パワーメーターを導入して以来、ずっとやろうと思っていた Power Profile Test を実施してみた。
Power Profileとは、5秒、1分、5分、60分(FT)の間にどれだけのパワーを出せるかを測定することで、サイクリストの特性を掴むと同時に、トレーニングによる能力の向上をトラッキングするための指標とする考え方。コンセプト自体は"The Bible"でも"Training and Racing with..."でも紹介されているのだけど、それぞれ中身が微妙に異なっているので、ここでは後者のものを採用。
"Training and Racing with..."によると、Power Profile Test は45分のウォームアップからはじめて、5分の全開走、1分の全開走x2、15秒の全開走(というかスプリント)x2を休憩を挟んで実行せよ、とある。これを Training Peaks WKO+ に食わせ、それぞれの単位時間で出せるパワーを体重で割った値を算出し、本の中の表を参照することで自分の能力を評価することができる・・・という仕組み。
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で、よく行く周回コースをグルグル回って計測してみたところ
5sec: 851W 14.6W/kg
1min: 456W 7.9W/kg
5min: 307W 5.3W/kg
と出た。
自分のFTPは約260Wなので、体重比は4.5W/kg。
これを"Training and Racing with..."にあるPower Profileの表に当てはめてみると、5sec/1minに関してはModerate(普通)。5min/FTに関してはVergy good(とてもよい)との評価。タイプとしてはタイムトライアリストに分類されるようだ。
なんとなく自分はアタッカーというかパンチャー系だと思っていたので、この結果は意外。自分の体重(58kg)で5secのVery goodの評価を得るには、1040W位出せる必要がある。1-2秒くらいまでなら1000Wは出せるけど、5秒平均で出すのは絶望的だなぁ。
とはいえ、冷静になって考えると、ロードバイクに乗り初めて以来、未だかつてきちんとしたスプリントトレーニングをやったわけでもないので、きちんと練習すればまだ強くなる余地はあるのかも。