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すばるライン試走と富士山一周サイクリング

5/5はBearBellメンバーを誘ってすばるラインの試走&富士山1周サイクリングへ。

富士吉田まで輪行してKOHさんと合流し、車のダジャさんとタマキさんの待つ富士北麓公園へ移動。3日前の志賀坂峠練から回復が済んでおらず、まだ筋肉に張りがあって足が重い・・・。

今日は晴れ続きのGWの中でも一番の夏日になりそうだったので、あえて軽装。半袖ジャージにショーツ。すばるラインの下り用にウィンドブレーカーとフリースの手袋をポケットに忍ばせておく。

北麓公園を出発し、本番のレースでの計測地点の交差点でLAPボタンを押して試走開始。料金所でストップして200円払って再スタート。今日は「1:15くらいで登ります」と宣言しているので、基本的には自分がペースを作る。序盤はキツい箇所が出てくるので「押さえよう」と思っててもついついペースが乱れがち。淡々と250W前後で踏む意識で1合目を超えると斜度も緩くなって登りやすくなる。

途中からKOHさんがところどころ前を引いてくれたのでありがたく下がる。タマキさんは相変わらず重そうなギアをぐいぐい踏んでる。何回か前に出てきてくれるのだけど、キツいところで頑張って緩いところで落とす走り方なので差が開いたり広がったり・・・。志賀坂峠練の後も毎日走ってるダジャさんは今日は後方で静かにしている・・・と思ったら、3合目の看板を過ぎたあたりで脱落。4合目を超えて、平坦区間の手前で何度か斜度が上がるあたりでタマキさんも脱落。平坦区間はKOHさんとローテを回して快走。

ゴール手前の斜度が上がるところに入ると足が重かったので「もう踏めねーっす」と弱気発言。その言葉に反応してKOHさんがアタックするも、今ひとつ切れがなくて距離が開かない。じわじわとシッティングのまま差をつめて、後ろを振り返った直後にダンシングでスパート・・・と思ったらまた振り返ったのでスパートがバレる。「だるまさんが転んだかいぃ!!」と突っ込みを入れながらパスして1着。

1:13:12/23.91km/231W/166bpm/90rpm

心拍数を170bpmより大きく上げない準TTペースを意識。足に疲れが残っていたせいもあってか、上手い具合に心拍数が上がらなかったので逆に同じペースを維持しやすかった。24kmもの距離を淡々と登り続けるのはそうできることではないし、ここにきてようやくヒルクライムの走り方を思い出した気がしたので、得ることの多い試走だったと言えそう。サラ足&レース装備の本番では、1:08くらいは狙えるかな・・・?

**

登ってる途中で、Rapha Lightweight Jerseyを来たkenさんらしき人がウィンドブレーカーを着ないで下りてくるのを見て「上は暖かいのだろう」と予想していたのだけど、予想通り5合目はポカポカ。下山装備を着用して長いダウンヒルをこなし、ほうとう屋「小作」河口湖店でランチ。途中の段差でKOHさんが前輪をパンクしたものの、ほうとうをオーダーして待ってる間に修理完了。

コンビニで補給して、富士山一周サイクリング(反時計回り)へゴー。

まずは車通りの多い139号をゆるゆると進む。タマキさんに引いてもらったりして楽をしつつ、ひばりケ丘の交差点を折れて朝霧高原方面へ。ここの登りは1年前に走った時よりも格段に舗装がよくなっていて、交通量もそんなに多くないので走りやすい。ローテを回しながら登り基調のアップダウンを気持ちよくこなしていくとあっという間に見晴らしのよい駐車場に出るので小休止。富士の原野と本栖湖を見下ろす景色はなかなか素敵。

駐車場から先は、朝霧高原への下り。ここの区間は今回の富士山一周コースのハイライト。日本離れした風景を楽しみながら下り基調のトゥイスティーな道をガンガン飛ばして行くと、思わず「ヒャッホー」と声が出る。上井出の交差点のコンビニで補給して、72号、469号と繋いで富士サファリパークへの登りをこなす。途中の悪路でダジャさんがリム打ちパンクするも、サクッと修理して再スタート。ここの区間は登ったり下ったりと斜度がころころと変化する上に、景色に変化がないので精神的に辛くなる道のり。

