・・と思ったら、山伏峠手前の気温表示が8度だったので、「極寒」ってわけではなかったみたい。自転車は、ツーリング用のMaster X-Light。

自分の先頭固定で山伏まで。途中、雨蛙さんが先頭に出てくれたものの、登りでグイグイ行ってしまうので前に出てペースを戻す。山伏の登り口でba-mosさんのチェーンが脱落。ちょっと待って、先行した他のメンバーを追う。無事に集団復帰できたものの、先行する雨蛙さんには追いつけず。今日は諸事情あってGTの通勤用ロードでの参戦とのことだけど、そんなことは全く感じさせない強さだ。自分は土曜日のPower Profile Testで足がいってしまっているので、登りで無理すると帰りが辛くなるだけだと思って大人な走りに徹することに。

299の下りはペースアップしたba-mosさんに張り付いて、先頭交代しながら下る。そこそこいいペースかな・・・と思ったら信号で引っかかってあえなく吸収。坂氷の交差点を右折し、下り基調の道を走ってコンビニで休憩。午後から用事があるというba-mosさんはここで離脱。

道なりに走っていくと、そのまま定峰峠の登り口にかかる。例によって雨蛙さんがペースアップして先行。自分とコオさん、ところでさんは無理しないペースで追走。このあたりは晴れてると展望がきいて、紅葉の山と秩父市街が見渡せる素敵な山道なのだけど、今日の曇り空だといまひとつ。おしゃべりしなら定峰峠にゴールし、奥武蔵グリーンラインはまったりペースで走行。

この時間帯は晴れ間が見えていたので、気分よく刈場坂峠に到着。展望はいまひとつだったけど、お約束の写真は撮る。「刈場坂峠からの下りが嫌い」という雨蛙さんに先行する形で正丸峠への登り返しにかかる。登り口で先行したチームARAIの人がよいペースで走っていたので、ペーサーとして利用させてもらってコオさんとおしゃべりしながら登る。そこそこよいペースだったので「これなら雨蛙さんも追いつけないでしょ〜」なんて言っていたのだけど、峠まで残り1km前後の地点で突然後ろにいてビビる。本人曰く「俺は熊ですか」。ここまで来て先行されるのも悔しいので、じんわりペースアップ。さすがにここまで来るのに足を使っているのか、雨蛙さんもちょっと辛そう。このまま平和に峠にゴールかな・・・と思ったらコオさんがシッティングのままスルスルスル〜っとペースアップして抜け出す。ダンシングして追うものの届かず。・・・無念!!

昼過ぎだったので、正丸峠でランチ。
みなで仲良く正丸丼を食べて、外の寒さにビビりながら走り出して山伏を下り、雨蛙さんにガイドしてもらって山王峠を超えて新奥多摩街道〜多摩川CR経由で5時前に帰宅。真っ暗な多摩川CRを走る羽目になることを恐れていたのだけど、ギリギリのタイミングで間に合った。

205km
2268m

**

今更だけど、クロモリのMaster X-Lightは「かたい」フレームだな〜ということを再認識。クロモリ特有のしなりがある独特の踏み心地であるけど、中速〜高速域でグリグリと踏むと、ぶっとい芯が通っているような感触でブンブン加速してくれる。その代わりに個人的に辛く感じるのが走り出しで、硬いし重いしで足にくる。平地主体のレースであれば、クロモリはまだまだ現役で使えるんじゃないかな〜と思った。

2009年12月19日

ごんぱちサイクリング

土曜日は藤沢界隈にあるほうとう屋さん「へっころ谷」の姉妹店、「ごんぱち」を目指してサイクリング。翌日がレースなので足に疲れを残さないようLSDペースで・・・と思ってはいたものの、そうは問屋がおろさないのが現実世界・・・。

8時にコオさんと是政橋周辺で集合。LSDらしからぬペースで連行寺坂をクリアし、尾根幹線を気持ちよくかっ飛ばしてから尾根緑道経由で境川CRへ。今日は寒いけどピカピカの天気。尾根緑道からは丹沢の山がクッキリ見える。246より上流の境川CRは狭いし人もいるし道を横切ったりするので、LSDペースにも満たないスピードでタラタラ。246から先はそこそこ快調に走って六会日大のあたりで境川CRを離れ、GPSに入れておいたルートをたよりに「ごんぱち」へ。

慶応の湘南藤沢キャンパス近くの道を走って行くと、目の前に富士山がドカンと現れる。さらに、畑がちらほら見えるのどかな道を辿って無事にごんぱち到着。古民家を改装したお店の中は落ち着く雰囲気でとても素敵。ある程度広いので、大勢で押し掛けても大丈夫そう。早速キムチほうとうを注文し、「かぼちゃがなくっちゃはじまりませんよね」などと会話を交わしながらほうとうをいただく。うーーーん・・・うまい!

近所に住んでいるへっころ谷ファンの友達(へっころ谷を教えてくれたのもこの人)に声をかけておいたところ、ひょっこり顔を出してくれたので久しぶりに雑談。同じルートを帰るのもつまんないし、246経由で帰るのも味気ない・・・ってことで、江ノ島まで出て海を拝んで、鎌倉〜横浜経由で帰りましょうってことにして昼前に出発。

走りにくい藤沢街道をクリアして、江ノ島のところで海に出るとなかなか爽快な気分。そのまま海沿いの134号沿いを気持ちよく走り、21号-16号-15号経由で横浜、川崎と走り、最後のシメに多摩川の右岸沿いの道を車にもまれながら高速巡航してニコタマで解散。

予想通りの展開とはいえ、LSDペースで走っていた時間があんまりない充実したサイクリングでありました・・・。
ごんぱちは気に入ったからまた遊びにいくことにしようっと。

153km
715m up

2009年12月29日

奥多摩サイクリング

KOHさん主催で「雨蛙さんに鬼引きしてもらえる」サイクリングがある、ということで奥多摩方面へ。

山の上の方は凍結が怖いので、東青梅基点で奥多摩界隈で凍結の心配がなさそうなルートをつないだ約100kmの周回コース。途中で釜飯を食べようというのが今回の計画唯一の「お楽しみ(?)」。

**

9:30に東青梅集合。
今日はこの時期のほぼ平均的な気温のようだったので、Patagoniaのインナーに半袖ジャージ+Lightweight Softshell Jacket、下がビブショーツ+パッドなしロングタイツという装備。登りでは多少暑かったりしたけど、概ね快適に走ることができた。自転車はサブバイクのTIME VX Elite + Ksyrium SL。スペアのチューブラータイヤは大きめのサドルバッグによい感じで収まった。

8:00に是政橋でKOHさんと合流し、追い風に助けられて走って行ったら15分前に到着。今日の参加者はタマキさん、PMAさん、ポンさん、KOHさん、雨蛙さん。

輪行メンバーの装備を青梅駅のコインロッカーに預けてスタート。
公約通り、この界隈の道に詳しい雨蛙さんが先頭固定で411号を走る。よいペースだったけど、ちょっと物足りないかなーと前に出てペースを上げてみたりしつつ古里で左折し、吉野街道を下る。この区間はよい具合にアップダウンが続くので自然発生的にアタックがかかる。ただし、逆風なので逃げは自然と吸収される流れ。

長渕の交差点を右折して二ツ塚峠の登りをスタート。「誰かチギれてくれないかなー」とそこそこのペースで引くもののピッタリと全員ついてくる。PMAさんのペースアップにKOHさんが反応して先行。自分はさっきのアタックで足を使ってしまっていたのでペースがあげられず沈没。山岳ポイント手前でタマキさんにもかわされ、四着で峠をパス。山岳賞は常に落ち着いた走りを見せたKOHさん。雨蛙さんは足をセーブするためにのんびり登ってきたようだ。

