« クロスバイク再考 | メイン | 息抜きメディオ走・再び »

Golden Cheetah 日本語化

新しいMac環境で使い始めているトレーニングログの管理ソフトのGolden Cheetah。

最近になって多言語化対応が入ってフランス語が追加されていたので、それを真似する形で日本語化にチャレンジ。GCはQTというフレームワークで作られたアプリなので他言語化の仕組みがなかなかよくできていて、コード内の文字列をtr("hogehoge")とかして囲んでおくと自動的に多言語化の対象として専用の翻訳ソフトに食わせられるフォーマットに抜き出してくれる。

あとはこれをジャカジャカ翻訳して、プログラムバイナリに含めるリソースファイルの形にして、設定メニュー内で日本語を選べるようにコードをいじってやれば完成。

・・・と思ったら、ほぼ同じタイミングでkeyさんも翻訳してた。みんな考えることは同じなのね・・・。

早速keyさんがパッチをMLに送ってくれたので、次あたりにリリースされるGCには日本語対応が入るはず。文法的に訳すのが苦しかったり、日本では使われていないトレーニング単語を訳すのはなかなか厳しいものがあるとはいえ、日本語化されていることで日本のユーザーの導入の壁は大きく下がるはず。

それにしても、こういう開発のスピード感はよいですね。ニッチだけど熱意のある人が集まったオープンソースプロジェクトは強いです。

**

対照的なのが定番のパワートレーニング管理ツールのTraining Peaks WKO+。
ちょうどバージョン3にあがったというメールが来たので調べてみたのだけど、全体的にブラッシュアップされただけで、そこまで進化した形跡はないみたい。バージョンアップ代が$64.50なのだけど、これはちょっと躊躇してしまうなぁ。。。

確かによくできたツールだし、全体的な完成度でいったらGCとは比べ物にならないレベルに達してはいるとは思うけど、ちょっと殿様商売し過ぎなんじゃないという感じ。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.yama-kei.org/mt/mt-tb.cgi/6959

コメント (2)

key:

どうも〜
考えることはみんな同じですねw

日本語化パッチは先程HEADに取り込まれました。
本体側にもいくつか手を入れて(tr()を追加して)いるので、
ひょっとしたら日本語環境でのみ発生するバグが出てくるかも知れません。

国際化できていない部分をいくつか探して修正してもらえるように依頼してみました。
かなり言葉足らずで通じているか謎ですが、まあ頑張ってみますw

WKO+は複数台(2台?)にインストール出来るようになった点が良いと思いますが、
どちらにしろMacで使えないので眼中にありません。

yama-kei:

Golden Cheetahのこれからに期待、ですね。
お疲れ様でした。

日本語版使ってて気になるところがあったら横から手を加えさせていただくかも。

コメントを投稿

About

2009年12月18日 08:25に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「クロスバイク再考」です。

次の投稿は「息抜きメディオ走・再び」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36
おすすめ自転車関連本