ローテを回して進行していくと、タマキさんが毎回登りでアゲ過ぎるので教育的指導。口うるさくてすみません・・・。集団で効率よく走るには、「いかに後続が楽に走れるか」を先頭が常に意識する必要があると思うのだけど、これは「言うは易し」の典型。平坦と下りでは先頭が頑張り過ぎくらいでちょうどよくて、登りでは手を抜くくらいがちょうどよい。

どうにかこうにか十里木を超えて、469号から138号と繋いで籠坂峠への登りにかかる。138号に乗る手前から「足に力が入らない」と言っていたKOHさんがハンガーノックでペースダウン。途中のコンビニで補給&休憩して再出発するものの、すぐには回復しなかったので籠坂峠はゆるゆると登ってクリアー。あとは山中湖へのダウンヒルと、富士吉田への下り基調を残すのみ。だいぶ日が傾いて来てはいたものの、追い風の下り基調なので踏まなくてもスピードが乗って気持ちがよい。

なんとか暗くなる前に富士吉田に帰着して本日のサイクリングを終了。
貧乏性なので、すばるラインの試走をすると、「せっかくここまで来たのにもったいない」とついついサイクリングもしたくなってしまうのだけど、やはり同日に1周サイクリングまでやるのはなかなかにタフだなーと再認識。

でも、足の揃ったメンバーと協調しながら走るのはやっぱり楽しいなーということも再認識した一日だった。


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コメント (7)

タマキひろし:

オツカレーさまでした。
教育的指導、大変ありがたく頂戴致しました
やまけいさんの説明を聞いて理解したつもりでしたが、実践するのはなかなか難しい...。
レースでも使えるテクニックですので、まずは「習うより慣れろ」で意識して実践しつつ、モノにしていきたいと思います。

また教育的指導、よろしくお願いしますね(*>▽<*)ゞ

ken:

おつかれさまでしたー。 もう少し遅く上ってれば頂上で合流できたかもでしたね。 残念。
スバルラインは一度上るとグリコーゲンがほとんど枯渇するので、僕も帰途はかなりタレました。

yama-kei:

> タマキひろしさん
走ってる最中にあーだこーだとうるさくてスミマセン・・・。
登りで楽する走り方は、エンデューロ系のレースでは特に大事になってくると思います。
ただ、タマキさんは志賀坂での逃げ切りのようなスタイルも向いてるっぽいので、それはそれでなくさないで欲しいなーと。

> kenさん
けっこう上の方ですれ違った気がするので、あと20分くらい早く登ってたら上で会えたかもですね。それにしても、昨日は暖かくて走りやすかったです。本番がんばりましょー!

オムカレーさまでした。

「今日は疲れがまだ残ってるから全然ダメですよー」とのやまけいさんの言葉を信じてたのに、みんなさっさと行ってしまいました。。。
それ以上に自分がダメでした(涙)
後ろから見てて、ほんと一定ペースだなーと思いました。

本番、どのくらいのタイムが出るか楽しみですね~!

yama-kei:

> ダジャラーさん
カレーさまでした。
志賀坂のあとノーレストで走ってるのは凄いとしか言いようがないです。
自分の場合、同じフォームでずっと走るのが苦手なので、ちょこまかと使う筋肉を変えて一定ペースを意識しているのでした。

本番は・・・体重がどのくらい絞れるかがほとんど全てな気がしています。
今年はこれ以外にもたくさんレースがあるので、ぎりぎりまでは絞らない予定。

ヤマ:

これは、富士山一周神奈川ブルベのコースですね。あの下りは最高ですね。
渋峠から奥志賀方面への下りに並んで好きなダウンヒルです。確かに強行軍でしたね~。
本番頑張ってください。


yama-kei:

> ヤマさん
あの界隈の景色は最高でした!
ブルベで走ったタマキさん、ダジャさん(自主的ブルベ(?))は見晴らしスポットをしっかり把握してました。すばるライン1本のあとだと少し厳しいですが、トラブルがなければ普通に走れると思います。

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2010年05月05日 23:50に投稿されたエントリーのページです。

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