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Vision Mini TT Clip-on Bar

特に深い意味もなく、DHバーを導入してみた。

日曜日の早朝の大井埠頭練で、一人で淡々と走っているのは退屈なので、少しでもエアロなポジションを取って速度を稼いでみよ~、というのが一番のモチベーション。あとは、将来的にトライアスロンに手を出したときのために(?)DHバーのポジションに慣れておくのもよいだろう、とかそんな感じ(要するに動機は不純。ミーハーなだけ)。

選んだのはVisionのMini TT Clip-on Bar。
アメリカ製品(台湾製)だけあって、アメリカから取り寄せるのが一番お買い得だったので、JensonUSAで購入。発注-(3日)-発送-(6日)-到着という感じ。発注して数時間後にディスパッチされるwiggleに慣れてしまうと、"In Stock"なのにディスパッチに3日かかることに突っ込みを入れたくなってしまうのだけど、冷静に考えると欧米標準の通販ショップはそんなもんですよね・・・。

装着は簡単で、ハンドルの前側に沿わせているブレーキ・シフターケーブルに干渉するのが少々厄介ではあるものの、特に苦労せずセッティングできた。定石通りベントしていない部分を水平にして、ハンドルの真ん中寄りにセット。

装着&使ってみて気付いた点としては

- シンプルな見た目はアリ
- 製品の品質もそれなり
- 上ハンポジションが使えなくなる(そりゃそうだ)
- 偽TTポジションに比べると、安定性は大変よろしい
- Edge 705が取り外せなくなった(もう少し離せば改善可)
- TTポジションは窮屈 -> いつも使わない筋肉が痛くなった
- 短いバーなので、パッドに乗っかる前腕の真ん中当たりが痛くなる

・・・ってなところ。
もう少しセッティング&ポジションを追い込めば快適度は上げられそうだけど、そもそも長時間の利用には向かないものであるという理解。ドロップハンドルポジションはいじりたくないので、それと共存できる形でのセッティングを追い込んでいくことにしよう。

なにげに練習中や上りでは上ハンを握ったリラックスポジションを多用しているので、これが使えなくなるのはとっても痛い。平地練習の時にちゃちゃっと装着して・・・という使い方になりそう。

**

DHバーで平地の平均速度が上がったか、というと現時点ではNO。まだポジションが出せてない&窮屈な姿勢を維持するために不必要なエネルギーを使ってしまっているようで、平均心拍数が上がっているのにも関わらず、平地での平均速度は変化無し。

まぁ、上ハンに前腕を置く偽TTポジションでもほぼ同じポジションが作り出せるわけだし、もう少し走り込まないとメリットは見えてこないのだろう。偽TTポジションだとちょっとした道路の凹凸でもヒヤリとさせられるのに対し、TTバーではしっかりとバー部分を握れるので安心して走行できる。これが一番大きなメリット。

実測重量は396グラム。
遊び感覚で導入したものなので、せいぜい楽しく使ってみることにしましょうかね。


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2009年07月13日 06:18に投稿されたエントリーのページです。

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