SportTracksのCSV Export Pluginでログデータを出力して、先日のヤビツTTの走りを解析してみた。
ヒルクライムでは、刻一刻と変わっていく斜度に対してどういう走り方をしていくか、というのがひとつのポイント。出力したcsvファイルをOpen Officeに食わせて、斜度に対して速度・心拍数・ケイデンス・パワー、といったあたりがどう分布しているかをグラフでドン。
心拍数は175bpm前後で高値安定。
速度も斜度(grade)に対してきれいな反比例の関係になっていて分かりやすい。
問題は、バラつきが大きめなケイデンス。5%~6%程度の斜度であれば90~100rpm回せているようだけど、6%~8%のあたりから70rpm~100rpmにバラつきはじめてしまうのがイケてない。8%~10%ではダンシングを使ったりするので、70rpmくらいになってしまうのはある程度仕方がないものとして、4%~7%くらいの斜面をシッティングで走っているときは、もっと安定して90-100rpmくらいで回せるのが理想。よりこまめにギアシフトが必要ってことかな。
パワー値はあくまで参考値でしかないのだけど、5%前後の緩めの斜面でパワーをだしきれていない(楽しちゃってる)傾向が見て取れる。恐らくこれは、ギアシフトをおろそかにして110rpmくらいでシャカシャカ回しているのがよくない模様。
・・・とかまぁ、色々考えはじめるとキリがないわけだけど、心拍数に関してはある程度一定を保てているので、あとはケイデンス&パワーを一定に保てるようにすればさらなるパフォーマンスアップを期待できそうだ。
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GPS2PowerTrack Pluginを利用した(間接的な)パワー計測の方法はこちらの記事をどうぞ。