Ant+対応機器が続々と登場しているようなので、適当にメモ。
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http://www.trekbikes.com/us/en/bikes/road/madone/6_series/technology/
2010年モデルのTREK Madone 4/6シリーズに搭載される、フレーム内蔵型スピード・ケイデンスセンサーは、DuoTrapっていうらしい。Di2への対応といい、TREKの先進性がよい方向で発揮されている印象。
http://www.bikeradar.com/news/article/first-look-trek-madone-6-series-22246
BONTREGERからはNodeとかいうAnt+対応のコンピューターが出るらしく、色々と情報が出始めている。コンパクトな外観はなかなかよさげ。
http://forums.roadbikereview.com/showthread.php?t=184159
このあたりを読む限りだと、
センサー類のつかないシンプルなNode1が$74.99
高度計・斜度計&心拍センサーがくっついてくるNode2が$139.99
で、Ant+のパワーメーターにも対応するみたい。
http://www.thisisant.com/pages/ant/interoperability-matrix
Antの互換表を見ると、さりげなくTREKのIncite ACH/Alpine/LinkコンピュータもAnt+を使っているらしいのだけど、オフィシャル系の情報にはAnt+という単語が一切出てこないのが謎。Ant+のスピードセンサーのことをSpeed Trapと呼称している(っぽい)のだけど、これはAppleがIEEE 1394をFireWireと呼んでるようなもんなのですかね~。
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http://garmin.blogs.com/my_weblog/2009/09/new-edge-500-cycling-gps-is-highpowered-for-the-pros-lowpriced-for-the-people.html
GarminからはEdge 500なる新機種が登場。
Edge 705からカラー液晶と地図表示、それにワークアウト機能を取っ払って小型軽量化したもので、本体価格が$249。センサーつきのキットで$349とのこと。
ワークアウト機能がなくなってしまうのは微妙に痛い。Nodeみたいなコンピューターが$100前後で買えてしまう状況の中で、GPSがついてることしかウリがないAnt+サイコンに$249出すかっていうと・・・微妙かも。
Edge 500が誕生した背景には、「Edge 705は必要以上にリッチすぎるし、重いからなんとかしてくれ」というプロ選手からの要望があったようなのだけど、レースオンリーなサイコンを買う余裕のある人以外には、中途半端な製品と言えなくもない。
っていうか、それよりもEdge 500の新機能の
- 心拍数を基準にした(まともな)カロリー計算
- 走ってるのにタイマーをスタートさせてないことを通知してくれる機能
あたりはEdge 705でもファームアップだけで対応できそうなので、是非とも対応して欲しい。前者はまだしも、後者はよくやらかしてしまうんだよな~。
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http://www.cyclingnews.com/features/on-show-eurobike-2009-part-2
PowertapのCycleOpsからは、新しいコンピュータ2種が出るみたい。二つとも、走行ログをPCにダウンロードすることなくパワートレーニングの解析や診断をやってくれるのがウリ。要は、Training Peaks WKO+がコンピューターに内蔵されているような感じ。
Garminはある程度PCを使いこなしている人じゃないと+αな使いこなしが難しいところがあるので、こういうアプローチは大いにアリだと思う。
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各社のラインナップを見ていると、Ant+が標準規格であることのメリットが最大限に発揮されつつあることを感じる。
Garminの思惑通り、これから数年間はAnt+が天下を取りそうな雰囲気ですな。