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鉄にワセリン

性能的にも見た目的にも気に入ってるMaster X-Light号なのだけど、数少ない悩みが「錆」。なんといっても鉄なので、濡れたまま少し放っておくだけであっという間に錆が浮いてきてしまう・・・。

塗装部分は問題ないのだけど、メッキ部分、特にヘッド周りのラグが何回か錆の浸食を許してしまったせいでボロボロ。乗り始めて半年くらいは錆が出たら拭いて・・・といういたちごっこを繰り返していて、防錆成分のあるワックスで磨くようになってからはマシになったものの、それでも湿気の多い時期や雨天のライド後にはしっかり見張っていないと錆が出てしまうことがあり、困っていました。

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・・・で、最近になって愛用しているのが「ワセリン」。

ワセリンというと「肌の保湿剤」、あるいは「湿潤療法のよき友(自転車乗り的発想)」といった利用方法を連想しがちだけど、実は工業製品の防錆剤や減摩剤としても知られているみたい。

ま~要するに膜を作って水を弾いてくれるだけなのですが、実際に使ってみたところ、なかなか防錆効果が高いことを発見。先日ジャパンカップを見に宇都宮に自走した時も、前半戦で結構な雨に打たれてしまったにも関わらず、後半をドライコンディションで走ってるうちに乾いたのか、はたまたワセリンのおかげなのか、特に何もしなかったにも関わらず錆は出ていなかった。

使い方は、錆が出てしまいそうなところに薄く塗るだけ。
ワセリンを塗ると、少しだけメッキの輝きが鈍くなってしまうのが惜しいけど、Master X-Light号と長くつき合っていくために、今後もワセリンを愛用することになりそうだ。


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コメント (2)

カンパニョロレ:

こんばんは、お久しぶりです。

Master X-Light号のメッキは錆びやすいんですね。
おそらくクロムメッキかと思うんですが、クロムって耐食性はいいはずなんですがね。

以前 Bottecchia のクロモリフレームを所有してましたが、手入れなんて全くといっていい程やらなかったにもかかわらず、メッキ部分の錆びとは無縁でした。
ただ、フロントフォークだけは白く曇ってくるんで時々磨いてました。

同じフレームの画像です。二束三文で手放しちゃったのが悔やまれます。
http://www.raydobbins.com/bottecchia/

yama-kei:

う~む・・・。
クロモリが錆やすいことは知っていたので、ある程度気を使っていたつもりだったのですが・・・。まぁ、しっかり手入れして大事に乗っていこうと思っています。

Bottechiaのクロモリ、渋いですね。
ホリゾンタル、細身、ラグづけのフレームはロードレーサーのひとつの完成形のような気がするので、安心して見られます。

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2009年11月11日 06:48に投稿されたエントリーのページです。

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