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山伏峠、正丸峠、刈場坂峠

草津の1ヶ月前ってことで、距離を稼ぎつつ身体に刺激を与えるべく秩父方面の峠へ。

今日はチームメンバー2名と一緒。是政橋でまxさんと合流し、青柳の交差点からは新奥多摩街道&奥多摩街道で東青梅へ行き、吹上トンネルを越えた成木5丁目の交差点でkitaxさんと合流。トレーニングペースで小沢峠を登り、名栗村を越えて山伏峠へ。

前からここをタイムトライアルペースで登ってみたかったので、名郷の分岐をスタートしてからガンガン行く。ところどころ10%の坂があるので迷わずダンシング。展望が開ける材木置き場のカーブは、道の内側をいくと斜度が16,7%くらいになるのだけど、ここで心拍数が180越え。一旦180台に乗せてしまうと170台に戻すためにペースを落とさないといけないのが難しい。多分、ヒルクライムでは170前半をキープし続けるのがベスト。ここを越えたしばらく先から斜度がおとなしくなるのでシッティングでクルクル回し、峠の手前からは再度ダンシングしてゴール。

14:36
170bpm
80rpm

折角なので、猛レースにTTを登録してみた。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/race/info.rb?id=c372b4a369924897066452ad8879d8ec

正丸峠への分岐で後続の二人と合流してから行き先を検討。昨年末に行った「定峰峠~白石峠~刈場坂峠」というお気に入りのルートをもう一回トレースしてみようかと思っていたのだけど、秩父方面に下りてしまうと先が長いので、正丸峠を越えて刈場坂峠を往復することにして出発。

299号に下りきる直前の刈場坂峠への分岐を折れると、早速13,4%の激坂の洗礼を受ける。ここってこんな辛かったっけ?とダンシングでグイグイ登っていくと、10%オーバーの坂が断続的に出てくる。斜度が7%以下になると「ゴッツァンです」という感じで、恐らく和田峠と同等かそれ以上の辛さ。

自分の場合、この手のヒルクライムで急な坂を越えるときのダンシング時のケイデンスは70rpm前後になるのだけど、さすがに14,5%の坂になると60rpm前後まで落ちる。そんなに追い込んでないので気持ちと心拍数には余裕があったので、Edge 705で地図を見ながらスクロールさせて峠の場所を捕捉して、淡々とダンシングを続けてゴール。

24:24
168bpm
68.5rpm

こちらも猛レースに登録。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/race/info.rb?id=2ba49b80bbf6f67b7c6a78de7723084a

刈場坂峠は相変わらず展望がよい。堂平山もなかなか立派。秩父方面から定峰峠経由で登る分には比較的楽に来られる場所だけど、正丸峠側から登ると距離は5kmと短いものの激坂なので、ツーリングで使うのには不向き。峠にあったりんどう茶屋は廃業してしまったようで、まさに取り壊されている最中だった。

後続の二人と合流後は正丸峠でのランチを求めて下りを開始。正丸峠への登り返しは短いしたいしたことないので、ギアをアウターにかけてSFR。腰の少し上あたりの背筋が猛烈に使われていることが分かる。人は身体の後ろ側の筋肉を使って前に進むんだなぁ、ということを再認識。

正丸峠のお茶屋さんでジンギスカンをいただき、山伏峠を登り返して名栗村をパスし、小沢峠を越えて帰宅。小沢峠から先は瑞穂周辺&狭山湖の脇をかすめるkitaxさんの帰宅ルートに同行させてもらったのだけど、ここは細かいアップダウンが多くてよいトレーニングになりそう。ただし、今回は時間帯が遅くて渋滞気味だったので走りやすい道という感じではなかった。やはり、うちから秩父方面に行くには多摩川&新奥多摩街道&成木街道がベストかな。帰りは向い風が強烈で、特に多摩川に乗ってからが辛かった。

**

今回山伏峠、刈場坂峠と登ってみて、自分の中でノーマルドライブで行く決心が固まった。少なくとも、ツール・ド・草津に関して言えば10%を越える坂が続くことはなかったはずなので39x25でなんとかなりそう。

一応、検討していたコンパクトドライブの導入プランをバラしておくと、第一候補が7900 DuraのFC-7950。値段も高いし面白みもないけど、レース機材として考えればこれが最も妥当な選択。次点でFulcrumのRacing Torq RS。これは単純にカーボンクランク使ってみたい&Fulcrumのデザインが好きだからというミーハー心。

「ヒルクライム以外のケースではノーマルドライブを常用できるのに、一発もののコンパクトドライブのために4,5万の出費はど~よ」というところでずっと悩んでた。安価なコンパクトドライブでその場を凌ぐという手もあったのだけど、(見栄的に)なんか悔しいのでその選択もパスしていたのだった。はじめからFC-7950が流通していてくれればこんなに悩むこともなかったのだけど・・・。

ってわけで、ツール・ド・草津まであとひと月。
自転車向けの身体になってきている実感があるので、できるだけこれをキープしながらまたちょこちょこ峠行きを続けていくことにしよう。


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コメント (2)

key:

あら、りんどう茶屋、廃業しちゃったんですか〜!
あそこの山椒味噌田楽、また食べたかったのに残念です。

yama-kei:

>keyさん

Cinqoの記事、ありがたく読ませていただいてます!
りんどう茶屋、展望のよい場所だったので惜しいですよね。
通りがかりのハイカーも作業をしてる人に色々と聞いてました。
いのししカレー、食べてみたかったです・・・。

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2009年03月22日 09:25に投稿されたエントリーのページです。

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