坂本の交差点を右折して、梅ヶ谷峠を超えて奥多摩側へ。
梅ヶ谷峠をこっちから登るのは初めてだったのだけど、ここは峠の手前1kmまでが2-3%程度で残り1kmが7-9%の登り。緩斜面は雨蛙さんの安定したペースで進み、峠まで1km前後の地点でタマキさんがダンシングでアタック。ちょっと躊躇してから自分も飛び出す。誰も追ってこないので淡々とダンシングし続けて、峠の手前でタマキさんをかわして山岳賞ゲット。

吉野街道に復帰してからコンビニ休憩。
軍畑大橋を渡って411号に乗り、雨蛙さんの鬼引きで奥多摩方面に進む。登り基調の区間だけど、そこそこアップダウンがあり、後ろで走っていても限界に近いペース。2番手でも体感で240-250W出ていたので、先頭の雨蛙さんは290-300W前後出ていたはず。このペースで走り続ける雨蛙さんは本当に恐ろしい・・・。

海沢大橋の手前あたりで雨蛙さんがペースを落としたので前に出る。海沢大橋を左折した先のガツっとした登りでタマキさんがアタック。KOHさんが反応したのでついていくと、足をつったタマキさんがペースダウン。カウンターアタックでパスし、ゆるい登り基調の愛宕トンネルをガシガシ引く。トンネルが思ってた以上に長かったので、徐々にペースダウン。ついてきたのはKOHさんだけたったかと思いきや、しっかりついてきた雨蛙さんが軽やかにペースアップして追い抜いて行く。結局、足をつったタマキさん以外全員にパスされてトンネル区間を終了。

再び411号に乗り、奥多摩駅の奥の橋の上で休憩&写真撮影。せっかくなので日原街道をサイクリングペースでまったり走ってトンネルの手前まで行って折り返す。ここはほとんど車が来ない上に山が深いので、のんびり走るには実に最適なコース。411号に戻ってからはアタックをかけたりかけられたりしつつ、昼飯の釜飯を求めて川井の脇を左折。曲がった先がガツっと登っているので再びKOHさんとPMAさんが先行。・・・と思ったら、せっかくたどり着いた釜飯屋さんはお休み。

仕方がないので411号に戻って釜飯屋を探しながら走行。向かい風の下り基調で先頭を引き、平和なペースで進行・・・と思ったら「もう足ありませーん」とか言いながら雨蛙さんがアタック。集団が分裂した状態で、日向和田駅の近くに釜飯屋を発見したので(けっこう有名なお店だったみたい)、待ち望んだランチ。

ランチ後は青梅駅までまったり走って輪行組とお別れし、東青梅駅で雨蛙さんとタマキさんと別れ、KOHさんと二人で新奥多摩街道&多摩川CRを走って帰宅。

今回のサイクリングは足の揃ったメンバーだったので、常にプレッシャーを感じながら走ることができた。いやー・・・やっぱり自転車は楽しいですね。

205km/1366m

**

今日の走りで感じたことを忘れないようにメモ。

アタックの後の走り方がヘタクソ。アタックに力を割きすぎてしまい、そのあとに逃げ続ける余力がないのでアタックが無駄になる。アタックは「飛び出すのに必要な最低限の力で」。

高強度で先頭を引いている時は、辛くなる前に先頭交代を促す。愛宕トンネルでは完全に後半からペースダウンしてしまっていた。

2010年03月29日

山中湖サイクリング

日曜日は熊さんチームの面々を誘って、道志みち経由で山中湖へサイクリング。

橋本近くのコンビニに8:00集合。
今回の参加者は、自分、KOHさん、雨蛙さん、ba-mosさん、空次郎さん、ヤマさんの6名。
KOHさんと空次郎さんと多摩川原橋に待ち合わせして、尾根幹線経由で集合場所へ。分かりにくい集合場所が災いしてスタートが遅れてしまったものの、無事先のコンビニで待っていた雨蛙さんとも合流して行程をスタート。青山の交差点までは非武装地帯なので自分がテンポペースで引く。

今日は寒そうで、雨のリスクもあったので完全な冬装備。冬用インナーに半袖ジャージ、Lightweight Softshell Jacket、冬用ビブタイツ、スカルキャップ、シューズカバー。機材はExtreme-Power+Powertapホイール。

交差点を抜けた先も比較的平和なペースで進行。
前日牧馬峠でソリア練してたというKOHさんは、登りでナチュラルに遅れているので調子が悪い模様。自分も前日が山登りだったので、フレッシュな脚ではない。そんなわけで、元気はつらつな雨蛙さんが登りでグイグイ踏むと「やめてくれー」という声にならない叫びが出てしまう。一時は(チェーン落ち?)遅れていたba-mosさんと空次郎さんも合流して、しばらく5人組で進む。前を引くのは主に自分と雨蛙さんで、KOHさんは徹底的に前に出てこない。

平坦区間を抜けて登り区間にはいったところでちょっと踏んで先行。追走にKOHさんを参加させて脚を使わせてやろうという魂胆だけど、やっぱり前を引くのは雨蛙のみ。そのまま距離を保った状態で進み、下り区間でスピードを乗せて走っていると・・・やっぱりやってきましたKOHさん。下りが苦手な雨蛙さんが遅れたので、そのまま突き放すべく踏み続ける。まとまった登りが続く区間で雨蛙さんが追いついてくるのにビビりつつも、再び現れたテクニカルな下りで突き放す。「下りは自分が」と言ってくれたKOHさんを後ろから見ていると、タイトなコーナーを本当にきれいなラインでクリアしていく。自分はそこまでバンクさせる度胸がないなーとブレーキを踏むと、あっという間に5m、10mと距離があいてしまう。

そのまま先頭交代をしながら進んでいくものの、「道の駅」での休憩を前提に走ってたKOHさんが辛そう。「峠までまだ10kmくらいあります」という会話をしたしばらく先、きつめの登りを260,270Wくらいで淡々と登っていったら離れてしまったので、そのまま踏んで先行。平坦区間で200W、登りで250W出るか出ないかというギリギリな状態で粘って峠に先着。1分ちょっと遅れて雨蛙さんがやってきたので、もし峠がもっと長かったら追いつかれていた可能性が高そうだ・・・。

峠の付近の木々には雪のついていて寒々しい雰囲気。日が照るとあたたまるけど、やっぱり再集合はランチ場所のほうとう屋さんにすればよかったかなーと後続を待ちながら反省。途中でトイレストップしてたKOHさんを抜いたことに気づかず、そのまま山中湖側に降りてしまった雨蛙さんとも無事に合流して、ほうとう屋「小作」へ。

1,500円の豚辛口ほうとうは中身がたっぷりつまってて美味。広い店内スペースの雰囲気もなかなかナイスだったので、こっち方面に来た時は是非また寄ろうと思った。コンビニで補給して下りを開始。「逆風なのでローテしていきましょう」ってことで、山伏峠を超えて下ると早速雨蛙さんが遅れる(笑)。残りの5人で回していくと、強烈な逆風で先頭が大変キツい。でも、5人だとそれなりに楽できるのでよいペースで下っていく。登りが出たところで昨日富士山一周ブルベに出てたヤマさん(どこまでタフなんだ・・・)が遅れ、テクニカル気味な下りで遅れた空次郎さんが離れたので、残った三人でローテ。

みんな大分脚に来ているのでそこまでペースは上がらない。最後の10kmくらいから、前を思いっきり引っ張って二人を離せるかなーと頑張ってみるものの、効果なし。ヤマザキを超えた先、最後の登りで下ハンダンシングでグイグイいく・・・けどKOHさんにはばっちり反応されてしまう。この局面で後ろを引き離せる脚がないと駄目ですね。

青山の交差点で再集合。峠のすぐ先から単独行だったはずの雨蛙さんがたいして遅れることなくやってきたのにびっくり。待ち合わせポイントのコンビニで休憩してから解散し、ヘロヘロになりながら尾根幹線を走って帰宅した。

