« ポジションいじり | メイン | 朝練@連光寺 »

2009年 ジャパンカップ観戦

日曜日に入りそうだった予定がキャンセルになったので、宇都宮で行われたジャパンカップをM.S君とKJ夫妻と一緒に観戦。

彼らは土曜日入りして宿に泊まるとのことだったのだけど、直前になって宿を取るのは難しそうだったので、金曜日に荷物をヤマトの営業所止めにして送っておき、自走して帰りは輪行する作戦とした。

日曜日は4時起きで4:45頃に家を出発。
雨がパラパラと降っていて、気温も低い。

今日は、上がCraftのインナー、Rapha Long Sleeve Jersey、Rapha Lightweight Softshell Jacketの三枚重ねで、下がデマルキのビブニッカー、グローブは指ありという装備。日が出てからもぐずついた空模様で気温が低かったものの、快適に走ることができた。自転車はツーリング用のCOLNAGO Master X-Light。

RaphaのLightweight Softshell Jacketは今回が初めての着用だったのだけど、こういう使い方をするには最適。耐風性があるけどバタつかず、防水性もありつつムレにくいので、春・秋と初冬の寒い時期に不安定な天気の中を走るのによさそう。薄手なので防寒性はあまり期待しないほうがよさそう。そこそこ収縮性があるので、小さめのサイズでも着心地は悪くない。ただし、厚めのミドルレイヤーを重ね着するのは難しそう。コンパクトにまとまるので、ちょっと無理をすればジャージの後ろポケットに入らなくもないかな(とはいえ、積極的に携行しようとは思わない)。

皇居の脇から上野に向い、あとはひたすら4号線を北上。
北千住を越えた先の交差点でfitteの人たちに会ったので、宇都宮までトレインに混ぜていただく。今日乗ってるMaster X-Lightはfitteで買ったものなのだけど、天井から吊してあったので覚えている人も多かった。Master X-Light+Neutron+Concorの組み合わせは「渋い」と好評。みな、大きな荷物を背負っているのに元気。途中合流の人が増えて約10名のトレインになる。

4号線は新道を使ったので、途中からはほとんど信号に引っかかることなく快適走行。「宇都宮68km」の看板を見て気が遠くなる。北風が強いので前を引くと一気に心拍数が上がる。パンクで遅れた人を待ちがてらコンビニ休憩し、宇都宮までの残り40kmはローテーションを回して走行。バイパスなので、お喋りする感じの道ではないのがちょっと残念。

宇都宮市街に入ってからfitteメンバーに別れを告げ、ヤマトの営業所で荷物をピックアップして会場へ向かう。M.S.君一行はまだ会場入りしていないみたい。途中のコンビニで食糧を調達し、普段着に着替える。今日は寒いので山登り用のパタゴニアのキャプリーン3を着用。下はMOONのサイファーパンツ(3/4)。

田野の交差点からはコースになっているので自転車で走ってはいけないと言われる。鶴CCのほうに向かった先で左折すると旧道を使えるので、ここを走ってメイン会場へ。途中の交差点で2周目に入った選手達が通過していくのを見ることが出来た。先導の車やバイクが通り抜けていき、最後の選手が駆け抜けていくまでの緊張感が素敵。

今日は会社の山岳部の備品の山ラジオ(ソニー製)を持ってきていたので、中継を聞きながらメイン会場に到着。自転車を止めてM.S.君一行と合流し、ブースを冷やかしたり通過していく選手達を撮ったりしながら古賀志林道の方へテクテク歩く。ダムの脇あたりはテントが張られていてのんびりした雰囲気。


(リース監督は来てなかったみたいだけど・・・)


(古賀志林道の九十九折り)


(バッソは不調だったみたい)


(新城は大人気)


(九十九折りのイン側のフェンスの上から撮影。選手はイン側ギリギリを通過していく)

古賀志林道は、九十九折りの登りがかっこいい。選手達が頂上を通過するのを見てからまた折り返す。fitteご一行様が中腹の斜面に陣取って宴会をしていたので、挨拶&お礼をしてゴール地点を目指して下る。逃げが吸収された後の10周目(ラストから2周目)、古賀志林道の登り口をフォイクトさん率いる先頭集団が恐ろしいペースで通過していくのが印象的だった。


(みんな大好き・フォイクトさん)

最終周回は、補給ポイントの手前のナイスな撮影ポイントから観戦。勝ったセレンセンとラストラスが物凄いスピードで通過し、それに続く選手達も必死の形相で追いかけていく。勝負のかかったプロの走りは素晴らしい迫力。最後はゴール地点まで戻ってスクリーンで勝負の行方を見守る。ゴール地点は人垣の向こうなので、すぐそこにいる実物をスクリーンからしか見ることができないのはもどかしい・・・。


(最終周回で抜け出した二人組)


(新城がヴィスコンティと一緒に追走)


(流し撮り成功。シマノの狩野さん(?))


(最終周回の後続集団)


(選手はすぐそこを通るのだけど・・・)

レース終了後は自走で宇都宮市街に戻る。
途中、ブイグとケースデパーニュの選手がホテルに戻るのに遭遇。ちょっとだけ後ろについて走る。クールダウンなのでゆっくり走行だけど、色々と観察できて面白かった。
M.S.君とKJ夫妻は駐車場まで歩き(まだバスが出てなかったらしい)で時間がかかるようだったので、一足先に餃子を3皿(18個)平らげる。さらに、3人と合流してから宇都宮駅前のお店で2皿(8個)+ライスをいただいてから、新幹線で輪行して帰宅。

ジャパンカップは日本でヨーロッパのトッププロの走りを見ることができる数少ない機会。運営もしっかりしているし、ブースや食事をする場所も充実しているので、自転車ファンであれば誰しもが楽しめるイベントだと思った。ただまぁ、ヨーロッパの選手からすれば「シーズン終盤の消化レース」という面が強いように思うので、「勝ち」にこだわる姿勢はちょっと薄いのかなぁ、という印象を受けた。

レース会場周辺の移動には自転車が便利。レース中の移動はお散歩気分の歩きでよいけれど、会場への出入りは自転車の機動性が生きる。

**

参考までに、家(中目黒)から宇都宮市街までの所用時間は4:50。

走行時間 4:00
走行距離 114km
平均心拍 145bpm
平均ケイデンス 93rpm

単独だったら間違いなくこれ以上かかっていただろうし、疲労も半端なかっただろう。当日の自走を目指す人は、ある程度以上大きなグループ(5人~10人くらい)で行くとよいのではないかと思った。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.yama-kei.org/mt/mt-tb.cgi/6927

コメントを投稿

About

2009年10月26日 08:14に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「ポジションいじり」です。

次の投稿は「朝練@連光寺」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36
おすすめ自転車関連本