ロードレースが出てくる映画を見てみようシリーズ、その1。
日本では「ヤング・ゼネレーション」としてリリースされていて、2010/2に初めてDVD化するみたい。
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お馬鹿で青春真っ盛りでイタリアンでロードレーサーなハリウッド映画。
主人公のデイブは、インディアナポリスに住むイタリア系アメリカ人の青年。
大学町に育ちながら大学には行けず、いつもつるんでいる仲のよい四人組の仲間達は大学生といがみあってばかり。自転車競技に夢中のデイブは、憧れのイタリアのチーム地元にやってくると聞いて狂喜乱舞してレースに参加するのだが・・・というお話。
主人公と自転車競技との繋がりが物語の軸になっているのだけど、自転車のことは関係なしに面白い映画だと思う。というか、自転車関係の描写に関しては突っ込みどころのほうが多いような気がするので、あんまりまじめに見すぎない方がよいかも。70年代丸出しの雰囲気や、大学に行けない屈折した感情を自転車にぶつける主人公の描写、仲間達との交遊、そして何よりも馬鹿やっちゃってる高校生の息子を暖かく見守る親達の優しさがよく描かれた映画だと感じた。
自転車関係で気づいた点についてメモしておくと、以下のような感じ。
- ロードレーサーはMasi
- トラックをペーサーにして60mph(?)
- ロードレーサーで2人乗りはいくない
- 3本ローラーで高ケイデンストレーニング
- 振れとり/BBのメンテは自分でやる
- 本物のロードレーサーは勝つためならなんでもやる
- (インディアナポリス名物の?)謎のトラック競技