今年は全国的に梅雨入りが早かったようで。
自転車で一番気持ちよく走れるシーズンが早々と終了なわけで。
本当の自転車乗りは雨でも乗るというけれど。
ものぐさなな自分は走った後のメンテナンスが億劫なわけで。
そんな時は、完全に雨対策をした装備でハイキングなんてのも悪くない。
レインウェアーと帽子を身につけて、ビニール袋に入れた荷物をザックに放り込んで、いざ山へ。
今回選んだのは奥多摩のさらに奥、バスに乗って日原から鷹ノ巣山に登り詰める稲村岩尾根。
ここは1,150mの標高差を一気に上り詰める、奥多摩で最もタフなルート。
ここを軽装備で本気で登ったら、どんなペースで登れるのか、前から限界に挑戦してみたくて。
やってみましたタイムアタック。
日原の集落から少し下って、橋を渡った先からスタート。
着ていたTシャツがグチョグチョになるまで追い込んで、鷹ノ巣山まで1時間15分。密かに狙っていた1,000m/hには届かず。
山頂に着いたらすぐにシャツを着替えて。
快適な雨具に身を包んで、奥多摩駅まで延々と続く石尾根を下り、さらにその先にあるもえぎの湯で温泉に浸かって帰りましたとさ。
展望がなくたって、
靴が泥だらけになったって、
鳥のさえずりや新緑の美しさは変わらずそこにあるわけで、
雨もまた、
そう悪いものではないのかな、と思うのでありました。
叙事詩なり。
> ba-mossさん
ちょっと芸風を変えてみました。
なんか違うので、普通に戻します(笑)。