JBCF 東日本ロードクラシック 参戦メモ

レースレポートはこちらに譲るとして、レース参加に伴うあれこれをメモ。

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今回の石川ロードは、チームメイトにして先輩レーサーのI橋さんカーに同乗させてもらって泊まりで参加。宿は少し遅れてから取ったので、名前の気になる「猫啼温泉」や選択肢の多い「母畑温泉」が空いておらず、少々根の張る片倉温泉「薬王館」にした。

で、ここの宿は当たり。こじんまりとした佇まいで高級感があり、素敵な中庭に面した部屋は居心地がよくて食事も飛び切り美味しい。ロケーションもレースコースのすぐ脇で便利。次に来たら是非またここに泊まりたいなと思った。

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土曜日は昼過ぎに石川町に着いたので、ランチはI橋さんが前に来た時に食べて美味しかったという町内の天丼屋さん「峰清館」へ。ここはいかにも「田舎の定食屋さん」という雰囲気なのだけど、1,100円の海老丼(海老天丼)は確かに美味しかった。このお店も「当たり」。

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P1/E1のレースとは時間差があったので、今回はカメラを持参。D300に新装備の縦グリップMB-D10、それに広角のAT-X124に望遠の70-300mmという装備。D300はMB-D10をつけると連射性能が秒間6コマ連射から秒間8コマにパワーアップするので、8コマの威力を見やがれ?と無駄に連射してみたのだけど、CFカードの速度不足で連続撮影枚数が頭打ちになることが多かった。ヤレヤレ。

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パレードは広角、迂回路から本コースを横切ったあたりでは望遠、スタート地点では主に望遠でちょこちょこ撮影。のどかな風景の中を猛スピードの大集団が駆け抜けて行くのはなかなか爽快で、楽しく撮影することができた。・・・といっても、今回はレースのほうに意識が向いていたので、思いっきり撮影を楽しむことはできなかったかな。

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撮影した写真はここに置いておきます。
個人的に気に入ったショットをまとめたものはこちら

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それにしても今回のレースは暑かった。石川町で観測史上最高の37.1度を記録する猛暑日、1時スタートという時間設定もさることながら、速度の上がらない登りがあるので、ここで身体が熱くなってしまうのをいかに冷やすかがポイントだったと思う。

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こういう時はかけ水が効果的で、速度の乗る下りの手前なんかで頭と首筋に水を振りかけておくと下りで一気に身体が冷やせて楽になる。コンスタントな水分補給も大切。ボトルの水は走ってるうちにぬるま湯になってしまうので、補給ポイントで冷たい水がもらえるのがベスト。

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石川のコースは平坦がほとんどなくて、登ってるか下ってるかアップダウンしかない。結果として利用するパワー域は高い強度が多くなるようで、L5インターバルをきちんと積み上げてこなかったツケを最終周になって払う羽目になってしまった。

ラップごとの出力値をヒストグラムで出してみると・・・

Lap1

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Lap2

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Lap3

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Lap4

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ペースの速かった1周目は320-370Wのレンジが多用されているのが分かる。2周目、3周目になると少しずつトレンドが低いパワー値に移って行き、ラスト4kmの登りで早々に千切れて個人TTモードになってしまった4周目は、L3/L4の200-270W前後のパワーを多用している。

「ロードレースに強くなる」セオリー通りにL5のインターバル(3min320Wx3-5とか)をやるのも大切だけど、石川のようにタフなコースを攻略するには350-400Wの領域の負荷に身体を慣れさせておく必要がありそう(恐らくこれは他のロードレースにも言えること)。この強度は個人練でやるのは難しいので、強いメンバーとガンガン走って鍛えるのが最も手っ取り早いのかな、と思う。

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毎週水曜日に走っている「みずたま練」では、登りで上げられるだけ上げる走り方をしているので、ヒストグラムを見る限りだとそれなりに効果的な練習ができている模様。今のところ単独練になりがちだけど、これは今後も続けて行く価値がありそう。

コースの最後にはるひ野方面から尾根幹線の上に上り詰めるのだけど、そこそこ足にキテいる状態でここを登るのは、レースの終盤の勝負所のシミュレーションになるのでなかなかナイス。