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2008年11月 アーカイブ

2008年11月27日

これまでのあらすじ

- このブログについて

もともと、Pastel Coloured Log というブログに雑多な記事を書き散らしていたのですが、2007年~2008年から自転車(ロードレーサー)関係の記事が増えすぎてしまったので自転車関係の記事はこちらに集約することにしました。

- 書いてる人

鈍行・中目黒、あるいはyama-kei
2007年初頭から、ロードレーサーの魅力にとりつかれてしまった人です。
タイトルの通り東京は中目黒在住で、主に東京西部、神奈川、山梨方面を走っています。

- 自転車と自分

中学生の頃はマウンテンバイクで通学していて、簡単なトリックで遊んだりしていましたが、その頃はまだ軽いお付き合い。イギリスの大学で卒論を書き上げた翌日に旅に出て、コーンウォール地方を自転車で走って自転車ツーリングの楽しさに目覚める。2004年に通勤用としてクロスバイクを購入し、2007年初頭に「100kmを楽に走りたい」とロードレーサーを購入して以来、自転車が生活の一部となって現在に至る。

- 自転車関係の記事・記録

サイクリングを含む活動記録はyama-kei journalをご覧ください。
東京から自走で行くことのできる峠をGoogle Mapsで編集中です。「東京近郊峠マップ」。

2008年11月28日

Quarq CinQo のレビュー記事

http://www.endurancefactor.com/blog/2008/10/quarq-cinqo-powermeter-review-part-i/

う~む、なかなかよさそうだ。
SRMと同等レベルの正確性で、SRMより安くてメンテナンス性が高いと考えればよいのかな。クランクへの取り付け方法からシマノやカンパの純正クランクが選択できないことと、そもそも日本からはまともに入手する術がないのが難点かな。

Edge 705に組み合わせるパワーメータとしてはPowerTapを搭載した手組み/完組みホイールが一番手を出しやすいのだけど、ホイールを選ばずにパワー計測できたほうが汎用性が高いのは間違いない。

次の出荷は12月中ごろとのこと。
当面は北米への出荷のみのようだけど、認知度が高まって安定出荷できるようになればもう少し出回るようになるのかな。
まだ手を出すつもりはないけど、このあたりの動向はさりげなくチェックしておこう。

2008年11月29日

FFWD F2R 190 ceramic: first impression

FFWD F2R 190 ceramicの試し履きに、皇居をグルグル。
自転車はTIME号で、ブレーキパッドはホイール付属のコルク。タイヤはVittoria Corsa EVO-CX。空気圧は110psi。

走りはじめて一発目のブレーキの効きがいまひとつ・・・と思ったら、すぐにしっかり効くようになった。家を出てすぐに急な下りがあるのだけど、「いつもより少し効きが甘いかな」というレベル。気をつけていれば問題なし。

駒沢通りから六本木通りに繋いで皇居へ。
土曜日も朝8時くらいになると車が多くて走りにくい。平地を普通に走ってる限りではKsyrium SLやNeutronとの差は感じないけど、登りやダッシュ時にトルクをかけた時に、これらのホイールよりもスムーズに回ってくれる印象を受けた。また、4-5%くらいの登りで淡々と踏んでいても、他のホイールより楽に回せる気がする。

ハブ&フリーの回転はKsyrium SLより断然スムーズ。下りで足を止めた時もスルスル~っと転がってくれる。5年もののKsyriumと比べるのが悪いんだけど・・・。自宅でどのくらい回り続けているかのテストした限りでは、Neutronのレコードハブのほうがよく回ってた。

帰りに六本木通りを走っていて、登りで思いっきりモガいてみたらこのホイールの素晴らしさの一部を垣間見ることができたような気がする。パワーの入力に対してモタつくことなく加速してくれて、スイスイと気持ちよく登っていける。転がりのよさとグリップ感は、Corsa EVO-CXによるところもあるのかもしれない。

ひとつだけ気になったのは、ブレーキをかけたあとにブレーキパッドがリムにくっついたままになること。毎回くっつくわけじゃないし、走り出せばすぐ剥がれるけど、走り出すときに小さな抵抗を感じるし、あんまりいい気はしない。コルクのブレーキパッドってこんなものなのかしら・・・。

あと、スピードを出してる状態からフルストップまで持っていくと、しっかりリムが加熱していることがよく分かる。まぁカーボンだからと意識し過ぎているから調べるわけで、アルミだってがっつりブレーキかければリムは加熱するわけだし、そんなもんと言えばそんなもんなのだと思う。

思ったことをまとめると、以下のような感じ。

- 思ってたより普通のホイールだ
- 登りでガンガン踏んだときの反応のよさは最高
- ブレーキの効きはアルミより悪いけど問題ないレベル
- パッと見は地味だけど、クリア塗装とFFWDのロゴマークはオシャレ

**

さすがにこれを日々のトレーニングで使おうとは思わないけど、「カーボンホイールって・・・」とビビらずに使えることが分かったことが大きな収穫。イメージでいうと、「輪行して走りにいった時(レース含む)しか使えないかも」->「自走でヤビツまで行って、帰ってきてもよいかも」という感じ。

ヒルクライムや長距離を思いっきり走ってみないと真価は分からないけど、見た目も乗り心地も気に入ったので大事に使っていくことにしよう。

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