« Base期間終了 | メイン | 白石峠TT&奥武蔵サイクリング »

第五回表富士自転車登山競走大会

表富士ヒルクライムに参加。

結果はU-30カテゴリーで7位。
入賞こそできたものの、満足できる走りではなかった・・・。

1位以外はビリと同じ!志を高くして精進・精進。

**

ヒルクライムで遠征ばっかりしてるのもアレだなーと、この週末は三峰ヒルクライムへの参加を考えていたのだけど、KOHさんの会社の別荘@御殿場が使えるってことで参加を決定した大会。BearBellメンバー4人で別荘にお邪魔してレースに臨んだ。

土曜日はコオさんに車でピックアップしてもらい、富士山方面へ移動。東京周辺はよい天気だったものの、富士山に近づくにつれて雲が多くなり、途中からは雨がポツポツ。受付会場の神社に遅れて到着してpmaさんと合流。受付を済ませて、ちょっぴり寂しげな会場を後にして富士宮焼きそばを食べて宿へ移動。コースを下見にいったキャス兄情報によると、上の方は雪が降っているとのことで、昨年と同じように開催中止になるのでは・・・と心配になる。

富士サファリパーク周辺の宿に荷物を置き、裾野ヘルシーパークで温泉に入って食事。ここは富士登山の帰りによく寄るのだけど、新しくて安くてよい施設。食事も良心的な値段で悪くない。宿に戻ってくつろいでいると、7時間から4時間に短縮された富士チャレXの混合チームエンデューロで優勝したばかりのダジャラーさんが合流。土産話を肴にティータイム。10時前くらいに就寝。

**

6時頃に起きて朝食を摂り、7時頃に宿を出発。
今日はスカッと爽やかな快晴なので、大会が中止になってサイクリングのほうが楽しいかもーなぞと不謹慎な会話を交わす。
7:30過ぎに会場に到着すると、すでに車がいっぱい。
機材をセットアップして、着替えてからアップを済ませる。

服装については悩んだ挙げ句、八ヶ岳の教訓を生かすことにして下をロングタイツにすることにした。上は例によって冬用インナーと長袖ジャージ。

駐車場のある2合目は予想以上に暖かくて、太陽光が出ている時は「半袖+ショーツでもいけちゃうかも?」と思えるくらい。ウォームアップは持参したローラー台を利用。そういえば、ローラー台でアップするのは今回がはじめて・・・。しばらくゆるゆる走ってから心拍数を170bpmまで上げて、12,3分の短いアップを終了。このアップは(恐らく)失敗。

9:15から整列開始ってことで、先頭ポジションを確保。表富士は個人TTだとばかり思っていたのだけど、数日前になってマスドスタートであることを知ったので、できるだけ前の方からスタートしようと思ってた。整列後のライダーズミーティングで、コースが短縮されることが告げられる。やはり、氷点下の5合目付近は凍結で安全が確保できなかったようだ・・・。

整列開始からスタートまで1時間半くらいあるので、薄手のウィンドブレーカーを装備して待機。スタートグループごとに駐車場からスタート地点に移動して、5分間隔でスタートしていく。ラストミニッツのトイレを済ませて最前列からスタート。KOHさんと一緒に並んでいたので、自転車を一緒に動かしてもらえたりしてとても助かった。

**

最前列からスタート。

タマキひろしさんの知り合いのタマレンジャーの若者が強いと聞いていたのだけど、登り坂スタートの直後からガンガンいく。ローテっぽい雰囲気になって二番手で静観していたら大きく車体を振る合図をもらったので仕方なく引く。「すまん、おじさんはもう一杯一杯なのよ・・・」。ちょっと行ったところで先頭グループは早くも10人くらいまでに絞られる。

自分は息が上がってるのに心拍数が170bpm以上に上がらず、リミッターがかかってる感じ。前を引いたKOHさんの下がり際に声をかけると辛そう。デュアスロンジャージをつけたF崎さんがガンガン踏んで飛び出した形で自分が三番手だったので、辛そうな前走者をかわして追いかける・・・けど、捕まえられる気がしなかったので合図して後ろの人にいってもらう。

この動きの後で先頭の6人から離れてしまい、2km地点過ぎから早くも一人旅。集団から落ちて来た人がいたので、その人を目印にしながら淡々と走っていく。曲がり角を左折してしばらく行くと、後ろから同カテゴリーのCSCジャージの選手がついてくる。ジワジワとペースをあげて前走者の選手をかわして6位ポジションに返り咲き。・・・と思ったら、ついてきたCSCジャージの人がゴリゴリと踏み始めて離される・・・。これで7番手。

