« 2010年04月 | メイン | 2010年06月 »

2010年05月 アーカイブ

2010年05月03日

三浦半島サイクリング

平塚在住のTさんのMaster X-Lightが納車になったということで、5/1はkenさんとジロさんと一緒に三浦半島サイクリングへ。

Extreme-Powerは埼玉の両親宅に置いて来た&せっかくなので久しぶりのMaster X-Lightで出動。横浜にたどり着くまでが面倒だったので、元町・中華街までワープして、待ち合わせポイントの立石駐車場へ。天気がよくて気温も上がりそうだったので、今日は4/29に引き続いて半袖+ショーツ。

16号ではPowertapをつけたレーサー体型の人と一緒になったのでローテっぽく回してガンガン飛ばし、待ち合わせの9:00ほぼジャストに立石到着。kenさんはRaphaの今年モデルのLightweight Jersey(白)をはじめとした全身Raphaの広告塔ファッション。白はちょっと淡白過ぎてアレかなーと思っていたのだけど、ビシッと決まっててかっこいい。うーむ・・・。

TさんのMaster X-Lightは復刻カラーのLX4。2010年モデルなのでロゴのフォントがイタリアンだったり、ステムが73度じゃないなーとか、個人的につっこみたいところはたくさんあるけど、やっぱり細身のホリゾンタルはよいですね。

立石を出発して、ハンドサインや集団走行のノリを体験してもらいつつゆるゆる走行。三浦海岸のあたりから海沿いに出て気持ちよくなったので、ペースを上げる。シリアスなマラソンランナーのTさんが普通についてきたので、松輪の手前でガツっと登るところで1min@400Wくらいの強度でペースアップ。kenさんとジロさんが早々と諦める中、Tさんが少し遅れながらついてくることにビビる。

風車のある公園まで移動して、ここを基点に松輪の小周回コースを3周。
一部道が狭い部分があるので、追い込んで千切り合いをするのには向かないかなーという印象。のどかな風景が続いていて、必死に自転車漕いでるのが馬鹿らしくなってくるとも言える。

11:54 159bpm
12:09 161bpm
12:18 158bpm

1周目の1本目の登りではジロさんもkenさんもついてきていて、2本目の登りでジロさんが離れ、風車に戻ったところの平坦でアタックしてkenさんも引き離す。2周目の2本目の登りの頂上で後続を待って、Tさんを平坦&下りで引っ張る・・・と思ったけど、下りが怖いらしくてペースがあがらないみたい。kenさんは足へのダメージを恐れて2周で終了。ジロさんを1本目の登りの頂上で捕まえて、そのまま適当に走ってゴール。
追い込んで走れば11分切りも見えるかなーという印象。

それにしても今日は暑くてドリンクがすぐになくなってしまう。
この周辺をホームコースにしているkenさんのガイドで立石まで戻り、Restaurant DONでランチ。テラスの席の日陰部分は風がくると涼しいけど、相変わらず美味な渡り蟹のトマトクリームスパゲティを堪能。

葉山のあたりで134号で帰る三人と別れ、逗子の脇から半島の東側に抜けて16号をひた走って元町・中華街に戻り、輪行で帰宅した。走行距離約120km。予定以上より強度を上げてしまったけど、このくらいの距離なら身体へのダメージもそこまで大きくないのがよいですね。やっぱり走りやすい環境は大切です・・・。

気温が上がってくると、強度を上げやすかったり日に焼けたりするので、寒いシーズンにゆっくり長距離を走るよりも身体へのダメージがあるなぁという気がした。そういう意味でも、冬場に距離を乗り込んで春が来たら強度を上げて距離を短くして・・・というのは理にかなっているのだなぁと思った。

志賀坂峠サイクリング

5/2は年初あたりからやろうと思っていた志賀坂峠サイクリングをBearBellメンバーと一緒に決行。

青梅基点で山伏を超えて299号を下り、そのまま299号で志賀坂峠を往復して帰ってこよう・・・という計画。去年Attack! 299で走った志賀坂峠周辺の雰囲気が好きだったので、ここにもう一回行きたいなーというのが個人的なモチベーション。

先日の秩父からの帰りに姉&ベイビーちゃんが泊まっている入間周辺の両親宅にExtreme-Powerを置いといてもらったので、三浦半島サイクリングから帰ったその足で入間に移動して泊めてもらい、帰りの輪行装備を担いで青梅まで自走。

今日も天気がよさそうなので、半袖ジャージ+ショーツ+アームウォーマーという服装。保険でもっていったウィンドブレーカーはただただ邪魔なだけだった・・・。

8時の集合時間に集まったのはKOHさん、雨蛙さん、タマキひろしさん、ダジャラーさん、空次郎さん、のすけのすけさん(ゲスト)。pmaさんとヤマさんは残念ながらDNS。


(今日の参加者は7名中5人がPowertapユーザー。Edge 705/500に至っては装着率100%)

お祭りモードで朝から慌ただしい青梅駅周辺を抜けて、小曽木街道-成木街道と繋いで小沢峠を越える。ちょっと飛び出した状態だったので、後ろから雨蛙さんを一旦抜かせてから捲り返して小沢峠をゲット。名栗に入ってからは引ける人が引く・・・という空気を作って、じわじわペースアップしながら山伏の登り口へ。

登り口手前で「ここの平坦でアタックして、差をつけてから逃げるってもありですねー」とタマキひろしさんに吹き込んでおき、登りが始まるポイントでダミーアタック。ガツっと上げると、タマキひろしさんがそれを上回るペースで追い抜いて行くので「しめしめ、これで足を使わせて後から・・・」と、後続と合流して追走を開始。ところが、期待に反してタマキさんが落ちてこない。重いギアを踏んで今にも止まりそうなダンシングで苦しそうなフォームなのに、コンスタントに50mくらいの距離を保って逃げ続ける。

14%のコーナーを抜けたあたりからKOHさんが先行。この先の平坦区間を峠と勘違いしてストップしていたタマキさんをパスしていくものの、ペースは上げられないので雨蛙さんに先行を許し、復活したタマキさんにも抜かれる。そのまま我慢して走り続けて、最後の100mくらいでガツっとあげてタマキさんをパスして三着。山岳賞のKOHさんも、今日はそこまで調子がよいってわけでもないみたい・・・だけど、それにしてもやっぱり強い。

下って299号に合流すると酷い渋滞。秩父に観光に行く車を脇をすり抜けて秩父を超えて、小鹿野のコンビニで休憩。コンビニの手前で疑似TTポジションでペースを上げて走っていたら、突然400W+のペースで雨蛙さんが引き始めたのでつき切れ・・・。ああ情けない。

コンビニ休憩・補給の後は、今日のメインディッシュの志賀坂峠往復。ポイントは、志賀坂峠で折り返してコンビニで再合流するというコース設定。20kmの峠までの道のりは前半14,5kmが1,2%のダラダラ登りなので、山岳賞を取っただけでは安心できなくて、帰りの下り基調の平坦区間を効率的に走る能力も試される・・・というのが主催者(=自分)狙い。

ってなわけで、行きの平坦区間は全員でローテを回して平和に進行。多少車通りはあるけど、道は広いし前方に目指すべき山が見えているのでテンションが上がってくる。斜度が上がり始めたところで「残り4,5kmの登りがはじまりますよ」とタマキひろしさんに伝えると、待ってましたとばかりにアタック。追走して合流を試みるものの、辛くなったので集団に戻って我慢の走り。

