FFWD F2R 190 ceramicの試し履きに、皇居をグルグル。
自転車はTIME号で、ブレーキパッドはホイール付属のコルク。タイヤはVittoria Corsa EVO-CX。空気圧は110psi。
走りはじめて一発目のブレーキの効きがいまひとつ・・・と思ったら、すぐにしっかり効くようになった。家を出てすぐに急な下りがあるのだけど、「いつもより少し効きが甘いかな」というレベル。気をつけていれば問題なし。
駒沢通りから六本木通りに繋いで皇居へ。
土曜日も朝8時くらいになると車が多くて走りにくい。平地を普通に走ってる限りではKsyrium SLやNeutronとの差は感じないけど、登りやダッシュ時にトルクをかけた時に、これらのホイールよりもスムーズに回ってくれる印象を受けた。また、4-5%くらいの登りで淡々と踏んでいても、他のホイールより楽に回せる気がする。
ハブ&フリーの回転はKsyrium SLより断然スムーズ。下りで足を止めた時もスルスル~っと転がってくれる。5年もののKsyriumと比べるのが悪いんだけど・・・。自宅でどのくらい回り続けているかのテストした限りでは、Neutronのレコードハブのほうがよく回ってた。
帰りに六本木通りを走っていて、登りで思いっきりモガいてみたらこのホイールの素晴らしさの一部を垣間見ることができたような気がする。パワーの入力に対してモタつくことなく加速してくれて、スイスイと気持ちよく登っていける。転がりのよさとグリップ感は、Corsa EVO-CXによるところもあるのかもしれない。
ひとつだけ気になったのは、ブレーキをかけたあとにブレーキパッドがリムにくっついたままになること。毎回くっつくわけじゃないし、走り出せばすぐ剥がれるけど、走り出すときに小さな抵抗を感じるし、あんまりいい気はしない。コルクのブレーキパッドってこんなものなのかしら・・・。
あと、スピードを出してる状態からフルストップまで持っていくと、しっかりリムが加熱していることがよく分かる。まぁカーボンだからと意識し過ぎているから調べるわけで、アルミだってがっつりブレーキかければリムは加熱するわけだし、そんなもんと言えばそんなもんなのだと思う。
思ったことをまとめると、以下のような感じ。
- 思ってたより普通のホイールだ
- 登りでガンガン踏んだときの反応のよさは最高
- ブレーキの効きはアルミより悪いけど問題ないレベル
- パッと見は地味だけど、クリア塗装とFFWDのロゴマークはオシャレ
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さすがにこれを日々のトレーニングで使おうとは思わないけど、「カーボンホイールって・・・」とビビらずに使えることが分かったことが大きな収穫。イメージでいうと、「輪行して走りにいった時(レース含む)しか使えないかも」->「自走でヤビツまで行って、帰ってきてもよいかも」という感じ。
ヒルクライムや長距離を思いっきり走ってみないと真価は分からないけど、見た目も乗り心地も気に入ったので大事に使っていくことにしよう。