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ステムのネジをサルベージ

先日のメンテナンス時に不注意で破断してしまったステム(3T ARX TEAM 110mm(17度))のネジのサルベージに挑戦。

ネジが破断したのはねじ山が切られているサイドの断面部分で、ステム内に残ってしまったネジの頭がほんの少しだけ反対側に出っ張っている状況。ネジの先端が出っ張っている側からネジをエスケープさせるべく、以下の方法をトライ。

1. 瞬間接着剤でネジを接着&回転させて出す

出っ張ってるのネジの先端にアロンアルファをつけて、問題のないネジの先端に接着。接着できたらゆっくり力をかけて回転させてみたものの、トルクが伝わるほど接着せず断念。

2. ハンダでネジを固着&回転させて出す

接着剤がダメならハンダで・・・と思ったらこっちはもっとダメ。チタンなのでハンダが全然くっつかない。

3. 破断した断面側から力ずくで回転させて押し出す

ヘタするとネジ山を痛めそうだったのでやりたくなかった方法。問題のないネジの先端を破断した断面に押しつけて回転させてみる。六角レンチを使って変な力を入れたので手が痛くなるけど、気にせず押しつけてグリグリと回転・・・と、1mmくらいネジが前進。出っ張ったネジをニッパーで掴むことができたので、チマチマと回転させてサルベージ成功!


(救出したネジは捨てるだけなので、よく考えたらサルベージじゃないか。成仏成仏・・・)

そんなこんなで、東急ハンズでゲットしたステンレスのM5x15mmのネジ(4本入り220円)を1本だけハンドル側のクランプで使うようにしてExtreme-Power号が復活。オリジナルのチタン製ネジが2gであるのに対してステンレス製のネジが4g。今週中に届く予定の同一ステムは新品でヤフオク行き決定。

あとは・・・ヒルクライムに向けてコンパクトドライブを導入するかどうかが大きな悩みどころ。ノーマルドライブでどのくらいヤビツで頑張れるかを見極めてから決めることにしよう。


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コメント (3)

まx:

ステムには靭性が弱いのでアルミボルトは使わない方がよいかも。
調べたことないけど、おそらくアルミボルトを使っている例はないと思います。
重いかもしれないけど、ステンレスのボルトにしておいた方がいいです。

まx:

ココに超参考になるページ発見。
http://yamajiri.spaces.live.com/Blog/cns!D6B9C8CB608B64FD!3268.entry

yama-kei:

お~、ツッコミありがとうございます。
新しいネジ、ちゃんと見たらアルミじゃなくてステンレスだったので大丈夫そうです。
“超参考になるページ”大変よいですね。3T ARX TEAMの推奨トルクは5Nmとのことなので、チタンのM5ネジの推奨値のほぼギリギリということですか・・・。

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2009年03月16日 21:38に投稿されたエントリーのページです。

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