追走するKOHさん、雨蛙さん、ダジャラーさんからも少しずつ遅れて行き、4着で峠に到着。結局、タマキさんはそのまま逃げ切って、アタックしたダジャラーさんが2着だったみたい。折り返してガンガン踏んで、ゆっくりダウンヒラーな雨蛙さんをパスして先行組を追走。高速ダウンヒラーなKOHさんとダジャラーさんを捕まえるのは難しいかなーと思いつつ、テクニカルな下りをこなしていく・・・と、先行の3人がストップしている。ブラインドの先のコーナーでKOHさんが落車してしまったみたい。

幸い大事には至っていなかったので、曲がったハンドル&STIを直して後続勢を待ってから出発。平坦区間に入ってからダジャラーさんがアタックしたので反応して二人逃げ。逆風の下り基調なので、前が300Wでも後ろは100Wという感じ。途中からペースを上げられなくなってしまい、鬼引きの雨蛙さん&空次郎さんのコンビに追いつかれて信号に捕まったりしながらコンビニにゴール。小鹿野に近づくと信号や車通りがあるので、ゴールはもう少し手前に設定した方がよかったみたい。

コンビニで再合流&補給&休憩して、鹿の子でわらじカツをいただく。かなりアバウトなサービスだけど、3枚入りのわらじカツは満足感たっぷり。というか、ちょっと食べ過ぎた・・・。

足を強打していて、「200W以上出すのが辛い」というKOHさんを気遣ってマイルドなペースで引いて秩父まで到着。「そのまま行けそう」ってことだったので、計画通り299号を登り返して山伏峠へ。山伏峠の登りに入ると、「トレーニングの一環です」と299号からアウタートップを踏み続けているタマキひろしさんがペースアップ。反応したダジャラーさんと一緒に追走して合流すると、後ろからKOHさんがまさかの復活アタック。一同呆気にとられて反応できず、そのまま逃がしてあっさり山岳賞を取られる。自分はタマキひろしさんをさし損ねて4着。


(アウタートップという名の大リーグ養成ギブス)

先行組が峠で待っててくれなかったので、そのままダウンヒルして名栗を抜けて、トイレ休憩してから山王峠を越えて、青梅に帰還。名栗の途中からも断続的にアタックがかかり、最後の一滴まで絞り尽くした感のあるサイクリングでありました・・・。

「和平協定を結びましょう」「平和に行きましょう」という呼びかけが何度無視されたことか。
国連に訴えてやるぅ!

**

山伏(行き)
270W 172bpm/91rpm
ラスト15秒は400Wくらいでタマキさんをパスして3着

志賀坂峠
250Wくらい 169bpm/92rpm

山伏(帰り)
230Wくらい 157bpm/91rpm

山王峠
475W/18秒で1着

3T CLIP ON KIT

埼玉TTと鳥海山向けに、クリップオンバーを導入。

ゲットしたのは3TのCLIP ON KIT。
これはハンドルに装着するクリップオン部分と複数種類のエクステンション部分(バー)が別売りになっている一風変わった製品。自分のチョイスはTEAMのクリップオンとPROのエクステンション(S字ベンド)の組み合わせ。

重さを気にするのであればエクステンションもカーボン製にするのもありかと思ったのだけど、どうせ平地のレースメインで使うものだし、長さ調整で切ったりするものだし、値段差もけっこうあったので、コンサバ気味にアルミ製を選択。

新生3Tのドロップハンドルは、超軽量モデルのLIMITEDを除いてどれもクリップオンバーに対応しているようなので、3T同士の組み合わせだと比較的安心して使うことができるようです。

実測重量は

クリップオン部分: 256g
バー部分(未カット): 136g
バー部分(カット後): 115g

で、トータル371g。
この手のクリップオンバーとしてはそこそこの軽量の部類といえそう。

**

パッド部分は4段階で装着角度が変えられる仕組みになってる。

さらに、パッド部分が上にはね上げられるようになってて、リラックスしたい時に上ハンを使える。これはさりげなく便利。

ハンドルにクランプする部分は前後にバラけるのだけど、パッド部分が段階的にはね上がるために必要な樹脂製のパーツが外れてしまうのがちとカッコ悪い・・・。もともとビニールテープで固定されていたので、これをもう少しスマートに固定するようにして解決。

エクステンション部分は薄くて軽い。オリジナルのままだと長すぎるので、パイプカッターで4-5cmくらいカット。

既存のクリップオンバーでは、エクステンションバーがハンドルの上か下を通る設計のものが多い。上だとパッドの位置が高くなりがちだし、下だとエクステンションバーが低くなってしまうというデメリットがあった。で、3TのCLIP ON KITはエクステンションバーがハンドルと同じ高さから生えてる。ので、パッドが比較的低い位置になりつつエクステンションバーもちょうどよい場所にあって・・・ということになるみたい。

**

デザイン・コンセプトもよいし、値段もそんなに高くないし、なかなかよくできたクリップオンバーだと思う。

2010年05月05日

すばるライン試走と富士山一周サイクリング

5/5はBearBellメンバーを誘ってすばるラインの試走&富士山1周サイクリングへ。

富士吉田まで輪行してKOHさんと合流し、車のダジャさんとタマキさんの待つ富士北麓公園へ移動。3日前の志賀坂峠練から回復が済んでおらず、まだ筋肉に張りがあって足が重い・・・。

今日は晴れ続きのGWの中でも一番の夏日になりそうだったので、あえて軽装。半袖ジャージにショーツ。すばるラインの下り用にウィンドブレーカーとフリースの手袋をポケットに忍ばせておく。

北麓公園を出発し、本番のレースでの計測地点の交差点でLAPボタンを押して試走開始。料金所でストップして200円払って再スタート。今日は「1:15くらいで登ります」と宣言しているので、基本的には自分がペースを作る。序盤はキツい箇所が出てくるので「押さえよう」と思っててもついついペースが乱れがち。淡々と250W前後で踏む意識で1合目を超えると斜度も緩くなって登りやすくなる。

途中からKOHさんがところどころ前を引いてくれたのでありがたく下がる。タマキさんは相変わらず重そうなギアをぐいぐい踏んでる。何回か前に出てきてくれるのだけど、キツいところで頑張って緩いところで落とす走り方なので差が開いたり広がったり・・・。志賀坂峠練の後も毎日走ってるダジャさんは今日は後方で静かにしている・・・と思ったら、3合目の看板を過ぎたあたりで脱落。4合目を超えて、平坦区間の手前で何度か斜度が上がるあたりでタマキさんも脱落。平坦区間はKOHさんとローテを回して快走。

ゴール手前の斜度が上がるところに入ると足が重かったので「もう踏めねーっす」と弱気発言。その言葉に反応してKOHさんがアタックするも、今ひとつ切れがなくて距離が開かない。じわじわとシッティングのまま差をつめて、後ろを振り返った直後にダンシングでスパート・・・と思ったらまた振り返ったのでスパートがバレる。「だるまさんが転んだかいぃ!!」と突っ込みを入れながらパスして1着。

1:13:12/23.91km/231W/166bpm/90rpm

心拍数を170bpmより大きく上げない準TTペースを意識。足に疲れが残っていたせいもあってか、上手い具合に心拍数が上がらなかったので逆に同じペースを維持しやすかった。24kmもの距離を淡々と登り続けるのはそうできることではないし、ここにきてようやくヒルクライムの走り方を思い出した気がしたので、得ることの多い試走だったと言えそう。サラ足&レース装備の本番では、1:08くらいは狙えるかな・・・?

