2008年の8月に導入して以来、自分の自転車ライフを大いに盛り上げて来てくれたEdge 705が壊れた。
「壊れた」といっても全然駄目ってわけじゃなくて、「Edge 705本体の動作中に内蔵フラッシュにアクセスできない」という状態。不思議なことに、PCに繋げたときは普通にマウントできて読み書きもできる。
先日の富士山一周サイクリングの最中に「内蔵メモリーが一杯だからLAP情報を保存できないよ」的なエラーが表示されて、そのまま使っていたら途中で一回ハングして、それでも気にせずに使い続けてサイクリングを終了。で、家に帰って来てパソコンに繋げてログデータを吸い出そうとしたところ、TCXファイルへの変換が行われない・・・。
この症状は前に何回か経験済みで、
1. HISTORY/LAPSディレクトリ内のファイルが壊れている -> 読み出せないファイルを消す
2. 何かが根本的におかしくなっている -> ハードリセット
といったあたりで解決できてきた。
ケース1の場合はLAPSディレクトリ内のファイルがファイルシステム的におかしくなっている可能性が高いので、TCXへの変換待ちのファイル達をまず手元のHDDにコピー・・・と、普通に成功する。
それでは・・・と空き容量をチェックすると、数十MBまで減っていることを発見。特に大きなファイルはないので、「やはりファイルシステムがおかしくなっているのに違いない」と考えて、内蔵フラッシュ内のファイルをバックアップしてからFAT32でフォーマットしてファイルを復活させる。
「これで大丈夫でしょ」という期待もむなしく、TCXファイルへの変換は行われない。仕方がないのでハードリセットを実施。リセット後に設定し直すのが面倒なので最終手段だけど仕方がない。
・・・と、それでもTCXファイルへの変換は行われない。
このあたりからいやーな予感がしはじめる。
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手元のEdge 705のファームウェアは安定動作していた2.90のままだったので、最新の3.10なら何か変化が起こるかも・・・と、webupdaterを使って3.10のファームウェアを入れてから再起動。ところがどっこい、本来なら発動するべきファームウェアの更新処理が始まらない。
色々と試行錯誤した挙げ句、にmicroSDカードのGarminディレクトリ直下にファームウェアのファイル(gupdate.gcd)を置いてみたところ、3.10へのアップデートに成功。それでもTCXファイルが正しく変換されない問題は直らず。どうやらファームウェア側からmicroSDカードは正しく認識できているみたい。
改めてフォーマットし直してみたりするものの、状況は好転せず、というのが現在の状況。内蔵フラッシュがPCからマウントできなくなる問題は割と頻繁に起きているようだけど、PCからマウントできるのにEdge 705本体側からマウントできないという問題はレアっぽい。
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気を取り直して、Edge 705本体側から内蔵フラッシュがマウントできない状況で発生する不都合をリストアップしてみると・・・
- PCから閲覧可能な形でログが保存されない
-> (本体側で概要は見られる)
・・・以上!
地図やWorkoutのメニュー、それにコースはmicroSDからでも読んでくれるので、これらに関しては問題なし。要するに、走ってる最中のスタンドアロン動作だけを考えればEdge 705の機能はフルに使えるってこと。そうは言っても、トレーニングやレースのログをPCにダウンロードして解析するのはEdge 705ユーザーにとっての大きな楽しみなんだよなー。
Garminのサポートセンターに電話しても繋がる気配がなかったので、メールで質問を投げてみて現在待機中。前から導入を考えていたEdge 500もオーダーしたので、もしEdge 705が復活したら2台体勢にでいくことになりそう。