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CFDによるホイールの空力性能検証

tarmacさんとこで紹介されてた記事が素敵。

http://www.biketechreview.com/images/wheel_simulation_wing-light_090430.pdf

ドイツのJurgenさんがCFD(Computational Fluid Dynamics)を利用してホイールの空力性能を検証したもので、ざっと目を通した限りだと

- CFDを用いたホイールの空力性能検証は「使える」ツールになり得る
- 比較対照となったホイールのうち、空力性能が最低だったBORAと最高だったZipp 1080+Discの組み合わせでは、40kmのITTで80秒程度の差が出る

ってな感じ(間違ってたらご指摘プリーズ)。

一般的なホイールで空気抵抗が最大化するのは斜め前方から風が吹いているときで、ディスクホイールだけは斜めから風が吹いている時のほうが空気抵抗が減少(いわゆる「セール効果」)する。

空気抵抗はおおまかに見てリム高に依存するところが多いようだけど、50mmのBORAがショボショボで53mmのLightweightが健闘しているあたりを見ると、リム形状やスポーク形状の影響もあるようだ。


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2009年05月08日 06:00に投稿されたエントリーのページです。

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