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ツインリンクもてぎ100kmサイクルマラソン

2010年の初レース。
そこそこアップダウンのあるツインリンクもてぎの4.8kmのコースを21周100km走りましょう、というイベント。

結果から書くと、2:30:??のタイムで男子A9位。
最後まで残った比較的大きなメイン集団についていくことはできたのだけど、最終局面で集団前方まで上がって勝負することができなかった。・・・ってこないだの埼玉クリテと似たような結果ですね。ヤレヤレです。

覚えてる限りでのレース模様は以下の通り:

前から50-60人くらいのポジションからスタート。
最初の2周はローリングスタートなのでのんびり。
身体が冷えた状態でタラタラ走ると寒い。巨大な集団なので、先頭が見えるくらいのポジションをキープして走行。3周目でゴリッとペースがあがるものの、集団の中なのでそんなに辛くは感じない。ラップタイムは7分前後で推移。手の抜きどころをつかみつつ、登り区間やホームストレートを利用してポジションアップを重ね、集団真ん中あたりをキープしつつ50kmくらい走行。

50km少々走ってから、トンネルの手前のあたりで集団右側で落車発生。チームメイトのダジャラーさんはこの影響で遅れをとってしまい、集団復帰に足をつかってしまった挙げ句に遅れてしまったようだ。このあたりで秩父宮杯でも一緒だったY本さんをみかけたので軽くお喋り。似たような走り方をしているので、最後の2,3周までずっと近くを走ってた。13周目が最速ラップ(6:40)だったのだけど、このあたりのタイミングで集団の中切れゾーンにいたために集団のお尻にくっつくために大分脚を使ってしまう。このラップで千切れた人は多いのではないかと予想。

「集団後方はいやじゃー」と、14周目では脚を使う覚悟で意識的に前に上がる。その後もできるだけ脚を使わないようにしつつ「上がれるとき上がる」ポリシーで走行。集団の頭が見えるくらいのポジションまで上がると、バイクがいなくなっていたので残り5,6周くらいのタイミングで逃げグループが形成されていたみたい(?)。16,7周目、登り坂がはじまるあたりで自分のほぼ目の前で落車が発生。巻き込まれた人をギリギリで避けて集団復帰。最後の2,3周でペースがあがるだろうと読んでいたので、少し脚を休ませ気味にしていたら18周目あたりでジワジワとポジションを落とす。終わりが見えてきた19周目、登り坂がはじまるあたりで集団が何かに動揺したタイミングで前走者がブレーキ&斜走。前輪をハスられてバランスを崩しかけるものの、気合いで立て直す。危ない、危ない。この騒動でさらに少しポジションを落とす。

予想に反し、ラストラップまでペースは上がらず。ラストラップの登りでは、脚が残ってる人がガツガツ前に行き、残ってない人がジリジリ落ちていく。ここである程度ポジションをあげたのだけど、それでも先頭から30-35人くらい。下りで脚を休め、ホームストレート手前の登りをガツガツ登り、先頭の見えないスプリントでちょこちょこポジションを上げてゴール。男子Aの先頭とは6秒差くらいだったようだ。

着に絡むには最終局面でしっかり先頭周辺のポジションをキープして勝負をかけないと駄目ですね。そのためにはラスト3,4ラップできちんと前に出られるような走り方をしないといけません。わかっちゃいるんだけど・・・ネ。

101.2km
2:30:50
153bpm
101rpm

**

機材はExtreme-Power+WH-7850-C50 TU。
今回は車で行ったので予備としてPowertapホイールも持っていってたのだけど、C50にして大正解。やはり、40km/h+の高速巡航では間違いなく楽ができるホイールだと思う。

服装は、冬用のインナーの上にLightweight Softshell Jacketを着て、さらにその上に今回初の着用となるチームCBジャージ。下はデマルキの冬用タイツ。走り出しは極寒だったけど、前半の50kmあたりはウェアーのことは全然気にならず、60kmくらい走ったあたりで「あちーなー」と感じたものの、大きな問題はなかったので結果的には無難なチョイスだったみたい。

ボトルはマルトデキストリン水2本。積極的に水分補給したので、1本半くらい飲んだ。食料は剥き出しの薄皮チョコパン、大福、羊羹といろいろポケットに忍ばせていたのだけど、剥き出しの薄皮チョコパン3個だけでなんとかもった。ワタワタしていてまともに朝ご飯を食べていなかったので、あと2,30km走ってたらハンガーノックになっていた可能性が高そう。気をつけないといけませんね。

コンディションとしては・・・、時間があった年末年始に楽しいサイクリングを楽しみ、休もうと思っていた前日の3日もなぜか100km+走ってしまっていたので足の疲れが完全に抜けていなかった。冬場のレースは練習的な気分での参加なので、トレーニング計画との兼ね合いが難しいですね・・・ってサイクリングで計画壊してどうするっつー話です。今週末の埼玉クリテはもう少しマシなコンディションで望みたいところ。

