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富士山一周サイクリング

すばるライン試走の続き。

すばるラインの試走を終えて下ってきた後は、河口湖方面に向かう途中にあるイタリアンでランチ。2時近くになっていたので「ひとまず白糸の滝まで行ってみましょう」と国道139号&県道71号で反時計回りで富士宮市方面へ。

県道71号は富士山麓の原始林を突っ切るコースで、予想以上に交通量が多い&ところどころ路面が悪くてアップダウンが続くので苦労させられるものの、青木ヶ原の展望台を過ぎてからは下り基調で見通しのよい草原が続いてテンションが上がってくる。アメリカの片田舎みたいな雰囲気が素敵。やはり、広い景色の中を走るのはよいですネ。

「白糸の滝」はちょっとした観光地になっているのだけど、これが侮れない面白スポット。この滝の上には川が存在しないそうで、溶岩から水が染み出して珍しい景観を作り出している。アイスを食べて、ツーリング気分を満喫。

この時点で大分遅くなっていたのだけど、今来た道を引き返すor139号で富士吉田に帰るのはもったいないという気分になってきたので、オリジナルの計画通りそのまま富士山一周コースへゴー。

国道469号で越前岳と富士山との間を繋ぐ稜線を越えるのがなかなか辛い。道自体は広いしきれいで走りやすいのだけど、中途半端に斜度が変化するのが足に来る。469号に乗ったまま裾野&御殿場界隈を突っ切り、国道138号をじわじわ登って籠坂峠を越えて山中湖へ。

籠坂峠周辺で日没を迎えて暗くなってきて、なかなかスリリングかつ危険な香りのするサイクリングになってしまったものの、フラット&追い風の山中湖畔をかっ飛ばすのはなかなか爽快な体験だった。

結局、富士吉田駅に戻ったのは8時ちょい前。駅の地下にあったスーパーでゲットした食い物を富士急行の車内で平らげて、大月からあずさに乗って自宅へと帰りついた。

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今回使った富士山一周のコースはなかなかタフで、本来の目的だったすばるライン試走の記憶があっさり後ろに吹き飛んでしまうほど印象的なサイクリングが楽しめた。やはり、知らない場所で偶然面白いものに出会えたり、予期せぬ事態を切り抜けていくプロセスはサイコーに楽しい。

そして、この手のサイクリングを楽しむ上でEdge 705があることは、道迷いのストレスから開放されるという意味で実に素晴らしいナァと再認識。道迷いがなくなることによって偶然の出会いがなくなってしまうのではないかという声もありそうだけど、逆に「安全に迷うことができる」という見方もできるんじゃないかと思う。

サイクリング部出身のmeromeliteさんと一緒に走っていると、色々と学ぶことが多くてとても勉強になる。山登りと同じように、サイクリングにも安全にグループ行動をするためのノウハウがたくさんあるのだなぁ、と感じた。
同行していただき、ありがとうございました&お疲れ様でした!


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2009年05月24日 19:31に投稿されたエントリーのページです。

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