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Garmin Edge 500

不調のEdge 705からEdge 500に乗り換え。

705は2年近く使ってきて、雨の中走ってると斜度計が狂う(0-2%しか出なくなる)という、いかにも浸水間近な症状が出ていたので、今回の問題が出なくても近いうちに壊れてた可能性が高そう。ログを残すことさえ考えなければ全く問題なく使えるので、今後ともサイクリングや山登りではお世話になることもあるかな。

で、Edge 500。
Garminのチーム員からのリクエスト(「705なぞ使ってられるか!」)で開発されただけあって、「GPSつきサイコン」としてよくできているなーという印象。

今更細かいレビューを書くのは面倒なので、要点をまとめると・・・

- デザインは×

silver/blueのピカピカ外装はいけてない。
Tour of Californiaのご当地限定で出ているGrey/Whiteカラーのやつが欲しかったのだけど、入手性が分からなかったので諦めた。

- 操作性は△

ボタンが小さくて押しにくい上にGUIのレスポンスが705より少し落ちる印象なので、操作性はいまひとつ。慣れの問題はあるにせよ、705のジョイスティックはとても使いやすいことを再認識。

- 機能性は○

地図表示できないことを除けばついてる機能は705と同等。自動電源OFF、気温計、スタート通知機能(未スタート状態で走り出すと、「スタートしてないよ」とリマインドしてくれる)などなど、705になかった機能もあって、GPSつきサイコンとしての使い勝手は上がっている印象。初期バージョンではなかったWorkout機能は新しいファームウェアからサポートされたみたい。

- サイズ、重量、視認性、装着方法も○

なんといっても軽いしコンパクトなのはナイス。705に慣れてたので500をつけたら小さく感じたけど、冷静になって考えると500でも一般のサイコンに比べると大きいわけですが・・・。
液晶のサイズは705より一回り小さいので視認性はちょっと落ちるけど、ギリギリ必要十分。バックライトもあるので暗くても安心。
ラバーバンドを使った装着方法はスマートで気に入った。705はステム変えるたびにタイラップ切らなきゃいけなかったのがいけてない。ただし、500のホルダーの固定力は少し弱い印象で、ボタンを強めに押そうとして外しそうになってしまったことがあった。

**

全体的に見て、705が「機能てんこもりの自転車用GPS」だったのに対して500は「機能てんこもりのGPSつきサイコン」かなーという印象。ソフトウェアの安定性はまだ分からないけど、トレーニングやレースの友として705の代わりは十分に役立ってくれそう。

ただし、(例えば)SRMのコンピューターが「トレーニング・レースのためのツール」として質実剛健な作りをしているのに対して、Garmin製品はバギー(特に初期バージョン)でもよいから機能製重視という傾向があることはきっちり理解しておかないと駄目かなーと思った。


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コメント (4)

ba-mos:

単純比較はできませんが、SRMがプロ向け機材、GARMINが自転車
を趣味とする一般コンシューマ向け機材ということですよね。

オールインワンはいいけれど、壊れて全く使い物にならなくなるのは痛い。

このときの、「痛さ」の度合いはプロとそうでない人とでは大違いです。
だからプロは単機能でも保守性が高く、信頼できるSRMを選び、ノンプロは
多少保守性信頼性に欠けても機能多彩なGARMINNを選ぶんでしょうね。

yama-kei:

> ba-mosさん
製品としての立ち位置は間違いなく違うだろうなーと思います。
・・・って、SRM使ったことないんですけどね(笑)。

Garmin製品がたまにみせるやんちゃっぷりは、高機能大好きなオタクサイクリストの自分でも引くことがあります。楽しめるっちゃー楽しめるんですが、それに費やされる時間がもったいないなーと感じたりして。

ガリ:

自動電源OFFはうっかりさんの自分は恩恵が多いです。またお台場待ってますのできてください!

yama-kei:

> ガリさん
お台場、コンディションが整ってないとついていけなさそうなので参加率が下がってます・・・。首を洗ってお邪魔しますので、優しくしてくださいね。

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2010年05月19日 21:33に投稿されたエントリーのページです。

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