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2010年07月 アーカイブ

2010年07月02日

Specialized BG S-WORKS Road Shoe

1年半はいたSIDI Genius 6.6がボロくなってきたのでシューズを新調。

ゲットしたのは巷で評判のSpecializedのBS S-WORKSの43サイズ(白)。

軽さ優先でPearl IzumiのOctane SLにしようと思っていたのだけど、シュレック弟が履いてるウェブ記事を発見してかっこいいなーと思った&Specializedのコンセプトストアにフラッと立ち寄ってフィッティングしてもらったら思いのほかよい感触だったのでこっちに変更。

自分の足は親指がやたらと長い変わった足型で、SIDIだと44サイズ(Megaではないノーマル)でAdidas(現Mavicとほぼ共通)だと43.5サイズ。Specializedは43でジャストサイズなので、やや大きめのサイズ設定ということになるみたい。

Genius 6.6は冬場にオーバーシューズをつけっぱなしのまま脱着を繰り返していたところ、ヒール部分の靴の内側が破けてウレタンが出てきてしまっていて(縫って修理したけどイマイチ)、ソールのカーボン部分も削れまくっていたので、遅かれ早かれもう1年くらいで寿命かなーという感じ。デザインも気に入ってたし(SIDIが勝っているのはこれだけとも言う)、昨年作ってもらったカスタムインソールとの組み合わせも悪くなかったので、冬場の走りこみはこっちかな。

インソールは、標準でついてくるフラットな赤(+)、一般向けの青(++)、アーチの大きい人向けの緑(+++)、と3パターンが用意されている。偏平足の自分でも赤だとアーチの部分が余っていると教えられたので、青のインソールを追加でゲット。これに加えて、インソールの下に敷くシムによって足の内側を上げたり外側を上げたりといった調整ができる。このあたりのフィッティングはBG-Fitを使ってね、ということらしい。

重量はインソール+クリート(TIME RXS)込みで片足294g。Genius 6.6+インソール+クリートが404gだったので片足あたり100g以上の軽量化。自転車本体で200g軽くすることを考えると、ここでこれだけ一気に軽くなるのはなかなか凄い。

アッパーは全体的に薄くって、大胆にメッシュが使われていて若干頼りなげな印象。柔らかい素材が使われているのと、やけに凝った作りの分厚いベロの部分が絶妙なフィット感に寄与しているみたい。

**

そのほか、聞いた話をまとめると・・・

- ヒールソールは交換可能

SIDIだとけっこうな頻度(自分の場合1年ちょいくらい)で交換が必要になるラバーヒールソールは、この靴でも交換可能らしい。SIDIほど薄っぺらくないので、それなりに長持ちしそうなので当面は大丈夫とは思うけど。

- ワイヤーの緩めすぎに注意

このシューズの特徴になっているダイアルでワイヤーで引っ張るBOA SYSTEM。左回しで緩め続けていくとある時点からワイヤーを空で巻き上げてしまう問題があるらしく、その状態で右回しで締めようとするとワイヤーで折れて切断の恐れがあるとのこと。まだワイヤーの保守パーツがないので、修理がイレギュラーな対応になってしまうらしい。空で巻き上げてしまった場合はワイヤーを引っ張ってやればOK。テフロン系の潤滑剤を使うとよいとの情報あり(by tarmacさん)。さらに本家BOAからワイヤーをゲットして自分で交換できるかもという説もある。

2010年07月04日

五日市基点で甲武トンネル-鶴峠-今川峠-風張峠

日曜日はBearBellのチーム練ってことで奥多摩へ。
来週末の東京ヒルクライム奥多摩ステージの試走も兼ねて(へろへろの状態でたどり着いて試走の意味があるかのか、という突っ込みはなしで)。

朝はポツポツと雨が降っていて路面もウェットだったので五日市まで輪行。
今年の傾向として、ダラダラになりがちな週末のロングライドでは、必要以上にマイレージを稼ぐよりも、ビシッと集中して中身の濃い練習ができるようにしているので、今後とも輪行は多用することになりそう。ただし、これからの季節は少しでも涼しい早い時間帯に走りたいので、そうも言ってられないのかも。

