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TOJ市民レース@大井埠頭

日本国内各所で行われているTour of Japan(プロツアー)の東京ステージ@大井埠頭の市民レースに参加。

チームメンバーのシマさんが近日中にアメリカに行ってしまうということで、是非このレースで気持ちよく勝って渡米してもらおうという機運がチーム内で高まり、JCRCのDクラスメンバーが2-Aカテゴリーに5名集結。当日の参加は4名になってしまったものの、チームでロードレースを走るという楽しい経験ができた。

結果は、いつも一緒に練習&レース参加してるダジャさんが優勝。
もう1人の参加者ariさんも見事入賞。
自分は後方支援部隊(笑)としてまったり集団ゴール。
肝心のシマさんは上位に絡めなかったものの、チームとして素晴らしい結果を残すことに成功。

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当日は予報通り雨。
ただし、心配していたような土砂降りではなくて、小雨程度。
もっと降るかと思ってたのでDNSを覚悟していたのだけど、朝の感じと天気予報から大丈夫そうなことが分かったので、普通に参加することにした。

前日に150kmの山岳サイクリングをこなしてしまったので、普通に展開に絡めなさそう。これからのシーズンも長いことだし、落車してモチベーションをなくすのも寂しいので、今日の目標を

- 安全第一で走る
- 雨天でのレース装備(@カーボンホイール)の走りに慣れる
- 何らかの形でチームメイトをアシストする

・・・といったあたりに設定。
機材はセカンドバイクのTIME VX-Eliteにすることも考えたのだけど、こういうところで出し惜しみしてるといつまでたっても本番のレース装備に慣れられないなと思ったので、Extreme-Power+WH-7850-C50。ギアはコンパクトに11-23。ブレーキシューはSwissstopのイエロー。

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自走でタラタラ走って受付を済ませ、ダジャさんと一緒にアップ&試走を兼ねて2周。道幅は広いけど、ところどころ路面が悪いのがいやらしい。一発目のUターンがスタート直後(陸橋の全然手前)であることを初めて知る。

メンバーで集まって軽くお喋り。
「前の方に展開しましょう」という話だったのだけど、自分はあえて集団後方に位置して、ラスト1周くらいに上がれたら上がりますと宣言しておく。

2-Aクラスの参加者は50-60名くらい。
コースの広さに比してメンバーは少なめ。

最前列からスタートして、Uターン箇所までまったりと先頭を引く。
Uターン後はじわじわポジションを落として、最後尾付近に落ち着く。
ペースはあんまり上がってなくて、2周目の途中までは心拍数が140bpm前半。180-200Wくらいの感覚でのまったりサイクリング。コーナーからの立ち上がりも、腰を浮かすことなく普通についていける。自分以外のチームCBメンバーは、みな集団前方に位置しているのが見える。

落車等もなく2周目後半に差し掛かったので、最終コーナーの手前のストレートで右側のスペースを使って一気に一番前まで上がる。50-60人の集団とはいえ、横に出ると風圧をもろに受けるので、前に上がるまでにそれなりに足を使う。シマさんが先頭を引いていたので、「頑張り過ぎちゃダメ!」と声をかけて、そのまま単独で抜け出す。

すぐに50mくらい差がつくものの、誰も追ってこない。
左コーナーを過ぎても後方から誰も来なかったので、踏むのをやめて集団に戻る。2人くらいがほんの少しだけ飛び出して踏んでいたので、陽動作戦の効果は少しだけあった・・・かな?

ラスト1周は再び集団後方に戻ってサイクリング。相変わらずペースが上がらないなー・・・と思っていたら、スタート後のUターンの後で後ろからバイクがやってきて「1分後スタートの組が後ろに迫っているので左側に寄れ」という。

そのままペースは上がらず、一発目の直角右コーナーのあとのストレートで後発組の集団にパスされる。集団のメンバーみな苦笑い。一旦レースがニュートラル化されてしまい、本物のサイクリングペースになる。

次の右折ポイントからレース再開。
2周目で前に出たストレートで前に上がろうとしたものの、右側のスペースにうまく出られず、最終コーナーの立ち上がりでも40番手くらい。この時点で上位に絡むのが無理だと分かったので、ちらほら落ちてくるメンバーをかわして少しずつポジションを上げて集団でゴール。

18.2km/26:50/148bpm/95rpm
(スタート時にボタンを押し忘れたので3km分の情報をロスト)

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ホームストレートで集団前方にCBメンバーが二人いるのが見えていたのだけど、ダジャさんが優勝と聞いて盛り上がる。ここは表彰台がプロ仕様なのが何といっても素晴らしい。応援しに来てくれたK川さんからも喜びの声を聞こえてくる。

雨脚が強くなっていたので、乾いた服に着替えて「1時の表彰式に間に合えばまた着ます」ということにして一旦帰宅。お風呂入ってメシを食ったら眠くなってしまったので、そのままお昼寝してしまい、表彰式を見逃す・・・(すみません)。

展開にはあまり絡めなかったけど、チームとして一緒に走れて結果を出せたことが何といっても今日の大きな収穫だった。

ニャロメさんと話していて思ったのだけど、TOJの市民レースは完全フラットで距離が短いので逃げができる余地がないのがイマイチだと思う。みな「どうせ逃げても捕まるから」とハナから逃げようとしないので単調な展開になってしまいがち。もう少し距離を長くするか、ピリッとスパイスの効いた登り(陸橋を超えるのもアリ)があれば、展開が生まれやすくなるのではないかと思った。まぁ、その方が自分が勝てるからなんですけど・・・ね。


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2010年05月23日 17:44に投稿されたエントリーのページです。

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