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V-ARION 到着

先週注文したV-ARIONがイギリスから到着。
あれだけイヤダイヤダと思ってたローラー台も、覚悟が決まれば導入するのも早かった。

ブツはなかなかしっかりした印象。仕組みはシンプルだけど、10kg前後ある重量級。折り畳んでも嵩張るので、まじめに収納場所を考えないといけないなぁ・・・。

早速、両側に壁のある廊下で初乗りにチャレンジ。
マット的なものがなかったので、その辺にあったラグを下に敷いただけの簡易構成。

乗り始めは「こんなん乗れるか」という印象。壁に手をついたまま漕ぎ出すとすぐウネウネしてしまい、「ギャ~!」となって壁によりかかってそのまま減速してしまう。

ここでチームメイトの「はじめからスピードに乗れば大丈夫」とのアドバイスを思い出して、53x19にシフトアップしてグイグイと漕ぎ出す・・・と、あっさり走り出すことに成功。一旦走り出してしまえばジャイロ効果で安定するので、あとはひたすら漕ぎ続けるだけ。

2,3分走って感覚が掴めてきたので、一旦ストップして靴を締め直して心拍計を装着して再スタート。心拍を145-158の間に保つLSDペースで漕ぎ続けると、速度は大体37km/h前後に落ち着く。ケイデンスは約110rpmくらいで推移。

安定させるコツが分かってくると、下ハンや上ハンに握り変えたり、サイクルコンピュータ(Edge 705)をいじったりする余裕が出てくる。同じペースで延々とローラー台を漕いでいると、時間が経つのが遅いのなんの。漕いでいる最中はひたすら「漕ぐこと」に集中できるので、ポジションの微調整をしたりペダリングを少しずつ変えたりして様子を見たり・・・といったことがじっくりできる。恐らく、この「自分のペダリング&走りとまっすぐ向き合うことができる」ことこそが3本ローラーの最大のメリットなのだと思う。

10分くらい漕いでたら汗がしみ出してきて、15分くらいから額から汗が滴り落ち始めたので、20分でストップ。30分以上走りつづけるには熱&汗対策と、何らかの気晴らしが必要になりそう。

全体的に見て、V-ARIONは値段相応の機械かなぁ、という印象。
もう少し使いこんでみてから詳細なレビューをまとめる予定だけど、とりあえず気付いた点としては

- 40km/hを越えた辺りから地鳴り音が盛大になる(ゴゴゴゴゴゴ)
- 重いしそれなりに嵩張るので、設置&収納場所はあらかじめ検討しておくべき(あんまりちゃんと考えてなかった・・・)

現状は負荷設定を"0"にして走っているのだけど、メディオペースで走ろうとすると40km/hオーバーになってしまってうるさいので、次は"1"を試してみようかな。

ローラー台を他のスポーツに置き換えると、テニスにおけるサービス練習や、ゴルフの打ちっぱなしあたりに相当するのかな。「外的要因に左右されず、とことんまで自分の好きなように練習できる」という意味で、どちらも基礎練習として志を高く持ってやり続けることが大事。信号だらけの都心に住む自分にとって、思ったとおりの負荷でひたすら走り続けられるローラー台は間違いなく効果的な練習グッズになりそうだ。

週2回、1時間くらいを目標にして、しばらくローラー台トレーニングに励んでみることにしよう。


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コメント (3)

jmz:

初ローラーおめでとうございます。
汗対策として扇風機のお勧めを忘れてました。扇風機は後方から当てると効果的です。顔面とかは大変なことになってしまいますが、発熱量の大きい体の裏側の筋肉を冷やすと、全体の汗の量は減ります。
顔面用のもう一つの扇風機を置くとベスト。
http://tarmac2006.blog103.fc2.com/blog-entry-294.html
http://tarmac2006.blog103.fc2.com/blog-entry-213.html

落ち着いたら乗らせてくださいね。

鈍行・中目黒:

> jmz

どもども。
扇風機はマストっぽいですね。
後方からってのは思いつきませんでした。

当分の間我が家は時季外れの大整理モードに入ってしまうので、
落ち着いたら是非とも乗りに来てくださいませ。

emm... attractive :)

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2009年01月15日 22:16に投稿されたエントリーのページです。

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