自転車を組んでいると、タマキさん、雨蛙さん、そして遅れてba-mosさんが登場。早速檜原街道を甲武トンネル方面に向けてスタート。

序盤はじっくりペースのローテーションで登り基調の道をクリアーしていく。甲武トンネルへの曲がり口で信号ストップし、先頭に出てペースを作る。雨蛙さんが「回していきましょ」というので、タマキさんと三人でローテ。「残り1kmないはず。5-600mくらい?」とタマキさんに教えると、がっつりいいペースで引かれてついていくのが精一杯。しばらく行くと、「まだ・・・ですか」という言葉を残してタマキさんが脱落。そこそこのペースで登っていくと雨蛙さんがついてくる。トンネルまで残り2-300mの地点でスプリントに向けて足を溜めていると「息整えてますね」と口撃を受ける。バレたか・・・。雨蛙さんが先に動かなかったので、トンネルが見えたところからスプリントして山岳賞ゲット。

五日市から甲武トンネル手前まで

19.8km/43:17/225W/159bpm/101rpm

下って鶴峠。
厳しいアップダウンが延々と続くこの峠に来るのは二回目。序盤は四人でローテっぽく走っていくものの、「ゆっくり行きましょう」宣言が無視されてba-mosさん脱落。しばらく行った先でタマキさんが強めに引いていて、頑張り過ぎているのが見て取れたので、斜度が高くなったタイミングで雨蛙さんと自分が前に出て「このペースを維持するとタマキさん離れますね」と分析。結果、予想通り。さらに10%の登りで300Wで踏み続けて雨蛙さんからもアドバンテージを得る。

そのまま下りと平地を飛ばして視界から消えて、工事中の迂回路で15%のわけわかんない道を走ったりしつつ峠までペースを落とさずに走り続けて再び山岳賞ゲット。いやー、それにしても鶴峠はキツい!

17km/49:43/224W/160bpm/85rpm

峠で集合した後は、途中の食料品店で補給してから「やばい激坂」と評判の今川峠へ。短いけど14,5%の斜度が続くので、足を休ませるタイミングがないのが厳しい。10%になると「フーッ」と一息つけるような感じ。例によって雨蛙さんとの対決になったので、ちょっと上げ気味に前を引いてもらった後でゆるやかにペースアップして差をつけて、そのままゴール。ダンシングを多用したので、激坂のクリアの仕方としてはそこそこうまく走れたと思う。

2.9km/14:05/249W/161bpm/67rpm

奥多摩湖方面に下り、奥多摩周遊道路の料金所脇でトイレを済ませてから東京HCの試走。試走っつってもこれだけ走ってる&気温が高くて蒸し暑いのでタイムを狙うというよりは一定ペースを走る練習というつもり。

序盤の平坦基調は雨蛙さんとローテ。斜度が出て来たあたりから自分が飛び出す形になったので、そのまま淡々と踏み続けてゴール。260W出せたらいいなーと思っていたけど、途中からは230W程度で精一杯。うーーん、暑さと疲れのせいもあるけど、イマイチな走り。他のメンバーも暑さにやられてパフォーマンス低下が著しい。

10.4km/32:51/241W/168bpm/80rpm

山の上は雲がかかっていて、今にも雨が降りそうな気配なので、サクッと五日市までの下りを開始。タマキさんと二人になってローテーションしていくと、今日は不調だと思ってたタマキさんが俄然飛ばす。短い登りもガシガシいくので「おお、ここに来て復活か?」と思いきや、五日市まで残り4,5kmのあたりで一気にペースダウン。あー、やっぱり無理してたのね・・・。途中、ブラインドの左コーナーでインベタのラインで突っ込んだタマキさんがコーナーに入ってから急減速したので教育的指導。違うラインで抜けようとしてた自分も引きずられる形でブレーキしてリアがロック。無事だったけど、後ろを走ってたba-mosさんがその影響で離れてしまった・・・。

五日市では山猫亭で遅めのランチ。
キーマカレーに紅茶。それに自分だけモンブラン。Mt.富士HCが終わってから甘いもの食いまくってますな、自分。そろそろ次に目標に向けて身体を絞り始めないといけません・・・。

自走で帰る三人と別れ、自転車を畳んで帰宅。
密度の高いよい練習ができたけど、ところどころダラダラ走る区間ができてしまったこと、休憩時間が長過ぎるのが個人的には不満。やはり、集団での練習は目的意識をしっかりもってメリハリをつけて走らないと駄目だなーと思った。

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