走行距離208km。
WKO+のTSSが457、GCのBikeScoreが426でありました・・・。

行きの道志みちの走りっぷりは猛レースで完全再現。
テクノロジーの無駄遣いっぽいところが実にいいですね。

2010年04月10日

白石峠サイクリング

サイクリングによさそうな日だったので、マイレージを稼ぎつつヒルクライムの走り方を思い出すために白石峠へ。

6時に出ようと思ったら二度寝してしまって7時に出発。
昼頃から気温が上がりそうだったので、冬用インナー+Long Sleeve Jersey、ビブニッカーという装備。家を出ることはこれでも少し寒いくらいだったけど、昼からは暑かった・・・。

立川から芋窪街道〜青梅街道〜八高線脇の道経由で飯能まで行き、白石峠まではサイウルハウス・ミカミ(Attack!! 299の主催をしてるとこ)のウェブページにあったルートを参考にした抜け道を利用。ところどころ道幅が狭かったり険しいアップダウンがあるけど、信号も車通りも少ないので快適に走ることができる。ところどころに桜や桃の花が咲き乱れていて実にナイス。200Wをキープするペースで走って、9:45くらいにシロクマパンの脇を通りかかったので補給&小休止して白石峠へ。


(抜け道の途中に温泉スタンドがあった。長野では見たことあったけど埼玉で見るのは初めて)

つい先日タマキひろしさんが25分切りの好タイムを出していたので、そのあたりを目標にしてスタート。270-280Wくらいを維持する意識で淡々と登る・・・けど、やっぱり白石峠はキツい!!斜度が7,8%に落ちると「いただきます」という気分になる峠はそう多くはない。基本はシッティング縛りで、13,4%の区間や斜面が緩くなったところでダンシングを発動。心拍数がずーっと175bpmだったので、ペーシングはうまくいっていたみたい。残り2kmを切って「さぁここから!」となったところで積極的にダンシングを使い始めたところ、ふくらはぎがつってシッティング縛りになる。ラストでだましだましダンシングしたらまたつってしまい、腰を下ろした状態でゴール・・・。

25:23/270W/174bpm/84rpm

悪くないタイムだけど、25分切りの目標は果たせず・・・。
峠でつった脚を休ませていると、峠を登ってきたサイクリストの方に「チームCBの方ですか・・・?」と声をかけられる。よっしーさんやK川さんの知り合いで、埼玉クリテでもお会いしたことのある方だったみたいで、白石を3本登ってこれから帰るのだそう(すみません、お名前聞き忘れました・・・)。出たばっかりのCycleOpsのJouleを見せてもらったりしながらしばしお喋り。

元気が戻ってきたので奥武蔵グリーンラインで刈場坂峠までサイクリング。朝は曇ってたけど昼頃になって晴れて来たので展望もあって、実に爽快な気分。刈場坂峠からの下りは道が荒れ気味で、ちょっと攻め気味に走ってたら後輪がロックして焦る。6,000kmくらい走ってる練習用タイヤ(Vittoria Rubino Pro Tech)もそろそろ交換時かな。ろくでもない事件があったばかりの道を辿って正丸峠に登り返し、茶屋で正丸丼をいただく。「自転車の方はみんなこれなんです」とのことなので、次はあえてほかのやつを頼もう(へそ曲がり)。今日は子の権現で年に一回のお祭りらしい。


(定番の(?)正丸丼。このジャンキーな味(失礼)を静かな峠の茶屋で食うのが癖になる)

きつい逆風の中を一生懸命漕ぎ続けて名栗を超えて、小沢峠を超えて新奥多摩街道経由で帰宅。青梅近くまで下りてきたら暑さに耐えられなくなったので、冬用インナーを脱いでポケットにしまったら大分走りやすくなった・・・。帰りは180Wをキープする意識で、ギリギリ最後までタレずに走り切ることができた。

195km/1840m/176W/142bpm/95rpm

クライム能力は去年よりたいして上がってないかも・・・。
去年はヒルクライムに注力していて初レースが草津だったこともあってこの時期には57kgまで絞れていたのに対し、今年はまだ59kgを切れてないのでまだまだ絞る余地があるのが救いかな。4月中のヒルクライムレースでは下手に結果を求めない意識で望むことにしよう。

2010年04月30日

白石峠TT&奥武蔵サイクリング

タマキひろしさん主催で白石峠TT&奥武蔵サイクリングをやる、というのでBearBellメンバーメインで29日は奥武蔵方面へ。せっかくなので、こないだ白石頂上でお会いしたばかりのゴローさんにもゲスト参加していただく。

ゴールデンウィークは黙ってても距離を走れる&長瀞に泊まる予定があったので、渋谷から越生まで輪行。集合場所の明覚まで走って行くと、何気なく選んだルートがやたらと走りやすくて驚く。あとでゴローさんに聞いたら割とよく走られてる周回コースの一部だったみたい。

今日は気温が上がる予報だったので、今シーズン初めての半袖&ショーツ。着る機会を伺ってたもらいもののジェリーベリーのジャージに袖を通す。念のためウィンドブレーカーも持参。

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参加者はタマキひろしさん、空次郎さん、ダジャラーさん、ゴローさん、自分の5名。pmaさんは輪行中に緊急事態が発生して無念のDNS。明覚を出発してコンビニで補給してから白石へ。半袖ジャージでちょうどよい気温なので、調子にのってペースを上げてたら後ろから苦情が出たので下がる(すみません)。

白石TTは最近のヒルクラの実績順で30秒間隔スタート。
自分は空次郎さんに次いで2人目。
はじめからガンガン踏んで行くとすぐに心拍数が180bpmを超える。けど、苦しい感じがしないので、そのまま180bpm前後をキープして走行。2km過ぎくらいで先行の空次郎さんをパス。さすがに中盤過ぎからは苦しくなってしまい、緩めの斜面で踏めなくなってしまったものの、ラスト1kmくらいからまた上げてゴール。

24:46/281W/179bpm/80rpm

20minで284Wだったので、目出度くFTP値も270Wに更新。
ようやく冬場のトレーニングの効果が出始めたかな、という感じで嬉しい。

ベストタイムを更新した空次郎さん、白石は初めてのダジャラーさん、25分切りのゴローさん、雨の予言をして厚着だったタマキひろしさん、みな苦しくも楽しそうな表情でゴールしてくる。予言通りTTの途中からは雨で、奥武蔵グリーンライン上での移動は雨バサバサ。

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高篠峠を左に折れて一旦下り、刈場坂峠の手前に出るルート経由で大野峠へ。ここは車がほとんど通らなくてすごーく走りやすい。去年の沖縄130kmで4位のゴローさんとパワー値の話をしていると、自分と似たパンチャータイプだなーということが判明。グリーンラインに乗る手前で自然とペースアップしていくと、ゴローさんが強烈なアタック。5秒くらいはついていけたけど、あっさり引きはがされる・・・。この手の登りスプリントでここまでやられるのは初めて。大変悔しい。

大野峠を直進して雨の丸山林道を下って行く。
後続が来ないなーと途中で待っていると、空次郎さんが前後輪パンクとのことで定峰で合流することに。ゴローさん、ダジャラーさん、自分の3人で11号線に乗り、途中のコンビニで補給。・・・と思ったら雨が強くなったので、しばし雨宿りしながらお喋り。

定峰への登りに入るとゴローさんがメインで引く。斜度が緩くなったところでさりげなく踏んでペースアップ。しばらく引いた後でゴローさんがまた前に出る・・・と、かなりよいペースで牽引。時折ダンシングを混ぜつつギリギリの状態でついていく。残り1kmくらいになってからさすがに辛くなったのかペースダウン。・・・と、2番手のダジャラーさんもあわせてペースダウン。「ここは行かないと!」と声をかけて前に出る・・・けど、たいしてペースは上がらず、ダジャラーさんがスルリと先行。と思ったら峠まで300mくらいの地点でゴローさんが後方から強烈なダンシングでペースアップ。物凄い勢いでダジャラーさんもパスしてそのままゴール。自分もペースアップしたけど全然届かず2着。