**

今回は日帰り参加ってことでレンタカーを利用。
2時起きの3時出発で6時には着けるかなーと思っていたものの、柏を過ぎたあたりでウェアーやらシューズを入れたバッグを家の玄関に忘れてきたことに気づいてUターン・・・。一時は間に合わないかなーと観念していたものの、どうにかこうにか7:30くらいに到着できたのでマッハで支度して1周だけ試走して、どうにかこうにかスタートラインに立つことができた。

レース後はダジャラーさんとその仲間達や、LEGONのタマキさんあたりとお喋り。スキルの土井選手の自転車がその辺に放置されていたので、喜び勇んでパパラッチ。ラウンドシェイプのハンドルで、下ハン部分を水平にするセッティングには大変共感が持てます。これ以外のセッティングだと、下ハンでもがいたときに力がこめられる気がしないのです。少なくとも、自分の場合。

夕方の首都高渋滞を避けたかったので、一足先に帰宅。なんだかんだで首都高渋滞には引っかかってしまったものの、どうにかこうにか日のあるうちに帰宅することができた。

集団走行の経験って意味でも、車を利用しての遠征(?)の経験って意味でも、学ぶことの多いレース参加だったと思う。

大きな集団で走る場合、

- 危険を察知したらしっかり声をかける
- コーナーリング中は絶対ラインキープ
- 集団が緊張してる時は五感を研ぎ澄ませて落車リスクを避けるよう行動する

といったあたりが小さな集団で走っている時以上に大切になるなーと感じた。まだまだ大集団の中で走るのが下手で、レース中には周りの人に迷惑をかけてしまったと思う。次からは、もっとスムースかつ上手に走れるよう努力しよう。

**

(追記)

参考までにラップタイムを掲載。
Edge 705のGPSを利用した自動ラップ機能はやはり素晴らしいですね。
理想的にはレース用に(もう少しかっこよい)Edge 500があれば言うことなし。

Lap1: 10:04
Lap2: 8:37
Lap3: 7:06
Lap4: 7:01
Lap5: 6:45
Lap6: 6:43
Lap7: 6:45
Lap8: 7:00
Lap9: 6:51
Lap10: 7:10
Lap11: 7:02
Lap12: 6:45
Lap13: 6:40
Lap14: 6:43
Lap15: 6:58
Lap16: 6:50
Lap17: 7:14
Lap18: 7:10
Lap19: 7:14
Lap20: 7:09
Lap21: 6:46


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コメント (6)

ポン:

こんなに情報公開しちゃっていいんですか?自分的には大助かりです。次目指してがんばりましょう。

yama-kei:

> ポンさん
うーん。
情報公開して減るもんでもないですし、自分への備忘録って意味もあるので。
次、がんばっていきましょー。

ba-mos:

9位はご立派!
レース中も至極冷静に周りを観察、さすがです。

落車はいやですね。
去年のスズカで2度ほど巻き込まれそうになりました。
したくないし、させたくないし、起きたときもかわしたいです。
「五感を研ぎ澄ませ」るのが一番の対策でしょうね。

自分としては、
斜行、蛇行、急ブレーキをやる人が落車させ、
前をしっかり見ていない人が落車し、
声をかけない人が落車に巻き込まれる
気がしてます。

KOGAさんはSRMですか?
もしかして・・・車の運転なら・・・勝てる!?

声をかけても無視する人、つるんで我が物顔で走る人も、
災いを招ぅと判断しています!

nao:

レースお疲れ様でした!
レース中も色々アドバイスありがとうございました。
残り2周ぐらいで見かけなくなったと思ったら前にいたんですね。
満足はしてないのでしょうが、最後まで集団に残ったのはさすがです。
自分は最終周の登りでちぎれました・・
またレースでご一緒した際はよろしくお願い致します。

yama-kei:

> ba-mosさん
ba-mosさんの落車分析、至極正しいと思います。
自分も一回ハスってしまったのは後ろにくっつき過ぎていたのが原因だったと思っていますし、まだまだ集団での走り方はうまくならないといかんなーと感じています。

> 雨蛙さん
KOGAさんはSRM+7800ギア板で、他は全部7900でした。
車の運転は・・・高校の頃にアメリカでチロっと運転しただけで、日本で(教習以外で)高速乗るのは初めてだったのでけっこうドキドキでした。
「無視する人」「我が物顔」の人、サイクリングロードでもよく見かけますね。自分の場合、対向車に対しては軽く頭を下げるくらいにして、追い抜く人に対しては相手を観察してから挨拶するか決めてます(笑)。

> naoさん
お疲れさまでした!
残り2周くらいから意識的に前に上がろうとしてました。ラストラップは登りで明らかにペースが上がっていましたね。もう少し前の段階でトップ20くらいに入ってないと、先頭での勝負はできないなーと思いました。
MTBの人は、TEAM ARIのARIさんだったようです。
また、レースでご一緒しましょう。

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2010年01月04日 21:13に投稿されたエントリーのページです。

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