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V-ARION+Edge 705でSFR

Edge705のトレーニングメニュー編集機能を使ってみたかったので、SFR(=Slow Frequency Revolutions("low cadence interval"とも言うらしい))を試しに作成してみた。

トレーニングメニューを自作するには、Workout->Advanedを選んで"Create New"すればOK。編集方法が分かりにくいものの、しばらくいじってればノリが分かってくると思う。今さらながら知ったのだけど、Edge 705では表示しているメニュー画面から抜けるための「戻る」ボタンが"mode"ボタンにアサインされているのね・・・。目標数値を複数個登録できない(例えば「ケイデンス110rpm以上かつ心拍数145-158bpm」)のが惜しい。

自分が作ったSFRは、心拍をある程度(140)上げてから、ケイデンス40-50rpmキープを4分&数値指定なしの休憩4分で4セット。アップ中は目標心拍数(140)と現在の心拍数との差を表示してくれたり、時間区切りのメニューの移り変わりの時にはカウントダウン(ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピ~)してくれたり、目標数値に届いてないときはけたたましくビープ音を鳴らしてくれたり・・・と、なかなか騒がしくて面白い。

1本目: 48rpm 127bpm
2本目: 47rpm 126bpm
3本目: 43rpm 123bpm
4本目: 46rpm 128bpm

V-ARIONの負荷設定は最も負荷のかかる"2"を常用しているのだけど、下ハンを握って53x13で45rpm前後で回しても心拍数が130以上に上がらない。やはり、一定以上の負荷をかけるには固定ローラーしかないのだろう。ただし、SFRは負荷をかけるというよりも、ゆっくりペダルすることで神経系を鍛えることが目的のはずなので、必要以上に負荷をかける必要はないという理解。ありえない速度でゆっくりじっくりペダリングすることで、どのタイミングでどの筋肉が使われているかを意識することができるので、よりスムースに回すためにどういう風に力をかければよいかが分かる、という仕組みなのだと思う。

個人的にはハムストリングスを効果的に使ったペダリングを覚えたいので、↑の本に書かれている筋トレをやった翌日にSFRを取り入れるようにしている。具体的には、足首に重り(単行本2冊)をつけてうつぶせに寝て、腰をしっかりおしつけながらゆっくり膝を曲げて足を上下させる運動。これがなかなかキクので、翌日軽い筋肉痛になっているところにSFRで刺激を与えることで、よりハッキリ筋肉が使われている感覚を覚えることができる、というワケ。

ローラー台の上で漫然と同じペースで走り続けるには強い精神力が必要なので、こういう機能を利用することでトレーニングに飽きないようにするのはアリだと思う。理想的にはANT+をお喋りできるUSBスティックのようなものを使って(ANTに対応したものはあるようだけど、まだANT+に対応したものはない模様(?))、PCで直接トレーニングを管理&リアルタイム表示できたりするとサイコーに素敵なんじゃないかな。ANT+から飛んでくるデータを使ってネットで疑似レースしちゃったり・・・とか、妄想は膨らむ。

さらに欲を言えばパワーメーターを利用した絶対的なパフォーマンス評価が欲しいところだけど、これは欲張り過ぎなので来シーズン以降のお楽しみ・・・かな。


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2009年02月17日 22:43に投稿されたエントリーのページです。

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