どうやらゴローさんは最後のアタックは「別脚」らしい。
要チェックや。

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無事タマキひろしさんと空次郎さんと合流できたので、ラジュモハンのカレーを求めてダウンヒル。途中から緩やかな下りになったのでローテでガンガン上げていく・・・と、ここでまたゴローさんの強烈なアタックが決まってラジュモハンに先着される。う−む、今日はやられっぱなしだ・・・。

カレーを食べながら自転車談義。
定峰峠に携帯を忘れた空次郎さんと別れて4人で明覚駅まで走る・・・と、またもやゴローさんにプチ峠での山岳賞を持っていかれる。タイミングといい、勢いといい、本当にお手本のようなアタック。やっぱりアタックは「相手を意気消沈させられる」くらいじゃないと駄目ですね。

明覚駅前のヤマザキで休憩してから解散。
自分は越生から長瀞まで輪行して家族と合流して宿に泊まり、30日は秩父観光。秩父鉄道はサイクルトレインを運用してるってことで利用してみたのだけど、「普通に空いてるから適当に載せてね」という運用でビビった。


例の噴火でイギリスに帰りそびれてる姉&ベイビーはようやく3日後に帰れるらしい。

2010年05月03日

三浦半島サイクリング

平塚在住のTさんのMaster X-Lightが納車になったということで、5/1はkenさんとジロさんと一緒に三浦半島サイクリングへ。

Extreme-Powerは埼玉の両親宅に置いて来た&せっかくなので久しぶりのMaster X-Lightで出動。横浜にたどり着くまでが面倒だったので、元町・中華街までワープして、待ち合わせポイントの立石駐車場へ。天気がよくて気温も上がりそうだったので、今日は4/29に引き続いて半袖+ショーツ。

16号ではPowertapをつけたレーサー体型の人と一緒になったのでローテっぽく回してガンガン飛ばし、待ち合わせの9:00ほぼジャストに立石到着。kenさんはRaphaの今年モデルのLightweight Jersey(白)をはじめとした全身Raphaの広告塔ファッション。白はちょっと淡白過ぎてアレかなーと思っていたのだけど、ビシッと決まっててかっこいい。うーむ・・・。

TさんのMaster X-Lightは復刻カラーのLX4。2010年モデルなのでロゴのフォントがイタリアンだったり、ステムが73度じゃないなーとか、個人的につっこみたいところはたくさんあるけど、やっぱり細身のホリゾンタルはよいですね。

立石を出発して、ハンドサインや集団走行のノリを体験してもらいつつゆるゆる走行。三浦海岸のあたりから海沿いに出て気持ちよくなったので、ペースを上げる。シリアスなマラソンランナーのTさんが普通についてきたので、松輪の手前でガツっと登るところで1min@400Wくらいの強度でペースアップ。kenさんとジロさんが早々と諦める中、Tさんが少し遅れながらついてくることにビビる。

風車のある公園まで移動して、ここを基点に松輪の小周回コースを3周。
一部道が狭い部分があるので、追い込んで千切り合いをするのには向かないかなーという印象。のどかな風景が続いていて、必死に自転車漕いでるのが馬鹿らしくなってくるとも言える。

11:54 159bpm
12:09 161bpm
12:18 158bpm

1周目の1本目の登りではジロさんもkenさんもついてきていて、2本目の登りでジロさんが離れ、風車に戻ったところの平坦でアタックしてkenさんも引き離す。2周目の2本目の登りの頂上で後続を待って、Tさんを平坦&下りで引っ張る・・・と思ったけど、下りが怖いらしくてペースがあがらないみたい。kenさんは足へのダメージを恐れて2周で終了。ジロさんを1本目の登りの頂上で捕まえて、そのまま適当に走ってゴール。
追い込んで走れば11分切りも見えるかなーという印象。

それにしても今日は暑くてドリンクがすぐになくなってしまう。
この周辺をホームコースにしているkenさんのガイドで立石まで戻り、Restaurant DONでランチ。テラスの席の日陰部分は風がくると涼しいけど、相変わらず美味な渡り蟹のトマトクリームスパゲティを堪能。

葉山のあたりで134号で帰る三人と別れ、逗子の脇から半島の東側に抜けて16号をひた走って元町・中華街に戻り、輪行で帰宅した。走行距離約120km。予定以上より強度を上げてしまったけど、このくらいの距離なら身体へのダメージもそこまで大きくないのがよいですね。やっぱり走りやすい環境は大切です・・・。

気温が上がってくると、強度を上げやすかったり日に焼けたりするので、寒いシーズンにゆっくり長距離を走るよりも身体へのダメージがあるなぁという気がした。そういう意味でも、冬場に距離を乗り込んで春が来たら強度を上げて距離を短くして・・・というのは理にかなっているのだなぁと思った。

志賀坂峠サイクリング

5/2は年初あたりからやろうと思っていた志賀坂峠サイクリングをBearBellメンバーと一緒に決行。

青梅基点で山伏を超えて299号を下り、そのまま299号で志賀坂峠を往復して帰ってこよう・・・という計画。去年Attack! 299で走った志賀坂峠周辺の雰囲気が好きだったので、ここにもう一回行きたいなーというのが個人的なモチベーション。

先日の秩父からの帰りに姉&ベイビーちゃんが泊まっている入間周辺の両親宅にExtreme-Powerを置いといてもらったので、三浦半島サイクリングから帰ったその足で入間に移動して泊めてもらい、帰りの輪行装備を担いで青梅まで自走。

今日も天気がよさそうなので、半袖ジャージ+ショーツ+アームウォーマーという服装。保険でもっていったウィンドブレーカーはただただ邪魔なだけだった・・・。

8時の集合時間に集まったのはKOHさん、雨蛙さん、タマキひろしさん、ダジャラーさん、空次郎さん、のすけのすけさん(ゲスト)。pmaさんとヤマさんは残念ながらDNS。


(今日の参加者は7名中5人がPowertapユーザー。Edge 705/500に至っては装着率100%)

お祭りモードで朝から慌ただしい青梅駅周辺を抜けて、小曽木街道-成木街道と繋いで小沢峠を越える。ちょっと飛び出した状態だったので、後ろから雨蛙さんを一旦抜かせてから捲り返して小沢峠をゲット。名栗に入ってからは引ける人が引く・・・という空気を作って、じわじわペースアップしながら山伏の登り口へ。

登り口手前で「ここの平坦でアタックして、差をつけてから逃げるってもありですねー」とタマキひろしさんに吹き込んでおき、登りが始まるポイントでダミーアタック。ガツっと上げると、タマキひろしさんがそれを上回るペースで追い抜いて行くので「しめしめ、これで足を使わせて後から・・・」と、後続と合流して追走を開始。ところが、期待に反してタマキさんが落ちてこない。重いギアを踏んで今にも止まりそうなダンシングで苦しそうなフォームなのに、コンスタントに50mくらいの距離を保って逃げ続ける。

14%のコーナーを抜けたあたりからKOHさんが先行。この先の平坦区間を峠と勘違いしてストップしていたタマキさんをパスしていくものの、ペースは上げられないので雨蛙さんに先行を許し、復活したタマキさんにも抜かれる。そのまま我慢して走り続けて、最後の100mくらいでガツっとあげてタマキさんをパスして三着。山岳賞のKOHさんも、今日はそこまで調子がよいってわけでもないみたい・・・だけど、それにしてもやっぱり強い。

下って299号に合流すると酷い渋滞。秩父に観光に行く車を脇をすり抜けて秩父を超えて、小鹿野のコンビニで休憩。コンビニの手前で疑似TTポジションでペースを上げて走っていたら、突然400W+のペースで雨蛙さんが引き始めたのでつき切れ・・・。ああ情けない。

コンビニ休憩・補給の後は、今日のメインディッシュの志賀坂峠往復。ポイントは、志賀坂峠で折り返してコンビニで再合流するというコース設定。20kmの峠までの道のりは前半14,5kmが1,2%のダラダラ登りなので、山岳賞を取っただけでは安心できなくて、帰りの下り基調の平坦区間を効率的に走る能力も試される・・・というのが主催者(=自分)狙い。

