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奥多摩サイクリング

KOHさん主催で「雨蛙さんに鬼引きしてもらえる」サイクリングがある、ということで奥多摩方面へ。

山の上の方は凍結が怖いので、東青梅基点で奥多摩界隈で凍結の心配がなさそうなルートをつないだ約100kmの周回コース。途中で釜飯を食べようというのが今回の計画唯一の「お楽しみ(?)」。

**

9:30に東青梅集合。
今日はこの時期のほぼ平均的な気温のようだったので、Patagoniaのインナーに半袖ジャージ+Lightweight Softshell Jacket、下がビブショーツ+パッドなしロングタイツという装備。登りでは多少暑かったりしたけど、概ね快適に走ることができた。自転車はサブバイクのTIME VX Elite + Ksyrium SL。スペアのチューブラータイヤは大きめのサドルバッグによい感じで収まった。

8:00に是政橋でKOHさんと合流し、追い風に助けられて走って行ったら15分前に到着。今日の参加者はタマキさん、PMAさん、ポンさん、KOHさん、雨蛙さん。

輪行メンバーの装備を青梅駅のコインロッカーに預けてスタート。
公約通り、この界隈の道に詳しい雨蛙さんが先頭固定で411号を走る。よいペースだったけど、ちょっと物足りないかなーと前に出てペースを上げてみたりしつつ古里で左折し、吉野街道を下る。この区間はよい具合にアップダウンが続くので自然発生的にアタックがかかる。ただし、逆風なので逃げは自然と吸収される流れ。

長渕の交差点を右折して二ツ塚峠の登りをスタート。「誰かチギれてくれないかなー」とそこそこのペースで引くもののピッタリと全員ついてくる。PMAさんのペースアップにKOHさんが反応して先行。自分はさっきのアタックで足を使ってしまっていたのでペースがあげられず沈没。山岳ポイント手前でタマキさんにもかわされ、四着で峠をパス。山岳賞は常に落ち着いた走りを見せたKOHさん。雨蛙さんは足をセーブするためにのんびり登ってきたようだ。

坂本の交差点を右折して、梅ヶ谷峠を超えて奥多摩側へ。
梅ヶ谷峠をこっちから登るのは初めてだったのだけど、ここは峠の手前1kmまでが2-3%程度で残り1kmが7-9%の登り。緩斜面は雨蛙さんの安定したペースで進み、峠まで1km前後の地点でタマキさんがダンシングでアタック。ちょっと躊躇してから自分も飛び出す。誰も追ってこないので淡々とダンシングし続けて、峠の手前でタマキさんをかわして山岳賞ゲット。

吉野街道に復帰してからコンビニ休憩。
軍畑大橋を渡って411号に乗り、雨蛙さんの鬼引きで奥多摩方面に進む。登り基調の区間だけど、そこそこアップダウンがあり、後ろで走っていても限界に近いペース。2番手でも体感で240-250W出ていたので、先頭の雨蛙さんは290-300W前後出ていたはず。このペースで走り続ける雨蛙さんは本当に恐ろしい・・・。

海沢大橋の手前あたりで雨蛙さんがペースを落としたので前に出る。海沢大橋を左折した先のガツっとした登りでタマキさんがアタック。KOHさんが反応したのでついていくと、足をつったタマキさんがペースダウン。カウンターアタックでパスし、ゆるい登り基調の愛宕トンネルをガシガシ引く。トンネルが思ってた以上に長かったので、徐々にペースダウン。ついてきたのはKOHさんだけたったかと思いきや、しっかりついてきた雨蛙さんが軽やかにペースアップして追い抜いて行く。結局、足をつったタマキさん以外全員にパスされてトンネル区間を終了。

再び411号に乗り、奥多摩駅の奥の橋の上で休憩&写真撮影。せっかくなので日原街道をサイクリングペースでまったり走ってトンネルの手前まで行って折り返す。ここはほとんど車が来ない上に山が深いので、のんびり走るには実に最適なコース。411号に戻ってからはアタックをかけたりかけられたりしつつ、昼飯の釜飯を求めて川井の脇を左折。曲がった先がガツっと登っているので再びKOHさんとPMAさんが先行。・・・と思ったら、せっかくたどり着いた釜飯屋さんはお休み。

仕方がないので411号に戻って釜飯屋を探しながら走行。向かい風の下り基調で先頭を引き、平和なペースで進行・・・と思ったら「もう足ありませーん」とか言いながら雨蛙さんがアタック。集団が分裂した状態で、日向和田駅の近くに釜飯屋を発見したので(けっこう有名なお店だったみたい)、待ち望んだランチ。

ランチ後は青梅駅までまったり走って輪行組とお別れし、東青梅駅で雨蛙さんとタマキさんと別れ、KOHさんと二人で新奥多摩街道&多摩川CRを走って帰宅。

今回のサイクリングは足の揃ったメンバーだったので、常にプレッシャーを感じながら走ることができた。いやー・・・やっぱり自転車は楽しいですね。

205km/1366m

**

今日の走りで感じたことを忘れないようにメモ。

アタックの後の走り方がヘタクソ。アタックに力を割きすぎてしまい、そのあとに逃げ続ける余力がないのでアタックが無駄になる。アタックは「飛び出すのに必要な最低限の力で」。

高強度で先頭を引いている時は、辛くなる前に先頭交代を促す。愛宕トンネルでは完全に後半からペースダウンしてしまっていた。


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コメント (5)

タマキひろし:

やまけいさん
昨日はお世話になりました。
めっちゃキツ&楽しかったです。

>アタックは「飛び出すのに必要な最低限の力で」。
( ̄ェ ̄;)...き、肝に銘じておきます。

ポン:

お疲れ様でした。昨日は大変疲れましたです。また次回も楽しく練習したいですね。

お疲れ様でした&ありがとうございました!

>逃げ続ける余力がないのでアタックが無駄になる
同じく肝に銘じておきます。。
確かに、出てからの踏ん張りって物凄く重要ですよね、風が身に染みました。
やまけいさんの後ろは、走りやすくて、学ぶことが多いです!

yama-kei:

> タマキさん
「最低限の力で」はあくまで理想論です。
でも、周りの人の足を観察しながら走る冷静さは常に持っていたいところ。

> ポンさん
そうですね。毎回「ツラ楽しい」のもアレなので、「ラク楽しい」練習もアリかなーなんて思っています。

> 雨蛙さん
「出てからの踏ん張り」・・・前に出れる気のしないペースで引き続けられる雨蛙さんの走りを参考にしたいです。

   ∩___∩
   | ノ      ヽ
  /  ●   ● | 待てクマ──!!
  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \
 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)

と追ってくる雨蛙さんから逃げられる独走力を身につけられるよう頑張ります・・・。

常に、後ろからの「隙あらば!」の視線が辛くて必死でした orz
じつは、やまけいさんのダッシュとか結構真似してるんですけど、、、
そっくりでしょ?(笑)

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2009年12月29日 22:35に投稿されたエントリーのページです。

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