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リムの重量

リム売りしているリムの重量をまとめてみた。右端のWheel Weightは、手組みで一般的な構成(DT Swiss 240s+Sapim CX-Ray@F20/R24)で組んだ時のおおまなか重量。

こうしてみると、やはりアルミ+カーボンのクリンチャーはどれも重いですね。フルカーボンのディープリムクリンチャーにしても、構造的に強度を確保しないといけないので重くなりがち。そして、EDGEとAx-Lightnessのチューブラーリムは狂ったように軽い・・・。

おおまかに考えて、カーボンチューブラーが200-400g、アルミクリンチャーが400g-500g、アルミ+カーボンクリンチャーが500g-600gあたりのものが多いみたい。完組ホイールに関しては、専用設計の(比較的)重めなリム+高めのテンションでスポーク数を減らしていたりするので、一概には言えませんが。

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ホイールに求めるものを列挙すると、

- リムの軽さ(カーボンに分がある)
- ブレーキのかけやすさ(アルミが優勢(慣れの問題もある))
- パンク修理の容易さ(クリンチャー有利)
- 見た目のインパクト(40mm+だと素敵)
- ハブの精度とメンテナンサビリティー(Mavicは・・・)
- 空気抵抗の軽減(50mm+でスポーク少な目が理想)
- 頑丈さ(Zippは一歩劣る印象)

あたりかな。
練習用・試合用という大まかな括りだけではなくて、様々な側面から自分が必要としているものを考えることで、それぞれの用途にあったベストなホイール選びができるんじゃないかと思う。

英語圏のフォーラムにあった書き込みによると、

oW = n+1

oW = 必要なホイールの数
n = 現在所持しているホイールの数

とのことなので、洋の東西を問わず、自転車乗りにとってのホイールは永遠のテーマであり、物欲の対象のようです・・・。


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コメント (2)

ken:

oW = n + 1ってw

ホイールは、複数セット持つのであれば「練習用」「ヒルクラスペシャル」「平地レース用」と必然的に分かれてきますね。

練習用にPT手組クリンチャー、ヒルクラはロープロファイルのカーボンチューブラー、平地レースにカーボンディープリム。 アップダウンのあるクリテみたいな場合にはZIPP303とかも良さそう。

で、問題は「ツーリング」(笑)
楽に走りたいけど決戦用は使えない、パンク修理も簡単に、という状況で何を選ぶか、ですが、こういう場合にミディアムプロファイルのアルミ完組クリンチャーが一歩抜きん出てる感じでしょうか。

あ、ちなみにZIPP404とSwissstop Yellowの組み合わせはアルミリム(Shamal Ultra+7900D/A)よりも効きました。 ウェットだと尚更。 なので、カーボンリムのブレーキ面での欠点は「シューが高い」ということくらいでしょうか。

yama-kei:

oW = Optimum number of Wheels ですかね~。

用途ごとに選びはじめるときりがないですが、色々と考えるのも楽しいもんです。
カーボンリムでのブレーキ、効かないってわけじゃなくて、癖があるものが多くて苦手意識があります。単純に慣れの問題のような気もしますが。

自分の場合、ツーリングに関しては専用の自転車(クロモリ)があるので無問題です。

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2009年10月23日 08:33に投稿されたエントリーのページです。

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