**

登ってる途中で、Rapha Lightweight Jerseyを来たkenさんらしき人がウィンドブレーカーを着ないで下りてくるのを見て「上は暖かいのだろう」と予想していたのだけど、予想通り5合目はポカポカ。下山装備を着用して長いダウンヒルをこなし、ほうとう屋「小作」河口湖店でランチ。途中の段差でKOHさんが前輪をパンクしたものの、ほうとうをオーダーして待ってる間に修理完了。

コンビニで補給して、富士山一周サイクリング(反時計回り)へゴー。

まずは車通りの多い139号をゆるゆると進む。タマキさんに引いてもらったりして楽をしつつ、ひばりケ丘の交差点を折れて朝霧高原方面へ。ここの登りは1年前に走った時よりも格段に舗装がよくなっていて、交通量もそんなに多くないので走りやすい。ローテを回しながら登り基調のアップダウンを気持ちよくこなしていくとあっという間に見晴らしのよい駐車場に出るので小休止。富士の原野と本栖湖を見下ろす景色はなかなか素敵。

駐車場から先は、朝霧高原への下り。ここの区間は今回の富士山一周コースのハイライト。日本離れした風景を楽しみながら下り基調のトゥイスティーな道をガンガン飛ばして行くと、思わず「ヒャッホー」と声が出る。上井出の交差点のコンビニで補給して、72号、469号と繋いで富士サファリパークへの登りをこなす。途中の悪路でダジャさんがリム打ちパンクするも、サクッと修理して再スタート。ここの区間は登ったり下ったりと斜度がころころと変化する上に、景色に変化がないので精神的に辛くなる道のり。

ローテを回して進行していくと、タマキさんが毎回登りでアゲ過ぎるので教育的指導。口うるさくてすみません・・・。集団で効率よく走るには、「いかに後続が楽に走れるか」を先頭が常に意識する必要があると思うのだけど、これは「言うは易し」の典型。平坦と下りでは先頭が頑張り過ぎくらいでちょうどよくて、登りでは手を抜くくらいがちょうどよい。

どうにかこうにか十里木を超えて、469号から138号と繋いで籠坂峠への登りにかかる。138号に乗る手前から「足に力が入らない」と言っていたKOHさんがハンガーノックでペースダウン。途中のコンビニで補給&休憩して再出発するものの、すぐには回復しなかったので籠坂峠はゆるゆると登ってクリアー。あとは山中湖へのダウンヒルと、富士吉田への下り基調を残すのみ。だいぶ日が傾いて来てはいたものの、追い風の下り基調なので踏まなくてもスピードが乗って気持ちがよい。

なんとか暗くなる前に富士吉田に帰着して本日のサイクリングを終了。
貧乏性なので、すばるラインの試走をすると、「せっかくここまで来たのにもったいない」とついついサイクリングもしたくなってしまうのだけど、やはり同日に1周サイクリングまでやるのはなかなかにタフだなーと再認識。

でも、足の揃ったメンバーと協調しながら走るのはやっぱり楽しいなーということも再認識した一日だった。

2010年05月07日

Edge 705の走行データ(dat)をTCXファイルに変換

5/5の富士山一周以来Edge 705が不調。
詳細は改めてまとめるとして、Edge 705の走行データ(dat)をTCXファイルに変換するテクニックをマスターしたのでまとめてみる。

**

Edge 705の走行データは本来PCに繋いだタイミングでTCX形式に変換されて閲覧可能な状態になるのだけど、それがうまくいかなかった場合は/Garmin/History/Laps ディレクトリ内に残されたdatファイルを以下の方法を使ってtcxファイルとしてねつ造することができる。

1. まともな.tcxファイルを持って来てテキストエディターで開き、最初の"Track"要素から最後に"Track"要素が閉じられるまでの部分を削除。これをtcxファイルのテンプレートとして保存。
2. 遺された.datファイル(Lap1.dat、Lap2.dat・・・)をテキストエディターで開いて内容をコピーして、上のテンプレートの"Track"要素があったところにペースト。
3. "Activity"要素内の"Id"と"Lap StartTime"のタイムスタンプをペーストした"Track"の最初に出てくる"Time"要素内のタイムスタンプに合わせる

これでWKO+やGCで読み込み可能なTCXファイルとして利用可能になる。
TCXファイルの先頭部分に書かれた概要は、Edge 705側で集計した平均値や走行距離・時間。WKO+やGCでは生の走行データから独自に平均値や走行距離・時間を算出するので、テンプレートの先頭部分の概要データはいじらなくても問題は出ない。というか、これこそがEdge 705側の数値とPCにダウンロード後の数値が噛み合ない問題の元凶。

元ネタはこちら

**

自分の理解だと、Edge 705のデータ保存は以下のようなノリで行われる。

1. 走行中のログは、内蔵フラッシュでもmicroSDでもないユーザが触れない内部フラッシュに保存される。

2. Lapが切られるか、Resetがかけられたタイミングで内蔵フラッシュのLapsディレクトリ内に生のラップ走行情報(.datファイル(TCXのサブセット形式(Trackタグの中身だけ)))が保存される。走行データの概要は、内部フラッシュに保存される。

3. PCにUSBマススト接続されると、内部フラッシュの概要とLapsディレクトリ内の生ログとを組み合わせた形でTCXファイルが生成され、成功した場合はLapsディレクトリ内のデータは消去される。

突然の電源断があった際にTrackpointタグの中身が不定の位置で壊れてることを考えると、走行中の内部フラッシュへの保存もTCXのサブセット形式で行われている可能性が高そう。

Edge 500でTCXをやめて独自のバイナリフォーマットに戻したことを考えると、やはりこの手の組み込みデバイスでXMLを使うのはいろいろ大変だったんだろうなーと推測。

2010年05月08日

Edge 705 が不調

2008年の8月に導入して以来、自分の自転車ライフを大いに盛り上げて来てくれたEdge 705が壊れた。

「壊れた」といっても全然駄目ってわけじゃなくて、「Edge 705本体の動作中に内蔵フラッシュにアクセスできない」という状態。不思議なことに、PCに繋げたときは普通にマウントできて読み書きもできる。

先日の富士山一周サイクリングの最中に「内蔵メモリーが一杯だからLAP情報を保存できないよ」的なエラーが表示されて、そのまま使っていたら途中で一回ハングして、それでも気にせずに使い続けてサイクリングを終了。で、家に帰って来てパソコンに繋げてログデータを吸い出そうとしたところ、TCXファイルへの変換が行われない・・・。

この症状は前に何回か経験済みで、

1. HISTORY/LAPSディレクトリ内のファイルが壊れている -> 読み出せないファイルを消す
2. 何かが根本的におかしくなっている -> ハードリセット

といったあたりで解決できてきた。

ケース1の場合はLAPSディレクトリ内のファイルがファイルシステム的におかしくなっている可能性が高いので、TCXへの変換待ちのファイル達をまず手元のHDDにコピー・・・と、普通に成功する。

それでは・・・と空き容量をチェックすると、数十MBまで減っていることを発見。特に大きなファイルはないので、「やはりファイルシステムがおかしくなっているのに違いない」と考えて、内蔵フラッシュ内のファイルをバックアップしてからFAT32でフォーマットしてファイルを復活させる。

「これで大丈夫でしょ」という期待もむなしく、TCXファイルへの変換は行われない。仕方がないのでハードリセットを実施。リセット後に設定し直すのが面倒なので最終手段だけど仕方がない。

・・・と、それでもTCXファイルへの変換は行われない。
このあたりからいやーな予感がしはじめる。

**

手元のEdge 705のファームウェアは安定動作していた2.90のままだったので、最新の3.10なら何か変化が起こるかも・・・と、webupdaterを使って3.10のファームウェアを入れてから再起動。ところがどっこい、本来なら発動するべきファームウェアの更新処理が始まらない。

色々と試行錯誤した挙げ句、にmicroSDカードのGarminディレクトリ直下にファームウェアのファイル(gupdate.gcd)を置いてみたところ、3.10へのアップデートに成功。それでもTCXファイルが正しく変換されない問題は直らず。どうやらファームウェア側からmicroSDカードは正しく認識できているみたい。

改めてフォーマットし直してみたりするものの、状況は好転せず、というのが現在の状況。内蔵フラッシュがPCからマウントできなくなる問題は割と頻繁に起きているようだけど、PCからマウントできるのにEdge 705本体側からマウントできないという問題はレアっぽい。

**

気を取り直して、Edge 705本体側から内蔵フラッシュがマウントできない状況で発生する不都合をリストアップしてみると・・・

- PCから閲覧可能な形でログが保存されない
-> (本体側で概要は見られる)

・・・以上!

