経済学という教養 - 稲葉振一郎
経済学・社会学
「ナウシカ解読」の人による経済学論議。
はじめのほうはまだいいのだけど、途中からのスピードはついていくのが精一杯。
全体的に非常に啓蒙的な本。
マルクスが求めていた究極の共産的社会の姿と、自分が思い描いていた社会とがあまりに近似していてびっくりした。
発射された弾丸の角度や成分は違うのだけど、落ちるところは同じ、みたいな・・・。
最近の読書の流れは
人類学・思想・宗教 -> 歴史観 -> 認識論 -> 経済学
って感じ。
週末は久しぶりに神保町に行きそうなので、まとめて経済学の本でも買ってみようかと思った。