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ポジションとケイデンス

まだベース期間中なので、ポジションやケイデンスを意識して走ることが多い。

しばらく前に膝の痛みが出ていたので、サドルは675mmに落としているけど、機材側ではそれ以外の変化はなし。COLNAGOの2台は同ジオメトリ&同サイズでステム長さも揃えてあるので、ほぼ同じポジションが出てる。TIME号はフレームサイズがワンサイズ小さい(ホリゾンタル換算510)ので、その分落差を出して前傾を強くするポジションにしてちょうどよい感じ。

乗車ポジションは、昨年の春にフットレスキューでインソールを作ってもらったときに教えてもらったフォームを意識。要は「骨盤を立てる」ってことなのだけど、サドルにしっかり座りつつ(ケツの*をサドルに押し付けるイメージ)腰の下の辺り(猫背にするわけではない)をガツっと曲げる感じ。こうすることで前傾ポジションが楽に取れて、ペダリングも安定する。慣れてないと背中の下の方が強烈に疲れるけど、2009年の後半からこのポジションを意識していたら、大分楽に維持できるようになってきた。

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2009年は苦手意識の強かった平地の高速巡航能力を上げるべく努力していたのだけど、ひとつ分かってきたことは「重いギアを踏め」ってこと。集団の中にいる時や、比較的楽に走ってる時は高めのケイデンス(自分の場合110rpmくらい)で回すことで脚にダメージを残さないようにすることが大切なのだけど、単独や先頭で高速巡航する時は少し低めのケイデンス(自分の場合100rpm前後)で重めのギアをしっかり踏んだ方が速度が出しやすいように思う。

大柄な欧米人ライダーは言うに及ばず、日本人でも平地巡航能力が高い人は重めのギアを「しっかり」回している印象があって、要するにその真似なのだけど、平地や下りでは登りとは違う踏み方があって、少しずつそのコツがつかめているような気がする。

なんとなく走っているときでも、フォームやケイデンス、それに使っている筋肉を意識することで得られるものは多い。


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コメント (2)

ヤマ:

ツールド・カタールでしたか、砂漠で風の強い平地のレースがありますよね、あれでボーネン達が走っている追い風時のスピードを聞いてぶっ飛びました。。。なんと平地時速80キロで集団走行とか。プロですから次元違いますが、間違いなく54X11だとかのどえらいギヤを積んでるんでしょうね。

yama-kei:

> ヤマさん
カタールは風が強烈らしいですね。
53x11@120rpmでも72kphなので、集団の先頭は恐ろしい勢いで回し続けねばいけない計算になります。プロは重いギアを軽そうに回しているのが恐ろしいです・・・。

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2010年01月15日 06:41に投稿されたエントリーのページです。

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