« 三浦半島サイクリング | メイン | 3T CLIP ON KIT »

志賀坂峠サイクリング

5/2は年初あたりからやろうと思っていた志賀坂峠サイクリングをBearBellメンバーと一緒に決行。

青梅基点で山伏を超えて299号を下り、そのまま299号で志賀坂峠を往復して帰ってこよう・・・という計画。去年Attack! 299で走った志賀坂峠周辺の雰囲気が好きだったので、ここにもう一回行きたいなーというのが個人的なモチベーション。

先日の秩父からの帰りに姉&ベイビーちゃんが泊まっている入間周辺の両親宅にExtreme-Powerを置いといてもらったので、三浦半島サイクリングから帰ったその足で入間に移動して泊めてもらい、帰りの輪行装備を担いで青梅まで自走。

今日も天気がよさそうなので、半袖ジャージ+ショーツ+アームウォーマーという服装。保険でもっていったウィンドブレーカーはただただ邪魔なだけだった・・・。

8時の集合時間に集まったのはKOHさん、雨蛙さん、タマキひろしさん、ダジャラーさん、空次郎さん、のすけのすけさん(ゲスト)。pmaさんとヤマさんは残念ながらDNS。


(今日の参加者は7名中5人がPowertapユーザー。Edge 705/500に至っては装着率100%)

お祭りモードで朝から慌ただしい青梅駅周辺を抜けて、小曽木街道-成木街道と繋いで小沢峠を越える。ちょっと飛び出した状態だったので、後ろから雨蛙さんを一旦抜かせてから捲り返して小沢峠をゲット。名栗に入ってからは引ける人が引く・・・という空気を作って、じわじわペースアップしながら山伏の登り口へ。

登り口手前で「ここの平坦でアタックして、差をつけてから逃げるってもありですねー」とタマキひろしさんに吹き込んでおき、登りが始まるポイントでダミーアタック。ガツっと上げると、タマキひろしさんがそれを上回るペースで追い抜いて行くので「しめしめ、これで足を使わせて後から・・・」と、後続と合流して追走を開始。ところが、期待に反してタマキさんが落ちてこない。重いギアを踏んで今にも止まりそうなダンシングで苦しそうなフォームなのに、コンスタントに50mくらいの距離を保って逃げ続ける。

14%のコーナーを抜けたあたりからKOHさんが先行。この先の平坦区間を峠と勘違いしてストップしていたタマキさんをパスしていくものの、ペースは上げられないので雨蛙さんに先行を許し、復活したタマキさんにも抜かれる。そのまま我慢して走り続けて、最後の100mくらいでガツっとあげてタマキさんをパスして三着。山岳賞のKOHさんも、今日はそこまで調子がよいってわけでもないみたい・・・だけど、それにしてもやっぱり強い。

下って299号に合流すると酷い渋滞。秩父に観光に行く車を脇をすり抜けて秩父を超えて、小鹿野のコンビニで休憩。コンビニの手前で疑似TTポジションでペースを上げて走っていたら、突然400W+のペースで雨蛙さんが引き始めたのでつき切れ・・・。ああ情けない。

コンビニ休憩・補給の後は、今日のメインディッシュの志賀坂峠往復。ポイントは、志賀坂峠で折り返してコンビニで再合流するというコース設定。20kmの峠までの道のりは前半14,5kmが1,2%のダラダラ登りなので、山岳賞を取っただけでは安心できなくて、帰りの下り基調の平坦区間を効率的に走る能力も試される・・・というのが主催者(=自分)狙い。

ってなわけで、行きの平坦区間は全員でローテを回して平和に進行。多少車通りはあるけど、道は広いし前方に目指すべき山が見えているのでテンションが上がってくる。斜度が上がり始めたところで「残り4,5kmの登りがはじまりますよ」とタマキひろしさんに伝えると、待ってましたとばかりにアタック。追走して合流を試みるものの、辛くなったので集団に戻って我慢の走り。