地図やWorkoutのメニュー、それにコースはmicroSDからでも読んでくれるので、これらに関しては問題なし。要するに、走ってる最中のスタンドアロン動作だけを考えればEdge 705の機能はフルに使えるってこと。そうは言っても、トレーニングやレースのログをPCにダウンロードして解析するのはEdge 705ユーザーにとっての大きな楽しみなんだよなー。

Garminのサポートセンターに電話しても繋がる気配がなかったので、メールで質問を投げてみて現在待機中。前から導入を考えていたEdge 500もオーダーしたので、もしEdge 705が復活したら2台体勢にでいくことになりそう。

2010年05月09日

第4回埼玉県自転車タイムトライアルロードレース

5/9は利根川の河川敷で行われる埼玉TTに参加。

出たのは未登録個人B(10km)と、未登録チームTT(20km)。
自分がTTerじゃないのは百も承知なので、個人ではアベレージ40kphを目標にして、チームTTでは10位以内くらいに入れればよいかなーという意識で臨んだ。

結果、個人は38.5kphで平凡なタイム。
チームTTはラスト500mで自分が千切れてしまったものの、41kph+のアベレージで10位(3人中2着のタイムが反映される)。一旦下流側に下ってから上流側に上り返すのだけど、今日は北風が強くて帰路の逆風がキツかった・・・。

機材はExtreme-Power+WH-7850-C50-TUに、3Tのクリップオンバー。
サドルを前に出す&上げてTT向けのポジションにすることも考えていたのだけど、セッティングを試すチャンスがなくて、本番だけ変えて怪我したりすると嫌だったのでいつも通りのポジションで。

中目黒から栗橋まで輪行し、会場まで12,3km走って8:00過ぎに到着。会場に向かう途中、田植えを終えたばかりの田んぼが続くのんびりした風景に大いに癒される。受付に並んでいるとダジャさんやnaoさん、それにニャロメさんに会ったのでお喋り。今日は天気がよくて絶好のサイクリング日和・・・だけど、風が強いのが心配。

登録の部の観戦をしていると、行きを物凄い速度でかっ飛ばしていた人も帰りは必死の形相で逆風と闘っているのがよく分かる。TTバイクをしっかり乗りこなしている人は、低いポジションでしっかりパワーをかけるペダリングができていて端から見ていて格好よい。


(cicli HIDEの○山さん。フォームがかっこいい&うまく撮れたのでなぜか掲載)

今日の写真はこちらに置いておいたので、(主に)登録選手で出ていた人は煮るなり焼くなりご自由にどうぞ。

**

しばらくしてから自分の出番。
スタート時は緊張したけど、一旦走り出してからはそこそこ冷静に走ることができた。真後ろに去年2位に入ってたパインヒルズのN沼さんがいたので、途中で抜かれたらできるだけ頑張ってついていこーというのがひとつの作戦。

往路は追い風なので、心拍数174bpm固定で48-54kphくらい出る。折り返した時点でのアベレージは50kphにのっていたと思う。復路に入ると一気に速度域が変わって32,3kphくらいまで落ちる。心拍数は180bpm固定。折り返して500m行ったところで早くもN沼さんに抜かれる。しばらく視界に捉えていたけど、かすかな登り(1%)になったあたりでペースダウンして見失う。

前半で稼いだアベレージ速度をジリジリ失い続けて、残り1kmくらいでついに40kphを切る。ムキー!悔しい!!・・・と思いながら最後の200mはダンシングでスプリント・・・したけど、全然速度は上がらないままゴール。それだけギリギリに追い込んだ状態で走れてたってことらしい。

10km/15:31/175bpm/99rpm

チームCBではマスターの部でK川さんが勝利。6番手くらいのスタートで全員ぶち抜いて戻って来たらしい・・・。恐ろしい。個人の部の表彰式、昼食を済ませていよいよチームTTの部のはじまりはじまり。

**

未登録チームのメンバーはmiyaiさん、ダジャさん、自分の3人。
3人とも終わったばかりの個人TTのタイムが10秒以内にまとまっているほどに足が揃っているので、じゃんけんで順番を決めて、適当に作戦を練ってからスタート。順番は、miyaiさん、ダジャさん、自分。

往路は追い風なので、足を使いすぎない程度にスピードを乗せてタイムを稼ぐ。ローテーションは順調。みな、交代するタイミングに癖があったりするけど、そのあたりは走りながら慣れていって対処。途中、前走グループを抜く時に自分が長く引き過ぎてしまい、そのあとが一気にキツくなる。ここで千切れるわけにはいかないので、必死でくらいついて集中して回復。

ダジャさんが高回転でくるくる回していて、miyaiさんが低回転でゴリゴリ踏んでる印象。折り返したところで「まず2,3kmは上げすぎないように様子見て行きましょう」と声をかけて逆風の中を突き進んで行く。単独の時は32,3kphだったけど、3人のローテだと35,6kphくらい出せていてよい感じ。二人は少し余裕ありそうで、自分はけっこうヤバ目。途中、ヘタレ的視点からローテの注文をつけたりしつつ残り2kmへ。

「残り2km!」の声が飛ぶと自然と速度が上がる。37,8kphくらい。残り1kmくらいで「もう自分はこれで最後かもな」と思って長めに引く。後ろに下がっていくとmiyaiさんが「上げるよ!」の声と共にペースアップ。一旦後ろにつけたと思った次の瞬間には千切れかけていたので、残り500m地点で「千切れます!」とシャウトして二人を見送る。切れた途端に足からシュワシュワ音がしてペースダウン。ヘロヘロになりながらゴール。

20km/29:11/175bpm/96rpm

三人とも力を出し切れたようので、チームTTの走りとしてはとてもうまくいったと思う。3人がもう一段ずつパワーアップすれば、入賞のラインも見えてくるかな。チームCB的には、登録チームが5位入賞。さすがです。

**


(イナーメ勢はカジさんが出てなくて、T岡さんとまこっちさんの二人組。でも4位(たしか)。すごい。)

平地TTは機材、ポジションの面でいじくりがいがありそうだし、ロードレースのような落車リスクも少ないし、圧倒的なスピード感を楽しめるし・・・と、これはこれで競技としてアリだなーと思った。特にチームTTは高度な作戦や走り方が要求されるあたりが魅力。

TTバイクは色んな意味で「男のロマン」だと思うのだけど、これにハマってしまう気持ちも理解できるなーという感じ。やっぱり、ロードのポジションとTTのポジションは全然違うし、なによりもかっこいいのがよいですね。

