秩父宮杯の市民Bに参加。
関東では珍しい公道を使ったロードレースで、自分が参加したのはJCRCのC/Dクラスに相当する市民B。コースは秩父近郊のアップダウンのある周回ルートを2周半(約26km)。
[レースまで編]
先週ひいてた風邪が金曜日にぶり返してしまったので、土曜日は一日中家にひきこもって療養。結果、日曜日起きた時点で身体のダルさと頭のモヤモヤ感が大分よくなっていたので、予定通り参加することにして5:00に家を出発。渋谷から輪行し、池袋から西武池袋線に乗り、所沢から特急で西武秩父へ移動。
頑張れば7:40に秩父に来られることは、ちょっとした発見。この周辺は、登ってない峠が山盛りあるんだよな~。
西武秩父駅でチームメイトのじゃむさんと合流し、受付のある秩父ミューズパークの展望台駐車場へ。ここまではちょっとした登りなので、よいペースで登っていったらちょうどよいアップになった。受付を済ませた後は、スタート地点の秩父駅へ。同じカテゴリーにエントリーしていた70番さん(山本さん)と、受付から秩父駅までご一緒しながらお喋り。白石峠のタイムが25分とのことで、クライム能力は自分と同じくらいっぽい。市民Bにはこのレベルの選手が集まってるのかな~という感触を得る。
開会式の後、10:00頃にレーススタート。といっても周回コースに入るまでは、先導バイクについていくだけのパレードラン。地元の人たちの声援がなかなか素敵。先頭から20-30人あたりのポジションをキープしてゆるゆる走行。
[レース編」
周回コースに合流するポイントで一旦停止してから本番スタート。
出だしは平坦基調なので、先頭から離れすぎない程度のポジションをキープ。登りが始まると集団がばらけるので、先頭グループに置いていかれなさそうなペースで適当に登る。登り自体は1km少々と短いのだけど、部分的にガツンとくる傾斜がある。下りに入ると先頭は見えないものの、同じカテゴリーの人が連なっているのでそれについていき、一旦下ってからもう一度ガツンと登るところでジワっと前に出て先頭グループに復帰。この時点で集団は30人くらいに絞られていたように見えた。ガツンとした下りを終えて、右折した先がゴール地点。
2周目は集団の中で適当に走っていたら前に出てしまったので、平坦箇所では先頭を引く。70番の山本さんも先頭付近に残っている。登りが近くなってきたあたりからは、意識的に集団の中に隠れて足を溜める。ちょこっとしたアップダウンのある区間でパインヒルズの人が1人飛び出していたのが見えた。2周目の登りは先頭が見えるあたりのポジションで進み、「下ってガツン」の箇所で強めに踏んで先頭集団についていく。
3周目は集団後方で大人しく・・・と思ったら、ペースが上がらないのでついつい平坦部分で前に出てしまう。偽TTポジションでガシガシ踏む・・・と、誰もついてこない。前を追うのは諦めて、入賞狙いのスプリントに切り替えたようだ。15-20人くらいに絞られた集団に戻ってから登りを開始。・・・と、登り口をクリアしたあたりでパワーが出ずに、ペースダウンして集団からチギれる。自分と同じようにチギれた人達と同じペースでチンタラ登り、できるだけ挽回できるようにと下りを一生懸命踏み、最後は前を走ってた人をゴール前で抜いてゴール。
順位は多分20位くらい。
体調不良だったわりにはよく走れたかな。
26.1km
41.44
37.4km/h
178bpm
104rpm
225W
反省点としては、
- 集団にいるときはもっと省エネ走行に徹すべき
- ボトルの水が途中で尽きた(スタート前にちょこちょこ飲んでたせいで足りなかった)
ってなところ。
まだまだロードレースの走りが下手くそなので、もっと頭をつかった走りができないといけませんね。
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コース中唯一のまとまった登り(約1.3km)のデータを抜き出してみると、
1周目: 3:19/181bpm/96rpm/289W
2周目: 3:26/183bpm/95rpm/298W
3周目: 3:38/183bpm/94rpm/267W
ってな感じ。
周回を重ねるごとに、着実に遅くなっていることがよく分かる。3周目の心拍数が高いのは、登りの手前で単独で飛び出してしまったからで、あの無駄な走りさえしなければ集団についていけたかも・・・と思うと悔やまれるなぁ。
そういえば、カセットを練習用の13-25Tから11-23Tに変えるのを忘れてそのまま走っていたのだけど、特に問題なく走れた。自分は高回転系なので、下り区間で60km/h以上で踏み続けるようなことがなければ13Tでもなんとかなるようだ。今回のコースは下りがクネクネ曲がっていたので、最高速度も65km/hくらい。
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ちゃんとしたロードレースはまだ2戦目なので、まだまだレースの走りで学ぶことは多そう。秩父宮杯は、公道を広々と使えるところが何よりも素敵で、コースも変化に富んでいて楽しく、さらに運営もしっかりしていたので存分に楽しむことができた。
来年もまた秩父に走りに来ることにしよう。
楽しみだ。