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モルモッツ・ハイ

先週の頭から風邪を引いてしまって会社も2日お休み。
先々週あたりから一昨年来の膝痛が復活していたので、ちょうどよい機会だと思って自転車活動は2週間完全休止。自宅での雑用・やりたいことが溜まっていたので、自転車に乗れないストレスを感じるヒマもなかった・・・。

で、今日になってようやく風邪から回復したので、ローラー台(Elite V-Arion)で40分走。新しい練習場所として使ってみた洗面所が思いの外ナイスであることを発見。

- 両サイドに壁がある
- ちょうど自転車&ローラー台がフィットする広さ
- 浴室乾燥機を使った換気が利用可能
- 下がちゃんとしたフロアリングじゃないので細かいことを気にせずに済む

冷却用の扇風機がないので、10分か15分も走ると汗が滴ってくる。しばらく前にゲットしたMINOURAのトレーニングマットを下にひき、トレーニング後は落ちた汗をタオルで拭いてマットを干す、という対策を施しているのだけど、いずれ抜本的な対策が必要になりそう。

ノートPCを持ち込んで、適当な音楽をかけて、黙々と漕ぐ。心拍数が一定になるように10分「負荷0」で走り、次の10分を「負荷1」で走り、残りの20分を「負荷2」で走行。

「負荷2」で走ってる最中に、5分くらい「ボ~ッ」と音楽を聴きながらペダリングに没頭することができた。以前、3本ローラー・ヘビーユーザのチームメイトであるまxさんが「3本ローラーは禅問答ツール」みたいなことを言っていたのだけど、確かに集中して3本ローラーに乗っていると、何とも言えない精神状態になる。ローラー台との我慢比べというか、ランナーズ・ハイならぬモルモッツ・ハイというか、とにかく不思議な状態だ。

心拍数を一定(150bpm)にして、V-ARIONの負荷機能をチェック。

負荷0: 53x18 @ 110rpm = 40km/h前後
負荷1: 53x21 @ 110rpm = 35km/h前後
負荷2: 34x18 @ 110rpm = 30km/h前後

・・・といったあたりに安定するようなので、ほぼリニアに負荷が増えているようだ。

40km/hを越えたあたりから地鳴りが激しくなるので、LSD用途で使う分には負荷2をインナーで回しているのが一番都合がよい。「負荷2」を使えば40km/h制限アリでもメディオペースで走るくらいの負荷はかけられそうだけど、それ以上の負荷をかけようとすると、我が家の設置状況だと少し厳しいかも知れない。冷静になって考えると、負荷0と1の存在意義がほとんどないような気がするのだけど・・・。う~む。

ローラー台の上で同じペース&ケイデンスで走っていると、少しずつ心拍数が上がってくる。どうやらこれはローラー台特有の現象で、熱放出がうまくいかないことによって体内がオーバーヒートになり、筋肉の利用効率が落ちてしまう・・・ということらしい(パワートレーニングをしていると、同じ理由で室内より実走のほうがパワーが出るとのこと)。


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2009年01月25日 21:15に投稿されたエントリーのページです。

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