当面そっち方面に進むつもりはないけど、トライアスロンに手を出すことになったら喜び勇んでTTバイクを新調することにしよう。

2010年05月10日

かっこよくなきゃ意味がない

自分がロードバイクにハマっている理由のうちのひとつには、確実に「かっこいいから」ということがあると思っている。

自分の考えるロードバイクのかっこよさとは・・・

- 登りにも下りにも平地にもアタックにも使える汎用性
- レース用機材としての機能性だけが求められたシンプルさ
- 乗りこなせば乗りこなしただけ、速く遠くへ移動できる奥の深さ

といったあたりにあるような気がする。

なんといってもレースの機材だから、レースでバンバン使うのが最もかっこいい使い方だと思うし、短いレースのために多くを犠牲にして年がら年中練習しないといけない(=強いモチベーションとセルフマネージメントなしに強くはなれない)ところも、乗り手が試されているような感じがしていて好きだ。

**

岡本太郎の「今日の芸術」風に言い換えると、

ロードレーサーは、かっこ悪くあってはならない、無駄なものがくっついてはならない、コンビニでのんびり休んではならない

・・・ってな感じかな。
ちょっとスパルタン過ぎるか。

2010年05月14日

ローラーでソリア

締め切りの仕事に追われて珍しく今週は忙しい日々が続いてた。
仕事柄夜遅くになってからのほうが集中できるということもあって、「仕事で帰りが遅い->寝るのが遅れる->朝早く起きれない」という悪循環にはまりがち。

少なくとも7時間は寝ないとだめな(理想は8時間!!)体質なので、10時くらいに寝て6時起きで朝練(1-2時間)というサイクルが理想なのだけど、忙しいときはそうも言ってられないので効率的に練習できるローラー台の有り難さを受けることになる。

月曜日: 近所で1時間軽く流す
火曜日: ローラーでダイエット走(30min@180W)
水曜日: ローラーで10分メディオ2本@244W/243W
木曜日: レスト(寝坊)
金曜日: ローラーで10分メディオ1本@260W, 3分ソリア2本@302W/297W

そういえば、ローラー台でソリア練したのはこれが初めてかも。
ここのところ気温が上がっているのでローラーで負荷を上げるのは厳しいかなーと思ったけど、工業用扇風機がいい仕事してくれているので、まだギリギリなんとかなる感じ。

ローラー部屋はエアコンがないので、梅雨に入る前に何か対策を考えないと駄目かも。というか、放熱対策よりもメディオ以上の強度で10分以上乗り続けられない自分のメンタルの弱さの方を先に克服する必要がありそう。

職場の近くの銀杏並木もすっかり夏っぽくなった。
暑すぎず、天気も比較的安定した今の時期は1年で1番のサイクリングシーズンですな。

2010年05月15日

箱根サイクリング

サイクリングシーズン到来!・・・ってわけで、前から走りかったコースを走りに箱根へ。
ロードバイクに乗り始めて最初の2年は単独での峠巡りばかりやっていたので、久しぶりに原点に戻ってみようというのが趣旨。別にレースやめるわけじゃないですが。

恵比寿から湘南新宿ラインで二宮まで輪行し、小田原〜湯河原と走ってから椿ラインで大観山、芦ノ湖〜仙石原〜長尾峠を超えて御殿場へ下り、足柄峠を上り返して二宮に戻ってくる・・・という計画。

20km近くダラダラ上れる椿ラインでは富士ヒルクライムを意識した一定ペースでの登りの練習。それから先は、できれば最後までタレずにノンストップで130km+を走り切ってやろうという感じでゴー。

**

湘南新宿ラインは、深い意味もなくグリーンシート。ゆっくり朝ご飯を食べたかったのと、前からこの手の在来線型グリーンシートに座ってみたかったというミーハー心。快適だけど、1時間くらいの短い時間だったら普通の席でもよいかな。

二宮駅でバイクを組んで、コインロッカーに荷物を預けて8:10出発。
今日の服装は、悩んだ結果Rapha Long Sleeve Jersey+ビブニッカー。昼頃から晴れて来て気温が上がるだろうとは思っていたのだけど、半袖ジャージ+ショーツだと下りで寒そう&ウィンドブレーカーを着たり脱いだりが面倒なので。結果、小田原に行くまでが少し暑かったことを除けばとても快適に走れた。指切りグローブだったので下りで指が寒かったことだけが反省点。

小田原まではしょっちゅう信号にひっかかるので、アップ代わりにインターバルっぽく上げて走る。早川口を左折してしばらく行くと、海沿いの走りやすい道になるので下ハンで高速巡航。適度にアップダウンがあってよい感じ。50分くらい走って湯河原をパス。

ゴミゴミした区間を抜けかけたところでラップを切って登りをスタート。昨日のソリア練のせいで足に重さを感じていたので、230Wくらいのペースでジワジワいくと心拍数も160-165bpmのレンジに収まる。いわゆるひとつのテンポペース。序盤を除けば斜度は全体的に緩いので、サボろうと思えばいくらでもサボれるコースだなーという印象。思ってたほどバイクな人はいなくって、車も少ないので、どんどんよくなってくる景色を楽しみながらクルクルとペダルを回す。

シッティング縛りでいこうと思ってたけど、途中で何回かペースダウンしかけたので、時折ダンシングを混ぜてリズムを作ってペースを維持。後半にかけてパワーをかけていってアベレージ240Wを目指したけどあと3W届かず。

18.6km/58:46/237W/163bpm/95rpm

そのまま大観山をパスして芦ノ湖への下り。薄曇りなので富士山は見えないけどそれでも十分よい景色。芦ノ湖湖畔の道は途中何カ所か混んでたけど、それを除けば概ね気持ちのよい道。途中ですれ違ったロードバイクは1台のみ。途中で競輪選手2名をパス。そういえば、椿ラインでもロードバイクは3,4台しか見かけなかった。


(仙石原ってこんなとこなのね)

湖畔の道では積極的に補給。今日の食料はあんぱんx1、蒸しパンx1、豆大福x1。大福を除いてここで食べ切る。仙石原のあたりで138号に乗ると交通量が多くてやな感じ。長いトンネルの乙女峠を避けて長尾峠方面に折れると交通量がほぼゼロになって、サイクリング気分を満喫できる。3,4%の緩い登り、山っぽい雰囲気、そしてナイスな景色。ここはよい!


(長尾峠への登りは左側の展望がよい)

長尾峠をパスした先は長い下り。序盤はウネウネなのであまりスピードが出せない。138号に乗ってからは長いストレートがあったりして速度が乗る。Edge 705を頼りに御殿場市街地を抜け、足柄駅方面へ。市街地を抜けてしまえば信号も交通量も少ない下り基調の快適な道のり。空腹感もなく、ボトルも丸1本分残ってたのでコンビニ補給せずに足柄駅の裏から足柄峠の登りをスタート。

のっけから山っぽい雰囲気でよい感じではあるのだけど、ちょくちょく激坂が出てくるので足にくる。途中一カ所15%の区間があって、ここは苦しいダンシングでクリア。頑張りすぎないペースで淡々と上って、足柄峠をパス。

6.1km/24:03/239W/162bpm/80rpm

神奈川側の下りの序盤は急坂&クネクネしていてテクニカル。平気で看板に15%とか書かれていてビビる。こっち側から上ったら厳しそうだなーと思いながらダウンヒルを楽しんで、そのまま松田方面へ。ここの市街地区間はそこまで信号が多くないので、いい感じにパスして適当に選んだルートを経由して二宮へ。最後に入れたプチ峠越えも快調にクリアできたので、今日は全体的によいペースで走れたと言えそう。

