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ルーツ1/3 - アレックス・ヘイリー

伝記


著者が、先祖であるアメリカに連れてこられた黒人奴隷クンタ・キンテの系譜を辿った著述の1/3。

思えば、この本は就職活動で日本に帰ってた時に教養文庫がなくなってしまう際のフェアーの時に見かけて以来ずっと気になってた。
その時は「菊と刀」と「東方見聞録」しか買わなかったのだけど、その次に見かけたのが神保町の古本屋の店先で、3冊2,000円だった。

なんだかその値段で買うのが癪だったので、1,800円で売ってるアマゾンのマーケットプレイス経由で買った。
気のせいかその店先で買ったものと同じもの(古さと、それでいて全体的にきれいなところが)のように思えたが、その可能性もありうる。

アフリカでの生活がとても楽園的に描かれていて、そこからアメリカに連れてこられた経緯の描写は対照的に地獄のよう。
誇りを持ち続けるクンタ・キンテの運命やいかに!・・・ってことで2巻へと続く・・・。