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SIDI Genius 6.6 Carbon

年末に購入したSIDI Genius 6.6 Carbonを年始から利用中。

これまで履いていたのは2007年モデルのAdidas Vueltanoで、デザイン(地味)も好みで足にもフィットしていてなかなか気に入ってた。・・・のだけど、アッパーがヘタりはじめていた上に、ツール・ド・おきなわの落車でラチェットを失くしてしまったところに円高の波が来ていたので、wiggleでセールになってたSIDI Genius 6.6をゲットしたのだった。

Vueltanoのラチェットは無事にスペアを入手できたので、今後はスペア&ツーリング用として利用する予定。尚、Adidasの自転車ウェアー&シューズはMavicのOEMだったらしく、2009年からはAdidasの撤退に伴ってMavicが自社ブランドを展開している。

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自分がゲットしたGenius 6.6は44サイズのMEGAではない通常モデル。SIDIは全てのモデルで幅広サイズの"MEGA"を用意していて、日本の店では主にこちらを扱っていることが多い。自分の足は、比較的幅広の割に高さが低いことが分かっていたので、あえて幅が狭くて少し大きめのサイズをチョイスした("MEGA"だと43.5がベスト)。

SIDIはロード用シューズの定番メーカーで、いかにもイタリアンな靴作りをしている印象。人工皮革のアッパーがサッカーシューズみたいでかっこよくて、ソールがペラペラでやる気がなくて、6.6はGeniusシリーズの最上位モデルなのでこれでもかというくらいに色んな機能がついている。

一般的にカーボンソールは「硬い」と言われているようだけど、確かにポリアミドソールのVueltanoに比べると硬い印象。自転車との組み合わせでも変わってくるのだろうけど、しっかりフィットさせて履いた状態だとペダリング時にカッチリと力が伝わってくれているように思う。

靴の後ろ側に装備された"HEEL CUP SYSTEM"は、プラスチック製のブレード(?)によって踵のフィット感を高めているとのことなのだけど、効果の程は不明。「フィット感を調整できる」と書かれている割に、ネジを外したところで何かを調整できる仕組みが入っているようにも思えないし、なんとも謎。

3本あるバックルのうち、一番上だけがラチェット式というノーマルな構成。Adidasのラチェットに比べると、ラチェットの出っ張りが少ないので走行中の調整はやりにくいように思う。

デザインもよいし足にもフィットしているし、全体的な満足度は高いけど、国内価格で考えたらGenius 5.5で十分なのではないかと思った。


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2009年03月16日 06:54に投稿されたエントリーのページです。

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