132km/5:00/203W/145bpm/93rpm

二宮駅前のコンビニで補給して、まったり輪行して帰宅。
前から走ってみたかったルートを走れて満足度の高いサイクリングだった。椿ラインは走りやすいしその先に面白いコースを繋げやすいと思うので、ぜひまた走りに行こうと思った。

2010年05月19日

Garmin Edge 500

不調のEdge 705からEdge 500に乗り換え。

705は2年近く使ってきて、雨の中走ってると斜度計が狂う(0-2%しか出なくなる)という、いかにも浸水間近な症状が出ていたので、今回の問題が出なくても近いうちに壊れてた可能性が高そう。ログを残すことさえ考えなければ全く問題なく使えるので、今後ともサイクリングや山登りではお世話になることもあるかな。

で、Edge 500。
Garminのチーム員からのリクエスト(「705なぞ使ってられるか!」)で開発されただけあって、「GPSつきサイコン」としてよくできているなーという印象。

今更細かいレビューを書くのは面倒なので、要点をまとめると・・・

- デザインは×

silver/blueのピカピカ外装はいけてない。
Tour of Californiaのご当地限定で出ているGrey/Whiteカラーのやつが欲しかったのだけど、入手性が分からなかったので諦めた。

- 操作性は△

ボタンが小さくて押しにくい上にGUIのレスポンスが705より少し落ちる印象なので、操作性はいまひとつ。慣れの問題はあるにせよ、705のジョイスティックはとても使いやすいことを再認識。

- 機能性は○

地図表示できないことを除けばついてる機能は705と同等。自動電源OFF、気温計、スタート通知機能(未スタート状態で走り出すと、「スタートしてないよ」とリマインドしてくれる)などなど、705になかった機能もあって、GPSつきサイコンとしての使い勝手は上がっている印象。初期バージョンではなかったWorkout機能は新しいファームウェアからサポートされたみたい。

- サイズ、重量、視認性、装着方法も○

なんといっても軽いしコンパクトなのはナイス。705に慣れてたので500をつけたら小さく感じたけど、冷静になって考えると500でも一般のサイコンに比べると大きいわけですが・・・。
液晶のサイズは705より一回り小さいので視認性はちょっと落ちるけど、ギリギリ必要十分。バックライトもあるので暗くても安心。
ラバーバンドを使った装着方法はスマートで気に入った。705はステム変えるたびにタイラップ切らなきゃいけなかったのがいけてない。ただし、500のホルダーの固定力は少し弱い印象で、ボタンを強めに押そうとして外しそうになってしまったことがあった。

**

全体的に見て、705が「機能てんこもりの自転車用GPS」だったのに対して500は「機能てんこもりのGPSつきサイコン」かなーという印象。ソフトウェアの安定性はまだ分からないけど、トレーニングやレースの友として705の代わりは十分に役立ってくれそう。

ただし、(例えば)SRMのコンピューターが「トレーニング・レースのためのツール」として質実剛健な作りをしているのに対して、Garmin製品はバギー(特に初期バージョン)でもよいから機能製重視という傾向があることはきっちり理解しておかないと駄目かなーと思った。

2010年05月22日

箱根サイクリング・再び

椿ライン〜長尾峠〜足柄峠と繋ぐルートが気に入ったので、先週に続いて箱根方面へ。

ほんとは日曜日にレースがあるので今日はレース装備で軽めのメニューをやる予定だったのだけど、雨の予報でテンションが下がってしまった&(1年のうちで長くない)サイクリングが気持ちよい時期に思いっきり走れないのはもったいないなぁ・・・という、イッツ・ア・貧乏人的な行動。やっぱり自分はピュアレーサーにはなれないなーと思ってしまう。

今日は平塚まで輪行して、秦野スタートのKOHさんと二宮で8:30に合流。
天気はよさそうなので、半袖ジャージにショーツ。念入りにウィンドブレーカーをもっていって、大観山からの下りで使ったけど必要なかった・・・。

**

小田原までは適当なペース。
早川口を折れた先からはペースアップして気持ちよく巡航。途中で抜いて行ったサイクリストをパスするとずっと後ろについてくる。単独だったら220-230Wくらいで淡々と走るところだけど、ローテで前に出ているとついついあげてしまう。

湯河原を抜けて、セブンイレブンのところからラップを切って椿ラインの登りをスタート。例によって(?)昨日はソリア練でけっこう負荷をかけてしまっていたので、目標240-250Wくらいのペースで淡々といく。ソリア練を週1くらいでやっていると、ソリア強度未満でのパワーの出方がスムースになるような気がする。恐らく、高強度に身体が順応してくるのだと思う。

先週に比べて足が回らない印象なので、今日は低めのケイデンスでダンシングも多用。全体的に自分が引いて、途中の緩いところでKOHさんに引いてもらって楽をする。いつの間にかゴール近くになっていたので、ラスト100mは上げてフィニッシュ。

17.28km/55:29/246W/165bpm/86rpm

レストハウスで補給&トイレ。
今日は富士山がかろうじて見える。

芦ノ湖まで下り、湖畔の道、仙石原、と繋いで長尾峠へ。
自分の中でここの区間はつなぎの区間なのであげないで走る意識なのだけど、KOHさんが楽しそうにグイグイ引っ張るのでヒーコラ言いながらついていく。長尾峠周辺は相変わらず静かでよい感じ。こういう峠が近所に欲しい!

御殿場に下ってランチ。
偶然立ち寄ったそば屋「砂場」は当たり。
そばの大盛りができなかったので、温かいそばと刺身のつく親子丼を頼んだのだけど、とても美味しかった。静かで広い店内もよい感じ。

コンビニ補給を済ませて足柄方面へ。
足柄駅の裏からの登りは山っぽい雰囲気で大変癒されるのだけど、斜度が優しくないので大いに足を削られる。6km+の短い峠なので、ペースを落とさないように注意してクリアー。

6.24km/23:30/244W/165rpm/79rpm

足柄峠からの下りは、序盤が斜度がきつくてテクニカルで、しばらく行くと直線基調の気持ちよいダウンヒル。松田付近まで一気に下り、下界の道をタラタラ走って国道255号でKOHさんとお別れ。自分はそのまま南下して1号線経由で平塚へ。小田原〜湯河原区間であげてしまったせいか、ラスト20kmくらいはパワーが出てこなかったので「燃えよ脂肪!」と念じながら170Wくらいでダイエット走行。

149km/5:27/192W/141bpm/88rpm

一部走りにくい区間があるけれど、このコースは気に入ってしまったので今後も行くことになりそう。なんといっても椿ラインで長時間一定の負荷をかけられるのがナイスで、さらに静かで気持ちよい長尾峠、スパルタンだけど癒される足柄峠・・・と、変化に富んでいるところがよいです。

自宅から輪行で行きやすい(恵比寿から湘南新宿ライン)のも○。
平塚駅のコインロッカーは、構内の中のやつは賑や過ぎて落ち着かないので、北口から出て左側に向かった先にあるやつ(200円)がベター。でも、個人的にはまったりした二宮駅のほうが好きなので、次行くとしたら二宮かな。

2010年05月23日

TOJ市民レース@大井埠頭

日本国内各所で行われているTour of Japan(プロツアー)の東京ステージ@大井埠頭の市民レースに参加。

チームメンバーのシマさんが近日中にアメリカに行ってしまうということで、是非このレースで気持ちよく勝って渡米してもらおうという機運がチーム内で高まり、JCRCのDクラスメンバーが2-Aカテゴリーに5名集結。当日の参加は4名になってしまったものの、チームでロードレースを走るという楽しい経験ができた。