追走するKOHさん、雨蛙さん、ダジャラーさんからも少しずつ遅れて行き、4着で峠に到着。結局、タマキさんはそのまま逃げ切って、アタックしたダジャラーさんが2着だったみたい。折り返してガンガン踏んで、ゆっくりダウンヒラーな雨蛙さんをパスして先行組を追走。高速ダウンヒラーなKOHさんとダジャラーさんを捕まえるのは難しいかなーと思いつつ、テクニカルな下りをこなしていく・・・と、先行の3人がストップしている。ブラインドの先のコーナーでKOHさんが落車してしまったみたい。

幸い大事には至っていなかったので、曲がったハンドル&STIを直して後続勢を待ってから出発。平坦区間に入ってからダジャラーさんがアタックしたので反応して二人逃げ。逆風の下り基調なので、前が300Wでも後ろは100Wという感じ。途中からペースを上げられなくなってしまい、鬼引きの雨蛙さん&空次郎さんのコンビに追いつかれて信号に捕まったりしながらコンビニにゴール。小鹿野に近づくと信号や車通りがあるので、ゴールはもう少し手前に設定した方がよかったみたい。

コンビニで再合流&補給&休憩して、鹿の子でわらじカツをいただく。かなりアバウトなサービスだけど、3枚入りのわらじカツは満足感たっぷり。というか、ちょっと食べ過ぎた・・・。

足を強打していて、「200W以上出すのが辛い」というKOHさんを気遣ってマイルドなペースで引いて秩父まで到着。「そのまま行けそう」ってことだったので、計画通り299号を登り返して山伏峠へ。山伏峠の登りに入ると、「トレーニングの一環です」と299号からアウタートップを踏み続けているタマキひろしさんがペースアップ。反応したダジャラーさんと一緒に追走して合流すると、後ろからKOHさんがまさかの復活アタック。一同呆気にとられて反応できず、そのまま逃がしてあっさり山岳賞を取られる。自分はタマキひろしさんをさし損ねて4着。


(アウタートップという名の大リーグ養成ギブス)

先行組が峠で待っててくれなかったので、そのままダウンヒルして名栗を抜けて、トイレ休憩してから山王峠を越えて、青梅に帰還。名栗の途中からも断続的にアタックがかかり、最後の一滴まで絞り尽くした感のあるサイクリングでありました・・・。

「和平協定を結びましょう」「平和に行きましょう」という呼びかけが何度無視されたことか。
国連に訴えてやるぅ!

**

山伏(行き)
270W 172bpm/91rpm
ラスト15秒は400Wくらいでタマキさんをパスして3着

志賀坂峠
250Wくらい 169bpm/92rpm

山伏(帰り)
230Wくらい 157bpm/91rpm

山王峠
475W/18秒で1着


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.yama-kei.org/mt/mt-tb.cgi/7040

コメント (4)

お疲れさまでした。
小沢峠でのダミーアタック以降、和平なんてイラクとアメリカくらいありえない、思っていましたから!w
山伏ではタマキさんとそんな駆け引きがあったんですね、しかも志賀坂まで・・・ことごとくかかりながらも、きちんと結果を残すタマキさんが恐ろしいです。ところで、吹き出した珈琲返してください(爆

yama-kei:

> 雨蛙さん
いやいや、イラクとアメリカだって何かきっかけがあれば手を結べるかもですよ。
石油とか、石油とか、石油とか・・・。
タマキさんのパワーは底知れない感じなのが怖いですね。
珈琲、パソコンにかかってないことを祈ります。

ガリ:

先日はどうも。こりゃ楽しそうですね。サイクリング?というかレース参加したかったです。

yama-kei:

> ガリさん
脚力の揃ったメンバーなので、いつも白熱した展開になるようです。
また次に機会があったらお誘いしますよー。

コメントを投稿

About

2010年05月03日 09:45に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「三浦半島サイクリング」です。

次の投稿は「3T CLIP ON KIT」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36
おすすめ自転車関連本