ってなわけで、行きの平坦区間は全員でローテを回して平和に進行。多少車通りはあるけど、道は広いし前方に目指すべき山が見えているのでテンションが上がってくる。斜度が上がり始めたところで「残り4,5kmの登りがはじまりますよ」とタマキひろしさんに伝えると、待ってましたとばかりにアタック。追走して合流を試みるものの、辛くなったので集団に戻って我慢の走り。

追走するKOHさん、雨蛙さん、ダジャラーさんからも少しずつ遅れて行き、4着で峠に到着。結局、タマキさんはそのまま逃げ切って、アタックしたダジャラーさんが2着だったみたい。折り返してガンガン踏んで、ゆっくりダウンヒラーな雨蛙さんをパスして先行組を追走。高速ダウンヒラーなKOHさんとダジャラーさんを捕まえるのは難しいかなーと思いつつ、テクニカルな下りをこなしていく・・・と、先行の3人がストップしている。ブラインドの先のコーナーでKOHさんが落車してしまったみたい。

幸い大事には至っていなかったので、曲がったハンドル&STIを直して後続勢を待ってから出発。平坦区間に入ってからダジャラーさんがアタックしたので反応して二人逃げ。逆風の下り基調なので、前が300Wでも後ろは100Wという感じ。途中からペースを上げられなくなってしまい、鬼引きの雨蛙さん&空次郎さんのコンビに追いつかれて信号に捕まったりしながらコンビニにゴール。小鹿野に近づくと信号や車通りがあるので、ゴールはもう少し手前に設定した方がよかったみたい。

コンビニで再合流&補給&休憩して、鹿の子でわらじカツをいただく。かなりアバウトなサービスだけど、3枚入りのわらじカツは満足感たっぷり。というか、ちょっと食べ過ぎた・・・。

足を強打していて、「200W以上出すのが辛い」というKOHさんを気遣ってマイルドなペースで引いて秩父まで到着。「そのまま行けそう」ってことだったので、計画通り299号を登り返して山伏峠へ。山伏峠の登りに入ると、「トレーニングの一環です」と299号からアウタートップを踏み続けているタマキひろしさんがペースアップ。反応したダジャラーさんと一緒に追走して合流すると、後ろからKOHさんがまさかの復活アタック。一同呆気にとられて反応できず、そのまま逃がしてあっさり山岳賞を取られる。自分はタマキひろしさんをさし損ねて4着。


(アウタートップという名の大リーグ養成ギブス)

先行組が峠で待っててくれなかったので、そのままダウンヒルして名栗を抜けて、トイレ休憩してから山王峠を越えて、青梅に帰還。名栗の途中からも断続的にアタックがかかり、最後の一滴まで絞り尽くした感のあるサイクリングでありました・・・。

「和平協定を結びましょう」「平和に行きましょう」という呼びかけが何度無視されたことか。
国連に訴えてやるぅ!

**

山伏(行き)
270W 172bpm/91rpm
ラスト15秒は400Wくらいでタマキさんをパスして3着

志賀坂峠
250Wくらい 169bpm/92rpm

山伏(帰り)
230Wくらい 157bpm/91rpm

山王峠
475W/18秒で1着

2010年05月05日

すばるライン試走と富士山一周サイクリング

5/5はBearBellメンバーを誘ってすばるラインの試走&富士山1周サイクリングへ。

富士吉田まで輪行してKOHさんと合流し、車のダジャさんとタマキさんの待つ富士北麓公園へ移動。3日前の志賀坂峠練から回復が済んでおらず、まだ筋肉に張りがあって足が重い・・・。

今日は晴れ続きのGWの中でも一番の夏日になりそうだったので、あえて軽装。半袖ジャージにショーツ。すばるラインの下り用にウィンドブレーカーとフリースの手袋をポケットに忍ばせておく。

北麓公園を出発し、本番のレースでの計測地点の交差点でLAPボタンを押して試走開始。料金所でストップして200円払って再スタート。今日は「1:15くらいで登ります」と宣言しているので、基本的には自分がペースを作る。序盤はキツい箇所が出てくるので「押さえよう」と思っててもついついペースが乱れがち。淡々と250W前後で踏む意識で1合目を超えると斜度も緩くなって登りやすくなる。

途中からKOHさんがところどころ前を引いてくれたのでありがたく下がる。タマキさんは相変わらず重そうなギアをぐいぐい踏んでる。何回か前に出てきてくれるのだけど、キツいところで頑張って緩いところで落とす走り方なので差が開いたり広がったり・・・。志賀坂峠練の後も毎日走ってるダジャさんは今日は後方で静かにしている・・・と思ったら、3合目の看板を過ぎたあたりで脱落。4合目を超えて、平坦区間の手前で何度か斜度が上がるあたりでタマキさんも脱落。平坦区間はKOHさんとローテを回して快走。

ゴール手前の斜度が上がるところに入ると足が重かったので「もう踏めねーっす」と弱気発言。その言葉に反応してKOHさんがアタックするも、今ひとつ切れがなくて距離が開かない。じわじわとシッティングのまま差をつめて、後ろを振り返った直後にダンシングでスパート・・・と思ったらまた振り返ったのでスパートがバレる。「だるまさんが転んだかいぃ!!」と突っ込みを入れながらパスして1着。

1:13:12/23.91km/231W/166bpm/90rpm

心拍数を170bpmより大きく上げない準TTペースを意識。足に疲れが残っていたせいもあってか、上手い具合に心拍数が上がらなかったので逆に同じペースを維持しやすかった。24kmもの距離を淡々と登り続けるのはそうできることではないし、ここにきてようやくヒルクライムの走り方を思い出した気がしたので、得ることの多い試走だったと言えそう。サラ足&レース装備の本番では、1:08くらいは狙えるかな・・・?

**

登ってる途中で、Rapha Lightweight Jerseyを来たkenさんらしき人がウィンドブレーカーを着ないで下りてくるのを見て「上は暖かいのだろう」と予想していたのだけど、予想通り5合目はポカポカ。下山装備を着用して長いダウンヒルをこなし、ほうとう屋「小作」河口湖店でランチ。途中の段差でKOHさんが前輪をパンクしたものの、ほうとうをオーダーして待ってる間に修理完了。

コンビニで補給して、富士山一周サイクリング(反時計回り)へゴー。

まずは車通りの多い139号をゆるゆると進む。タマキさんに引いてもらったりして楽をしつつ、ひばりケ丘の交差点を折れて朝霧高原方面へ。ここの登りは1年前に走った時よりも格段に舗装がよくなっていて、交通量もそんなに多くないので走りやすい。ローテを回しながら登り基調のアップダウンを気持ちよくこなしていくとあっという間に見晴らしのよい駐車場に出るので小休止。富士の原野と本栖湖を見下ろす景色はなかなか素敵。

駐車場から先は、朝霧高原への下り。ここの区間は今回の富士山一周コースのハイライト。日本離れした風景を楽しみながら下り基調のトゥイスティーな道をガンガン飛ばして行くと、思わず「ヒャッホー」と声が出る。上井出の交差点のコンビニで補給して、72号、469号と繋いで富士サファリパークへの登りをこなす。途中の悪路でダジャさんがリム打ちパンクするも、サクッと修理して再スタート。ここの区間は登ったり下ったりと斜度がころころと変化する上に、景色に変化がないので精神的に辛くなる道のり。

ローテを回して進行していくと、タマキさんが毎回登りでアゲ過ぎるので教育的指導。口うるさくてすみません・・・。集団で効率よく走るには、「いかに後続が楽に走れるか」を先頭が常に意識する必要があると思うのだけど、これは「言うは易し」の典型。平坦と下りでは先頭が頑張り過ぎくらいでちょうどよくて、登りでは手を抜くくらいがちょうどよい。