結果は、いつも一緒に練習&レース参加してるダジャさんが優勝。
もう1人の参加者ariさんも見事入賞。
自分は後方支援部隊(笑)としてまったり集団ゴール。
肝心のシマさんは上位に絡めなかったものの、チームとして素晴らしい結果を残すことに成功。

**

当日は予報通り雨。
ただし、心配していたような土砂降りではなくて、小雨程度。
もっと降るかと思ってたのでDNSを覚悟していたのだけど、朝の感じと天気予報から大丈夫そうなことが分かったので、普通に参加することにした。

前日に150kmの山岳サイクリングをこなしてしまったので、普通に展開に絡めなさそう。これからのシーズンも長いことだし、落車してモチベーションをなくすのも寂しいので、今日の目標を

- 安全第一で走る
- 雨天でのレース装備(@カーボンホイール)の走りに慣れる
- 何らかの形でチームメイトをアシストする

・・・といったあたりに設定。
機材はセカンドバイクのTIME VX-Eliteにすることも考えたのだけど、こういうところで出し惜しみしてるといつまでたっても本番のレース装備に慣れられないなと思ったので、Extreme-Power+WH-7850-C50。ギアはコンパクトに11-23。ブレーキシューはSwissstopのイエロー。

**

自走でタラタラ走って受付を済ませ、ダジャさんと一緒にアップ&試走を兼ねて2周。道幅は広いけど、ところどころ路面が悪いのがいやらしい。一発目のUターンがスタート直後(陸橋の全然手前)であることを初めて知る。

メンバーで集まって軽くお喋り。
「前の方に展開しましょう」という話だったのだけど、自分はあえて集団後方に位置して、ラスト1周くらいに上がれたら上がりますと宣言しておく。

2-Aクラスの参加者は50-60名くらい。
コースの広さに比してメンバーは少なめ。

最前列からスタートして、Uターン箇所までまったりと先頭を引く。
Uターン後はじわじわポジションを落として、最後尾付近に落ち着く。
ペースはあんまり上がってなくて、2周目の途中までは心拍数が140bpm前半。180-200Wくらいの感覚でのまったりサイクリング。コーナーからの立ち上がりも、腰を浮かすことなく普通についていける。自分以外のチームCBメンバーは、みな集団前方に位置しているのが見える。

落車等もなく2周目後半に差し掛かったので、最終コーナーの手前のストレートで右側のスペースを使って一気に一番前まで上がる。50-60人の集団とはいえ、横に出ると風圧をもろに受けるので、前に上がるまでにそれなりに足を使う。シマさんが先頭を引いていたので、「頑張り過ぎちゃダメ!」と声をかけて、そのまま単独で抜け出す。

すぐに50mくらい差がつくものの、誰も追ってこない。
左コーナーを過ぎても後方から誰も来なかったので、踏むのをやめて集団に戻る。2人くらいがほんの少しだけ飛び出して踏んでいたので、陽動作戦の効果は少しだけあった・・・かな?

ラスト1周は再び集団後方に戻ってサイクリング。相変わらずペースが上がらないなー・・・と思っていたら、スタート後のUターンの後で後ろからバイクがやってきて「1分後スタートの組が後ろに迫っているので左側に寄れ」という。

そのままペースは上がらず、一発目の直角右コーナーのあとのストレートで後発組の集団にパスされる。集団のメンバーみな苦笑い。一旦レースがニュートラル化されてしまい、本物のサイクリングペースになる。

次の右折ポイントからレース再開。
2周目で前に出たストレートで前に上がろうとしたものの、右側のスペースにうまく出られず、最終コーナーの立ち上がりでも40番手くらい。この時点で上位に絡むのが無理だと分かったので、ちらほら落ちてくるメンバーをかわして少しずつポジションを上げて集団でゴール。

18.2km/26:50/148bpm/95rpm
(スタート時にボタンを押し忘れたので3km分の情報をロスト)

**

ホームストレートで集団前方にCBメンバーが二人いるのが見えていたのだけど、ダジャさんが優勝と聞いて盛り上がる。ここは表彰台がプロ仕様なのが何といっても素晴らしい。応援しに来てくれたK川さんからも喜びの声を聞こえてくる。

雨脚が強くなっていたので、乾いた服に着替えて「1時の表彰式に間に合えばまた着ます」ということにして一旦帰宅。お風呂入ってメシを食ったら眠くなってしまったので、そのままお昼寝してしまい、表彰式を見逃す・・・(すみません)。

展開にはあまり絡めなかったけど、チームとして一緒に走れて結果を出せたことが何といっても今日の大きな収穫だった。

ニャロメさんと話していて思ったのだけど、TOJの市民レースは完全フラットで距離が短いので逃げができる余地がないのがイマイチだと思う。みな「どうせ逃げても捕まるから」とハナから逃げようとしないので単調な展開になってしまいがち。もう少し距離を長くするか、ピリッとスパイスの効いた登り(陸橋を超えるのもアリ)があれば、展開が生まれやすくなるのではないかと思った。まぁ、その方が自分が勝てるからなんですけど・・・ね。

2010年05月25日

ソリア練

今朝の朝練は連光寺で3分ソリアx3。

323W 161bpm 82rpm
328W 166bpm 81rpm
321W 165bpm 74rpm

週末ロングライド+レースから疲れが抜けてなかったけど、目標の320Wはクリア。基本はシッティング縛りで、ラスト20秒だけダンシング。

synergyの二人組も似たようなメニューをこなしていて、川崎街道沿いの歩道を行ったり来たり・・・。1人はTTバイクだったのでT中さんかな?

帰宅途中の平地でもがいたら思いがけず5秒アベレージのベストを1039Wで更新。気温が高くなってきて、どんどんパワーが出せるようになってきている実感あり。

**

317W 158bpm 79rpm
316W 157bpm 76rpm
321W 160bpm 70rpm

先週の金曜日に同じメニューやった時の数値はこんな感じ。
3分ソリアをローラーでやるのは今の自分には無理で、300Wx2とかになっちゃう。

ソリア(パワートレーニング的にはL5)域はロードレースで多用するので、今年はこれを週1メニューに組み込んでいくことにしよう。連光寺までは45分くらいで行けるので、往復の行程はダイエット&高ケイデンス練習として割り切る。

あと、320W+だと強度が高すぎて今の自分だと3回くらいしかできないので、来週からは3分300Wx5くらいにしようかな。ウィンターロードやチャレンジロードでは300Wくらいの出力でのリピートができなくて千切れた印象があるので、高出力よりも回数にこだわったほうがよさげ。

2010年05月27日

松姫峠サイクリング

しばらくやってた仕事が先週で一区切りついたので、木曜日は有給をとってKOHさんと雨蛙さんと一緒に山岳練。

椿ラインはさすがにもういいかなと思ったので、前から行こうと考えていた松姫峠行きを提案。武蔵五日市基点で、甲武トンネル-松姫峠-風張峠と巡る130km+のコースとした。

最近はトレーニング効率を重視しているので(ヤワになっているとも言う)、8時集合の武蔵五日市まで輪行。準備をしていると、帰り用の輪行装備を担いだKOHさんと雨蛙さんがやってきた。すぐ近くの山に雲がかかっていて不穏な空気だけど、天気が回復するだろうってことで、さくっと出発。

今日は気温がそこまで上がらず、降られる可能性も高そうだったので、Rapha Long Sleeve Jersey+ビブニッカー。ウィンドブレーカーもポケットに忍ばせておく。結果、登りでは少し暑かったものの、下りでも雨に降られたときも問題なく対応できた。

