« アメリカ以後 - 田中宇 | メイン | 対称性人類学 カイエ・ソバージュ - 中沢新一 »

美の呪力 - 岡本太郎

文化・芸術


はじめに出てくる、イヌイットかだれかの石で積んだ人型の像のようなものが強烈なインパクトを与えて、そのあとはひたすら岡本節が続く。

要するに「XXらしさ」という既成概念に捕らわれた瞬間に人間の想像力は失われてしまうのだ、と言っているのだと思う。

「芸術は爆発だ」の前段階として、「漠然とした怒りに似た、ごたまぜな感情」があり、それが人の生きるパワーであったり、何かを作り出すパワーになったりする事も書かれていた。

やっぱり岡本太郎最高。