どうにかこうにか十里木を超えて、469号から138号と繋いで籠坂峠への登りにかかる。138号に乗る手前から「足に力が入らない」と言っていたKOHさんがハンガーノックでペースダウン。途中のコンビニで補給&休憩して再出発するものの、すぐには回復しなかったので籠坂峠はゆるゆると登ってクリアー。あとは山中湖へのダウンヒルと、富士吉田への下り基調を残すのみ。だいぶ日が傾いて来てはいたものの、追い風の下り基調なので踏まなくてもスピードが乗って気持ちがよい。

なんとか暗くなる前に富士吉田に帰着して本日のサイクリングを終了。
貧乏性なので、すばるラインの試走をすると、「せっかくここまで来たのにもったいない」とついついサイクリングもしたくなってしまうのだけど、やはり同日に1周サイクリングまでやるのはなかなかにタフだなーと再認識。

でも、足の揃ったメンバーと協調しながら走るのはやっぱり楽しいなーということも再認識した一日だった。

2010年05月15日

箱根サイクリング

サイクリングシーズン到来!・・・ってわけで、前から走りかったコースを走りに箱根へ。
ロードバイクに乗り始めて最初の2年は単独での峠巡りばかりやっていたので、久しぶりに原点に戻ってみようというのが趣旨。別にレースやめるわけじゃないですが。

恵比寿から湘南新宿ラインで二宮まで輪行し、小田原〜湯河原と走ってから椿ラインで大観山、芦ノ湖〜仙石原〜長尾峠を超えて御殿場へ下り、足柄峠を上り返して二宮に戻ってくる・・・という計画。

20km近くダラダラ上れる椿ラインでは富士ヒルクライムを意識した一定ペースでの登りの練習。それから先は、できれば最後までタレずにノンストップで130km+を走り切ってやろうという感じでゴー。

**

湘南新宿ラインは、深い意味もなくグリーンシート。ゆっくり朝ご飯を食べたかったのと、前からこの手の在来線型グリーンシートに座ってみたかったというミーハー心。快適だけど、1時間くらいの短い時間だったら普通の席でもよいかな。

二宮駅でバイクを組んで、コインロッカーに荷物を預けて8:10出発。
今日の服装は、悩んだ結果Rapha Long Sleeve Jersey+ビブニッカー。昼頃から晴れて来て気温が上がるだろうとは思っていたのだけど、半袖ジャージ+ショーツだと下りで寒そう&ウィンドブレーカーを着たり脱いだりが面倒なので。結果、小田原に行くまでが少し暑かったことを除けばとても快適に走れた。指切りグローブだったので下りで指が寒かったことだけが反省点。

小田原まではしょっちゅう信号にひっかかるので、アップ代わりにインターバルっぽく上げて走る。早川口を左折してしばらく行くと、海沿いの走りやすい道になるので下ハンで高速巡航。適度にアップダウンがあってよい感じ。50分くらい走って湯河原をパス。

ゴミゴミした区間を抜けかけたところでラップを切って登りをスタート。昨日のソリア練のせいで足に重さを感じていたので、230Wくらいのペースでジワジワいくと心拍数も160-165bpmのレンジに収まる。いわゆるひとつのテンポペース。序盤を除けば斜度は全体的に緩いので、サボろうと思えばいくらでもサボれるコースだなーという印象。思ってたほどバイクな人はいなくって、車も少ないので、どんどんよくなってくる景色を楽しみながらクルクルとペダルを回す。

シッティング縛りでいこうと思ってたけど、途中で何回かペースダウンしかけたので、時折ダンシングを混ぜてリズムを作ってペースを維持。後半にかけてパワーをかけていってアベレージ240Wを目指したけどあと3W届かず。

18.6km/58:46/237W/163bpm/95rpm

そのまま大観山をパスして芦ノ湖への下り。薄曇りなので富士山は見えないけどそれでも十分よい景色。芦ノ湖湖畔の道は途中何カ所か混んでたけど、それを除けば概ね気持ちのよい道。途中ですれ違ったロードバイクは1台のみ。途中で競輪選手2名をパス。そういえば、椿ラインでもロードバイクは3,4台しか見かけなかった。


(仙石原ってこんなとこなのね)

湖畔の道では積極的に補給。今日の食料はあんぱんx1、蒸しパンx1、豆大福x1。大福を除いてここで食べ切る。仙石原のあたりで138号に乗ると交通量が多くてやな感じ。長いトンネルの乙女峠を避けて長尾峠方面に折れると交通量がほぼゼロになって、サイクリング気分を満喫できる。3,4%の緩い登り、山っぽい雰囲気、そしてナイスな景色。ここはよい!


(長尾峠への登りは左側の展望がよい)

長尾峠をパスした先は長い下り。序盤はウネウネなのであまりスピードが出せない。138号に乗ってからは長いストレートがあったりして速度が乗る。Edge 705を頼りに御殿場市街地を抜け、足柄駅方面へ。市街地を抜けてしまえば信号も交通量も少ない下り基調の快適な道のり。空腹感もなく、ボトルも丸1本分残ってたのでコンビニ補給せずに足柄駅の裏から足柄峠の登りをスタート。

のっけから山っぽい雰囲気でよい感じではあるのだけど、ちょくちょく激坂が出てくるので足にくる。途中一カ所15%の区間があって、ここは苦しいダンシングでクリア。頑張りすぎないペースで淡々と上って、足柄峠をパス。

6.1km/24:03/239W/162bpm/80rpm

神奈川側の下りの序盤は急坂&クネクネしていてテクニカル。平気で看板に15%とか書かれていてビビる。こっち側から上ったら厳しそうだなーと思いながらダウンヒルを楽しんで、そのまま松田方面へ。ここの市街地区間はそこまで信号が多くないので、いい感じにパスして適当に選んだルートを経由して二宮へ。最後に入れたプチ峠越えも快調にクリアできたので、今日は全体的によいペースで走れたと言えそう。

132km/5:00/203W/145bpm/93rpm

二宮駅前のコンビニで補給して、まったり輪行して帰宅。
前から走ってみたかったルートを走れて満足度の高いサイクリングだった。椿ラインは走りやすいしその先に面白いコースを繋げやすいと思うので、ぜひまた走りに行こうと思った。

2010年05月22日

箱根サイクリング・再び

椿ライン〜長尾峠〜足柄峠と繋ぐルートが気に入ったので、先週に続いて箱根方面へ。

ほんとは日曜日にレースがあるので今日はレース装備で軽めのメニューをやる予定だったのだけど、雨の予報でテンションが下がってしまった&(1年のうちで長くない)サイクリングが気持ちよい時期に思いっきり走れないのはもったいないなぁ・・・という、イッツ・ア・貧乏人的な行動。やっぱり自分はピュアレーサーにはなれないなーと思ってしまう。

今日は平塚まで輪行して、秦野スタートのKOHさんと二宮で8:30に合流。
天気はよさそうなので、半袖ジャージにショーツ。念入りにウィンドブレーカーをもっていって、大観山からの下りで使ったけど必要なかった・・・。

**

小田原までは適当なペース。
早川口を折れた先からはペースアップして気持ちよく巡航。途中で抜いて行ったサイクリストをパスするとずっと後ろについてくる。単独だったら220-230Wくらいで淡々と走るところだけど、ローテで前に出ているとついついあげてしまう。

湯河原を抜けて、セブンイレブンのところからラップを切って椿ラインの登りをスタート。例によって(?)昨日はソリア練でけっこう負荷をかけてしまっていたので、目標240-250Wくらいのペースで淡々といく。ソリア練を週1くらいでやっていると、ソリア強度未満でのパワーの出方がスムースになるような気がする。恐らく、高強度に身体が順応してくるのだと思う。

先週に比べて足が回らない印象なので、今日は低めのケイデンスでダンシングも多用。全体的に自分が引いて、途中の緩いところでKOHさんに引いてもらって楽をする。いつの間にかゴール近くになっていたので、ラスト100mは上げてフィニッシュ。

17.28km/55:29/246W/165bpm/86rpm

レストハウスで補給&トイレ。
今日は富士山がかろうじて見える。

芦ノ湖まで下り、湖畔の道、仙石原、と繋いで長尾峠へ。
自分の中でここの区間はつなぎの区間なのであげないで走る意識なのだけど、KOHさんが楽しそうにグイグイ引っ張るのでヒーコラ言いながらついていく。長尾峠周辺は相変わらず静かでよい感じ。こういう峠が近所に欲しい!