3人で均等にローテーションを回してよいペースで甲武トンネルの分岐に到着。ここからトンネルまでは3,4kmくらいのしょっぱい登り。雨蛙さんが強めに引くのでこれについていき、途中からは自分が牽引。先行のサイクリストをパスした先で「そろそろトンネルかな」とペースアップして抜け出すものの、まだ先があって雨蛙さんにパスされる。トンネル手前で20mくらい遅れていたものの、最後にもがいて手を抜いてた雨蛙さんを抜いて一着。

山梨側の下りをするすると下る。
晴れ間も見えてきて、山に雲のかかった感じがなかなかナイス。
20号を進んで行くと、クランクを7800のノーマルドライブに変えたばかりの雨蛙さんが快調に踏む。自分も対抗して260-270Wくらいでひく。大月のあたりを右折して松姫峠の登りをスタート。

序盤はアップダウンがあるので出力一定が難しい。五日市まで50km+走ってるKOHさんがちょっときつそう。しばらく行ったところの下りで踏み続けてたら後ろが離れたので、そのまま30-40mくらいの差をキープして進む。後ろの二人がずっと一緒なので何か企んでいるのではと疑心暗鬼になりつつも、ダム脇の平坦区間で踏んだら大分距離があいたので、そのままいく。

プロフィールマップから受けた印象よりも斜度がきつくって、途中からは10%前後の登りが連続する。5,6%になると平地かと錯覚するような感じ。車通りも少なくて、道もきれいなのでとても走りやすい。景色も良好。休日になるともう少し賑やからしいけど、ここの登りは気に入った。

結局、差を広げたまま峠に先着。
不調のように思えたKOHさんが二着。

20.4km/1:04:56/216W/158bpm/83rpm

1:40くらい走り続けたあとの登りだったので、パワーは出ず。

**

小菅村まで下って、まんじゅう屋で軽いランチ。
なかなかうまくて満足。

ちょっと下って奥多摩周遊道路方面に下りて、風張峠の登りをスタート。
7月のTOKYOヒルクライムの奥多摩ステージの試走ってことで、スタート地点を教えてもらってそこから上げて走る。タイムを狙ってるKOHさんがあげるので、序盤の平坦基調はローテを回す。信号で引っかかった先の登りでKOHさんが踏み続けて行くので、「このペースは自分には無理」と少し遅れる。20-40mくらいの距離をおいたまま追走。

ときおり(KOHさんにしては珍しく)ダンシングしてるのが見えるので、いっぱいいっぱいだろうと考えてダンシングでペースアップするものの、なかなか距離が縮まらない。駐車場を超えたあたりの平地でぐぐっと距離が離れてしまい、気持ち的にも切れてしまってペースダウン。峠の手前の駐車場がゴールであることを知らず、スパートをかけそこなってゴール・・・。

10.5km/32:27/247W/166bpm/80rpm

KOHさんは31:30くらい。
不調だと思ってたのは走り続けてタレてただけで、まんじゅう食べて休憩したらいつもの強いKOHさんが戻ってきたということらしい。

調子の悪そうな雨蛙さんが遅れてやってきたので合流し、そのまま風張峠をパスして武蔵五日市に帰還。途中で土砂降りっぽい雨に降られてしまい、ウィンドブレーカーを出す間もなくずぶ濡れになってしまったものの、五日市で乾いた服に着替えてさっぱり。

133.3km/4:55/193W/140bpm/89rpm

**

山猫亭でチリコンカンとミルクティーをいただき、渋谷まで輪行して帰宅。
疲労を抜く暇がないままトレーニングし続けているので調子はそんなによくなかったものの、長い登り&中くらいの登りを集中して走れてよい練習になった。
峠ハンターとしては、前から行きたかった松姫峠に行けたのが一番の収穫と言えるかな。

2010年05月29日

30% OFF

今日は天気が悪そうだったので、午前中に家事を済ませてから天気が安定してそうだった昼過ぎに連光寺へ。

今週は平日だけで10時間のノルマを達成している&負荷もしっかりかけているので、脂肪を燃やせればいいや・・・と走り出したものの、ものすごぉ〜く調子が悪い。心拍数も全然上がらなくって、出力は概ね30%OFF。平地のシッティングで250Wくらいで踏んでるつもりでも180Wくらいで、上り坂のダンシングで360Wくらいのつもりでも250Wくらい。こういう時のパワーメーターの数値はとことん非情。

ここ数週間ほぼ休みなく負荷をかけ続けていて、その疲れが蓄積しているのと、この期に及んで体重減らそうとして食餌制限しているのが原因と分かっているので特に焦りはしない。体重は58kg台前半、体脂肪率は6%くらいまで落ちてきたので、Mt.富士HCは57kg台で臨めそう。57.5kgでFTPが270Wとして4.7W/kg・・・。やはり5W/kgは遠いなぁ。

カオスな世田谷通りを抜けて川崎街道経由で連光寺へ。
頑張っても疲れるだけなので、200Wキープで一本登り、そのまま交差点で折り返して世田谷通りで帰宅。帰りの川崎街道沿いではパラパラと降られてしまった。

帰り際、三軒茶屋のパン屋さん「パリの空の下」に立ち寄って、パンオーショコラとくるみのパン、それからクランベリー入りのケーキをゲット。黄色くてかわいい店構えが素敵なこのお店、パティシエさん自身がロードレーサーとのことで、自転車乗りには10%の割引があるみたい。パンオーショコラもくるみのパンも、生地がもっちりしていて美味しかった。

2010年05月31日

読売V通り

日曜日は午前中だけ動けたので、尾根幹線へ。
起床体重がようやく57kg台まで落ちてきてたので、しっかり回復できてないかなーと思ったものの、意外と調子は悪くなかった。

世田谷通りから川崎街道、鶴川街道とつないで、最近ウェブ界隈で見かけた「読売V通り」へ。

ここは去年の9月にできたばかりのあたらしい道で、京王よみうりランド駅からよみうりランドのある丘の上まで短い距離(730m)をギュギュッと登る(58m)コース。コンスタントに斜度が7-8%あって、車通りがなくて、道がきれいなので走りやすい。1本だけ思いっきり負荷をかける。

2:06/380W/170bpm/83rpm

1:20くらいシッティングで粘って、残りはダンシング。
ゆっくり登れば3分くらいかかりそうなので、今度から3分ソリアはここでやろうかな。丘の上からの景色がよくて、ループ状の下りも爽快でよいです。

**

V通りのあとは、尾根幹線へ。
久しぶりに鶴川街道から入って、町田街道に下りはじめる手前のコンビニまでテンポペースで走行。コンビニで補給していたらsynergyの速そうな人が通りかかったので、距離を置いて追走。全ての登りで下ハンダンシングなので、似たような走り方をしていたらヘロヘロになった・・・。ほとんどレースペースの負荷。尾根幹線(特に町田->稲城)って、しっかり追い込んで走るとけっこうよい練習になるなーと再認識。

50分で、25.45km/200W/150bpm/95rpm

あとは適当に流して帰宅。

**

さて、来週は今年前半戦の目標のMt.富士ヒルクライム。入賞に絡むのは難しそうだけど、納得できるタイムを出せるように頑張ろう。あとは・・・いつも一緒に練習しているBearBellのメンバーの多くが同じスタート組なので、本番のレースで一緒に走れるのが楽しみ。

About 2010年05月

2010年05月にブログ「鈍行・中目黒の自転車メモ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2010年04月です。

次のアーカイブは2010年06月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36
おすすめ自転車関連本