« 連光寺練 | メイン | 第6回Mt.富士ヒルクライム・雑記 »

第6回Mt.富士ヒルクライム

初参加のMt.富士ヒルクライムに29歳以下男子で出場。
結果から書くと、

1:10:00.73
169bpm
93rpm

という感じ。

1:10切りの目標はわずか0.73秒で逃した・・・。
1:08前後と予想していた入賞ラインは1:07:43でほぼ予想通り。ここに辿り着くにはもう一段階自分をグレードアップさせる必要がある。

はじめの3分くらいは心拍数が正しく取れていなかったので、平均心拍数は170bpmくらいかな。いずれにしても低い・・・。

以下、(思い出せる限りの)レース模様:

第三スタートの真ん中よりちょい前あたりからスタート。計測開始地点までは空いてたら出るという感じでジワジワ前へ。心拍数がうまく拾えておらず、40bpmとかになってて焦る。

交差点を曲がって加速して計測開始地点を通過。少ししてからラップボタンを押し忘れたことに気付く。はじめのうちは周りがやけにハイペースなので、それに引きずられないようにマイペースで走行(と言いつつログを見ると上がってしまっている)。料金所を越えた辺りからオーバーペースだった人たちのペースが落ちて、足並みの揃った人たちの塊ができはじめる。

スタート地点からよいペースで登っている人がいたので、はじめの4kmはその人から離れすぎないよう意識して踏む。4kmくらいのポイントで離れてしまったものの、後ろから3,4人の集団が来たのでそれに乗る。ペースを作ってる二人組が明らかに強いように見えたので、3番手のポジションをゲット。7km過ぎの斜度がゆるくなるポイントでは先頭に出てペースを上げる。ここで足を使ってしまったのがマズくって、そこから集団の最後尾についていくのがやたらとしんどい。結局、集団がいつのまにか中切れを起こした隙に強い二人組を逃してしまい、しばらくマイペースに戻る。

9kmあたりのポイントで足並みの揃った7,8人の集団が自然形成されたので、コアなメンバーはほぼ変わらないまま19kmあたりまでこの集団で走る。距離を重ねるにつれて集団を守る意識が高まってきて、中切れを起こしそうになる人がいると声が飛ぶ。ロードレースっぽくて面白い。スタート地点からしばらく目標にしていた人もこの集団に入っている。

この集団内での自分の定位置は最後尾。このあたりから心拍数が170bpmを切り始めて、パワーが出せない状態になる。恐らく前半に頑張りすぎたのが原因。辛くなったらダンシングを発動させて、なんとか集団に食らいついていく。

19km-20kmのあたりでダンシングしたら前に飛び出てしまったので、そのまま一人旅か・・・と思ったら、シッティングに戻した瞬間にガクッとペースが落ちて、集団に抜かれてそのままサヨウナラ。21km過ぎのフラット区間では3人の集団ができたので、ローテーションで前を引いて・・・と思ったら後ろにつき損ねてまたもや一人旅。ゴール前の最後の登りは踏みたくても全然力が出ず、ヘロヘロのダンシングでようやくゴール。

**

はじめの8-9kmで無理をして、足を使いすぎてしまったことが一番の反省点。ヒルクライムでは無理をしてしまうと途中で回復ができないので、致命的なタイムロスに繋がってしまう。今回は中盤で集団に残ることでタイムロスを最小限にくい止めることができたのがよかった。

とはいえ、やはり自分はマイペースで登る方が得意だなぁということを再確認。アスリートクラスならいざ知らず、ヒルクライムTTでは終始マイペースを貫くことが大切なのだと感じた。

前半飛ばし気味で後半そこそこのペース、ということでパワー計算から出てきたタイムとほぼ同じタイムになった。よほど大きな外的要因or失敗がないかぎり限り、ヒルクライムTTのタイムの誤差は1-2%くらいに収まるような気がする。この「練習量が結果に直結している」ところがヒルクライムのよいところでもあり、残酷なところなのではないかと思う。

集団内でのポジショニングや、頑張りすぎるとあっさりチギれてしまうこと、それに最後まで足を残しておくことの重要さなどなど、色々と勉強になるレースだった。

天気はバッチリ。
結果は・・・それなり・・・。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.yama-kei.org/mt/mt-tb.cgi/6836

コメントを投稿

About

2009年06月08日 07:31に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「連光寺練」です。

次の投稿は「第6回Mt.富士ヒルクライム・雑記」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36
おすすめ自転車関連本