御殿場に下ってランチ。
偶然立ち寄ったそば屋「砂場」は当たり。
そばの大盛りができなかったので、温かいそばと刺身のつく親子丼を頼んだのだけど、とても美味しかった。静かで広い店内もよい感じ。

コンビニ補給を済ませて足柄方面へ。
足柄駅の裏からの登りは山っぽい雰囲気で大変癒されるのだけど、斜度が優しくないので大いに足を削られる。6km+の短い峠なので、ペースを落とさないように注意してクリアー。

6.24km/23:30/244W/165rpm/79rpm

足柄峠からの下りは、序盤が斜度がきつくてテクニカルで、しばらく行くと直線基調の気持ちよいダウンヒル。松田付近まで一気に下り、下界の道をタラタラ走って国道255号でKOHさんとお別れ。自分はそのまま南下して1号線経由で平塚へ。小田原〜湯河原区間であげてしまったせいか、ラスト20kmくらいはパワーが出てこなかったので「燃えよ脂肪!」と念じながら170Wくらいでダイエット走行。

149km/5:27/192W/141bpm/88rpm

一部走りにくい区間があるけれど、このコースは気に入ってしまったので今後も行くことになりそう。なんといっても椿ラインで長時間一定の負荷をかけられるのがナイスで、さらに静かで気持ちよい長尾峠、スパルタンだけど癒される足柄峠・・・と、変化に富んでいるところがよいです。

自宅から輪行で行きやすい(恵比寿から湘南新宿ライン)のも○。
平塚駅のコインロッカーは、構内の中のやつは賑や過ぎて落ち着かないので、北口から出て左側に向かった先にあるやつ(200円)がベター。でも、個人的にはまったりした二宮駅のほうが好きなので、次行くとしたら二宮かな。

2010年05月27日

松姫峠サイクリング

しばらくやってた仕事が先週で一区切りついたので、木曜日は有給をとってKOHさんと雨蛙さんと一緒に山岳練。

椿ラインはさすがにもういいかなと思ったので、前から行こうと考えていた松姫峠行きを提案。武蔵五日市基点で、甲武トンネル-松姫峠-風張峠と巡る130km+のコースとした。

最近はトレーニング効率を重視しているので(ヤワになっているとも言う)、8時集合の武蔵五日市まで輪行。準備をしていると、帰り用の輪行装備を担いだKOHさんと雨蛙さんがやってきた。すぐ近くの山に雲がかかっていて不穏な空気だけど、天気が回復するだろうってことで、さくっと出発。

今日は気温がそこまで上がらず、降られる可能性も高そうだったので、Rapha Long Sleeve Jersey+ビブニッカー。ウィンドブレーカーもポケットに忍ばせておく。結果、登りでは少し暑かったものの、下りでも雨に降られたときも問題なく対応できた。

3人で均等にローテーションを回してよいペースで甲武トンネルの分岐に到着。ここからトンネルまでは3,4kmくらいのしょっぱい登り。雨蛙さんが強めに引くのでこれについていき、途中からは自分が牽引。先行のサイクリストをパスした先で「そろそろトンネルかな」とペースアップして抜け出すものの、まだ先があって雨蛙さんにパスされる。トンネル手前で20mくらい遅れていたものの、最後にもがいて手を抜いてた雨蛙さんを抜いて一着。

山梨側の下りをするすると下る。
晴れ間も見えてきて、山に雲のかかった感じがなかなかナイス。
20号を進んで行くと、クランクを7800のノーマルドライブに変えたばかりの雨蛙さんが快調に踏む。自分も対抗して260-270Wくらいでひく。大月のあたりを右折して松姫峠の登りをスタート。

序盤はアップダウンがあるので出力一定が難しい。五日市まで50km+走ってるKOHさんがちょっときつそう。しばらく行ったところの下りで踏み続けてたら後ろが離れたので、そのまま30-40mくらいの差をキープして進む。後ろの二人がずっと一緒なので何か企んでいるのではと疑心暗鬼になりつつも、ダム脇の平坦区間で踏んだら大分距離があいたので、そのままいく。

プロフィールマップから受けた印象よりも斜度がきつくって、途中からは10%前後の登りが連続する。5,6%になると平地かと錯覚するような感じ。車通りも少なくて、道もきれいなのでとても走りやすい。景色も良好。休日になるともう少し賑やからしいけど、ここの登りは気に入った。

結局、差を広げたまま峠に先着。
不調のように思えたKOHさんが二着。

20.4km/1:04:56/216W/158bpm/83rpm

1:40くらい走り続けたあとの登りだったので、パワーは出ず。

**

小菅村まで下って、まんじゅう屋で軽いランチ。
なかなかうまくて満足。

ちょっと下って奥多摩周遊道路方面に下りて、風張峠の登りをスタート。
7月のTOKYOヒルクライムの奥多摩ステージの試走ってことで、スタート地点を教えてもらってそこから上げて走る。タイムを狙ってるKOHさんがあげるので、序盤の平坦基調はローテを回す。信号で引っかかった先の登りでKOHさんが踏み続けて行くので、「このペースは自分には無理」と少し遅れる。20-40mくらいの距離をおいたまま追走。

ときおり(KOHさんにしては珍しく)ダンシングしてるのが見えるので、いっぱいいっぱいだろうと考えてダンシングでペースアップするものの、なかなか距離が縮まらない。駐車場を超えたあたりの平地でぐぐっと距離が離れてしまい、気持ち的にも切れてしまってペースダウン。峠の手前の駐車場がゴールであることを知らず、スパートをかけそこなってゴール・・・。

10.5km/32:27/247W/166bpm/80rpm

KOHさんは31:30くらい。
不調だと思ってたのは走り続けてタレてただけで、まんじゅう食べて休憩したらいつもの強いKOHさんが戻ってきたということらしい。

調子の悪そうな雨蛙さんが遅れてやってきたので合流し、そのまま風張峠をパスして武蔵五日市に帰還。途中で土砂降りっぽい雨に降られてしまい、ウィンドブレーカーを出す間もなくずぶ濡れになってしまったものの、五日市で乾いた服に着替えてさっぱり。

133.3km/4:55/193W/140bpm/89rpm

**

山猫亭でチリコンカンとミルクティーをいただき、渋谷まで輪行して帰宅。
疲労を抜く暇がないままトレーニングし続けているので調子はそんなによくなかったものの、長い登り&中くらいの登りを集中して走れてよい練習になった。
峠ハンターとしては、前から行きたかった松姫峠に行けたのが一番の収穫と言えるかな。

2010年06月12日

箱根サイクリング・再びの再び

入梅直前の週末ってことで、再び箱根へ。

海沿いを気持ちよく集中して走れる小田原->湯河原から椿ラインへの繋がりが大いに気に入ったので、今回はその先で御殿場側へは下りずに仙石原から明神林道で足柄峠の神奈川側へと繋げてみた。130kmのルートをノンストップで、最後までよいペースを維持して走る意識で。

例によって湘南新宿ラインで平塚まで輪行。
ほんとは静かな二宮のほうが好みなのだけど、帰りの時間帯に湘南新宿ラインがキャッチできないことに気づいたので、仕方がなく。サクサクと準備して、8時過ぎにスタート。暑くなりそうだったので半袖ジャージ+ショーツ。

1号線を走っていくと、今日はサイクリストが多い。
5月に初めて椿ラインを登った時に出会ったおじさんとまたもや再会。こないだは旧道を登って酷い目にあったので椿ラインに行くとのこと。