淡々と前から落ちてくる別カテゴリーの人を抜いていくものの、心拍数が上がらなくてシッティングでもダンシングでもパワーが出ない。15分過ぎくらいでガツガツダンシングしたらようやく心拍数が175bpmまで上がって調子が出てくる。平地では疑似TTポジションでスピードをのせる。

短縮語のコースは12kmくらいと思っていたのだけど、Garminの9.5km地点で写真撮影ポイントのお兄ちゃんが「あと2km」と言っていたので、11.5kmくらいかなーと走行距離を下方修正。ダンシングでガンガン踏むと、心拍数が178bpmくらいまで上がる。ようやく調子が上がってきた・・・。

すぐ先の写真撮影ポイントでおねえちゃんが「残り200m!」というので、思わず「ほんとー?」と返すと「ほんとー」と返ってくる。ようやく7%くらいの登りでもペダルが軽く感じられて来たところなのに・・・。右側車線に下山待機中の選手が1人見えたので「ほんとにゴールなのかい!」と脱力感を感じながらゴール。結局手元のGarminでの距離は10.45kmくらいだった。

10.45km 38:13 170bpm 86rpm

八ヶ岳に続いてのヒルクライムだけど、やっぱり寒いのは苦手かなーという印象。普段なら心拍数180+まで簡単に上がるので、そこまで上げないように腐心するところなのだけど、今回は心拍数が上がらなくて序盤にペースがあげられず大変だった。どうやら自分の場合、アップはは実走&短時間でダンシングでちゃっちゃか180bpmくらいまで上げておいたほうがよいみたい。

あと、ロードレースばかり走ってるうちに、ヒルクライムでの「自分との闘い」が極端に苦手になっているように感じた。そうは言っても今年は既に夏のヒルクライムに多数エントリーしてしまっているので、今からでもヒルクライムの走り方を思い出さないといけませんね・・・。

**

ゴール地点ではBearBellメンバーでお喋り。
U35カテゴリーはみんなで競り合って面白い展開になったみたい。
結局、今回の勝者は7位入賞のタマキひろしさん。昨日極寒のFISCOを走ってたダジャラーさんは、ラストでシンボーさんに抜かれて9位とのこと。スタート前からやたらと心拍数が高かったKOHさんと、アップ装備が十分ではなかったpmaさんは満足する走りができなかったみたい。この時期のヒルクライムは寒さとか色んな要素が絡むので、難しく考えることはないでしょう。

自転車をたたんで食堂でランチ。
カレーを食べてたら表彰式を逃しそうになったところをキャスバル兄さんに教えてもらえて助かった!賞状と副賞を受け取り、タマキひろしさんの表彰の後はすぐに会場を後にして帰宅。

東名の渋滞に引っかかってしまったものの、割とまともな時間に東京に帰ってくることができた。
車&運転&宿で、KOHさんには大変お世話になりました。感謝!


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.yama-kei.org/mt/mt-tb.cgi/7037

コメント (6)

ジロ:

入賞おめでとうございます!!
1位でなくともマスドでもヒルクラでも成果を出せるあたりはさすがです!

私はヒルクラは苦手過ぎてエントリのエの字も考えませんが(^^;

おめでとうございます!
今シーズン、早くも表彰台常連の片鱗を見せつつありますねー
次は帽子に熊鈴つけて立ってください(笑

yama-kei:

> ジロさん
ありがとうございます。
去年まで得意だと思っていたヒルクライムが一気に苦手になってしまっているかも・・・。
まだシーズンはこれからなので、もっと調子を上げていこうと思います。
また練習・レースでご一緒しましょう。

> 雨蛙さん
ありがとうございます。
タマキさんのアピールには衝撃を受けました。
次の機会には熊鈴を忘れないようにします。

KOH:

お疲れさまでした〜。
すっかり表彰台は常連組になってきましたね。
次の富士では絶対負けませんよ〜(-_-メ)

>感謝
こちらこそ、色々とよくしてもらってありがとうございました!

KOH:

お疲れさまでした〜。
すっかり表彰台は常連組になってきましたね。
次の富士では絶対負けませんよ〜(-_-メ)

>感謝
こちらこそ、色々とよくしてもらってありがとうございました!

yama-kei:

> KOHさん
うーーん。
よく考えたら去年目標にしていた「ヒルクライムで入賞」は今回が
初めてなわけですが、内容に満足できてないので素直に喜べないという。
人間って欲張りですね。

Mt.富士までにはもう少しクライマーっぽくなってると思います。
BearBellメンバーだけでマスドスタートレースが楽しめそうですね(笑)。

コメントを投稿

About

2010年04月25日 23:54に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「Base期間終了」です。

次の投稿は「白石峠TT&奥武蔵サイクリング」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36
おすすめ自転車関連本