早川口を左折して海沿いの道はテンポペース。下ハン固定で220-240Wくらい。1cm伸ばしたステムのおかげでエアロなフォームが作りやすく、高出力も出しやすくなった印象。湯河原到着時点でアベレージ32kphだったので悪くないペース。

例によってセブンイレブンところからラップを切って、椿ラインの登りは240Wキープのつもりで淡々と。今日はバイクが比較的少なくて静か。

17km/56:18/245W/167bpm/86rpm

ステムを長くしてフォームが変わった影響でパワーは簡単に出せるのだけど、使う筋肉が微妙に変わったらしくてハムストリングスやふくらはぎが数カ所ピクピク。

**

大観山のピークをそのままパスして芦ノ湖へ下り、湖畔の道を走りながらうさぎのほっぺと薄皮あんぱんでカロリー補給。今日は道が空いていて走りやすい。箱根は混むときは半端なく混むから、トレーニングしやすい時期は限られていると考えた方がよさそう。

ドリンクの残りが心もとなかったので、仙石原のLAWSONで補給。やはり暑い時期にノンストップ練は難しい・・・。仙石原の交差点を左折してしばらく行ったところで右折し、ゲートのところから明神林道に入る。ここは、先日KOHさんがtakaさんに教えてもらったものを又聞きしたルート。かなりマニアックな林道なので、地元の人が抜け道で使うのがメイン。

噂に違わず静かな道で、林道を抜けるまでにすれ違ったのは車3台のみ。3km登って金時隧道を抜けたあとは下り。ところどころ路面が悪く、見通しもよくないのでダウンヒルを楽しむタイプの下りではない。次に来る時は足柄峠に登る途中で左折して箱根に入るルートとして使ってみようかな。

素朴で小さな集落を抜けると足柄峠からの下りに合流するので、速度の乗るダウンヒルを楽しむ。今日は途中で左折して246に乗って、県道77号を使って最後までアップダウンのあるルート設定で足を使い切る。まだ足は残っているけど、下界は暑いのでゲンナリ。道ばたの表示で29度。今日は大観山の山頂でも20度の表示だった。もう気持ちのよいサイクリングシーズンもおしまいか。

220-240Wキープを意識して逆風のフラット区間を頑張って平塚へ。平塚が近くなってくるとゴミゴミして交通量も増えるので、ラスト3,4kmは流し。サクッと着替えて、駅弁を買って湘南新宿ラインで帰宅。乗り換えせずに最寄りの駅まで帰り着けるのは便利ですな。

**

椿ラインは長い時間コンスタントに負荷がかけられるのでよいコースだと思う。斜度がきつくないので、強度をある程度自由に設定して走れるのも素敵。あと、山頂近くになってからの展望もベリーナイス。

2010年07月04日

五日市基点で甲武トンネル-鶴峠-今川峠-風張峠

日曜日はBearBellのチーム練ってことで奥多摩へ。
来週末の東京ヒルクライム奥多摩ステージの試走も兼ねて(へろへろの状態でたどり着いて試走の意味があるかのか、という突っ込みはなしで)。

朝はポツポツと雨が降っていて路面もウェットだったので五日市まで輪行。
今年の傾向として、ダラダラになりがちな週末のロングライドでは、必要以上にマイレージを稼ぐよりも、ビシッと集中して中身の濃い練習ができるようにしているので、今後とも輪行は多用することになりそう。ただし、これからの季節は少しでも涼しい早い時間帯に走りたいので、そうも言ってられないのかも。

自転車を組んでいると、タマキさん、雨蛙さん、そして遅れてba-mosさんが登場。早速檜原街道を甲武トンネル方面に向けてスタート。

序盤はじっくりペースのローテーションで登り基調の道をクリアーしていく。甲武トンネルへの曲がり口で信号ストップし、先頭に出てペースを作る。雨蛙さんが「回していきましょ」というので、タマキさんと三人でローテ。「残り1kmないはず。5-600mくらい?」とタマキさんに教えると、がっつりいいペースで引かれてついていくのが精一杯。しばらく行くと、「まだ・・・ですか」という言葉を残してタマキさんが脱落。そこそこのペースで登っていくと雨蛙さんがついてくる。トンネルまで残り2-300mの地点でスプリントに向けて足を溜めていると「息整えてますね」と口撃を受ける。バレたか・・・。雨蛙さんが先に動かなかったので、トンネルが見えたところからスプリントして山岳賞ゲット。

五日市から甲武トンネル手前まで

19.8km/43:17/225W/159bpm/101rpm

下って鶴峠。
厳しいアップダウンが延々と続くこの峠に来るのは二回目。序盤は四人でローテっぽく走っていくものの、「ゆっくり行きましょう」宣言が無視されてba-mosさん脱落。しばらく行った先でタマキさんが強めに引いていて、頑張り過ぎているのが見て取れたので、斜度が高くなったタイミングで雨蛙さんと自分が前に出て「このペースを維持するとタマキさん離れますね」と分析。結果、予想通り。さらに10%の登りで300Wで踏み続けて雨蛙さんからもアドバンテージを得る。

そのまま下りと平地を飛ばして視界から消えて、工事中の迂回路で15%のわけわかんない道を走ったりしつつ峠までペースを落とさずに走り続けて再び山岳賞ゲット。いやー、それにしても鶴峠はキツい!

17km/49:43/224W/160bpm/85rpm

峠で集合した後は、途中の食料品店で補給してから「やばい激坂」と評判の今川峠へ。短いけど14,5%の斜度が続くので、足を休ませるタイミングがないのが厳しい。10%になると「フーッ」と一息つけるような感じ。例によって雨蛙さんとの対決になったので、ちょっと上げ気味に前を引いてもらった後でゆるやかにペースアップして差をつけて、そのままゴール。ダンシングを多用したので、激坂のクリアの仕方としてはそこそこうまく走れたと思う。

2.9km/14:05/249W/161bpm/67rpm

奥多摩湖方面に下り、奥多摩周遊道路の料金所脇でトイレを済ませてから東京HCの試走。試走っつってもこれだけ走ってる&気温が高くて蒸し暑いのでタイムを狙うというよりは一定ペースを走る練習というつもり。

序盤の平坦基調は雨蛙さんとローテ。斜度が出て来たあたりから自分が飛び出す形になったので、そのまま淡々と踏み続けてゴール。260W出せたらいいなーと思っていたけど、途中からは230W程度で精一杯。うーーん、暑さと疲れのせいもあるけど、イマイチな走り。他のメンバーも暑さにやられてパフォーマンス低下が著しい。

10.4km/32:51/241W/168bpm/80rpm

山の上は雲がかかっていて、今にも雨が降りそうな気配なので、サクッと五日市までの下りを開始。タマキさんと二人になってローテーションしていくと、今日は不調だと思ってたタマキさんが俄然飛ばす。短い登りもガシガシいくので「おお、ここに来て復活か?」と思いきや、五日市まで残り4,5kmのあたりで一気にペースダウン。あー、やっぱり無理してたのね・・・。途中、ブラインドの左コーナーでインベタのラインで突っ込んだタマキさんがコーナーに入ってから急減速したので教育的指導。違うラインで抜けようとしてた自分も引きずられる形でブレーキしてリアがロック。無事だったけど、後ろを走ってたba-mosさんがその影響で離れてしまった・・・。

五日市では山猫亭で遅めのランチ。
キーマカレーに紅茶。それに自分だけモンブラン。Mt.富士HCが終わってから甘いもの食いまくってますな、自分。そろそろ次に目標に向けて身体を絞り始めないといけません・・・。

自走で帰る三人と別れ、自転車を畳んで帰宅。
密度の高いよい練習ができたけど、ところどころダラダラ走る区間ができてしまったこと、休憩時間が長過ぎるのが個人的には不満。やはり、集団での練習は目的意識をしっかりもってメリハリをつけて走らないと駄目だなーと思った。

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