Raphaのリペア・サービス

3シーズン目になるClassic Softshell Jacketが痛んでいたので、Raphaのリペアサービスを使って修繕してもらった。

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返品可能期間の90日を過ぎていて、製造由来のミスによるものじゃなくても基本的に無料でリペアサービスを受けることができるという良心的な仕組み。ただし、対象はRaphaのサイトから直接購入したアイテムに限定されているみたい。このあたりはシステム上の都合とか、顧客情報とのマッチングとか、大人の事情とか、いろいろあるのだろうと想像。

で、手元のClassic Softshell Jacket。入手した経緯はこのへん

昨年冬にフラットペダルの自転車での通勤中に、坂で調子に乗ってアタック気味のダンシングしたら(するな)、ペダルから足が離れてガシャンと落車してしまい、ジャケットの左下のミニポケット(鍵を入れるのに便利)の縫い目周りにダメージが残ってしまってた。そんなに気にするほどのものではないけど、気に入ってるジャケット(冬場の自転車ライドは100%これなので稼働率が異様に高い)だし、これからも長く使うものだし・・・と、どうにか直したいなぁと思っていたところ、Raphaのウェブサイトでリペアサービスを発見して夏になってからお願いした・・・というわけ。

実際の流れとしては、ウェブサイトから購入済みのアイテムを返送ステータスに変更し、リペアフォームを記入してパッキングを行い、野辺山のRapha Japanに配送(元払い)すると、1ヶ月くらいして本家のRaphaから「君のアイテムは受け取ったよ。ベストを尽くすからもう少し待っててね」とメールが来て、2週間くらい経ってから何の音沙汰もなくDHLで修理済みのアイテムが届く、というノリ。日本からはある程度返品アイテムがまとまったところで本国に送っているようなので、帰ってくるまでの所要時間にはバラツキがありそう。

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肝心の出来映えはというと、大きな穴になってた部分は同じ素材の当て布で処置されていて、小さな穴はステッチングでうまく誤魔化してある。日本人はやらない大胆な処置だけど、合理的で古いものを大切にするイギリス人の国民性が出ているなーとうい感じ。これに加えて、痛んでいたファスナーも新しいものに取り替えてくれてあり、さらにリペアフォームに書き忘れていた手首部分のほつれ(保温するための伸縮生地)も黙って修繕してくれていたので、なかなか良心的な仕事をしてくれているなーと思った。感謝。

何年もハードに使ったウェアーでもきちんとしたサービスを受けることができて、長く使い続けられるのは大きな安心。

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個人的にRaphaの買い物で特に気に入っているのは、

– Bonk Bag (普段使いのバッグ)

– Merino Jersey (秋〜春の普段着)

– Track Top (秋〜春の普段着)

– Long Sleeve Jersey (秋・冬・春のライド用)

– Classic Softshell Jacket (冬の自転車ライドはこれ一択)

– Winter Socks (暖かくてとても快適)

– V-Neck Base Layer (着心地最高。自転車用としても普段用としても)

・・・といったあたり。

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比較的落ち着いたデザインのものが多いので普段用途でも使いやすくて、安いものではないけど長くヘビーにつきあっていけることを考えると「よい買い物だった」と思わせてくれるアイテムがたくさんあるので、なんだかんだでRaphaは好き。ここ数年で一気にメジャー化したせいか、初期の尖った雰囲気は失われつつあるような気もするけれど(で、それを意識的に繰り出そうとしてアウチなことに(←ありがち))、非大陸系自転車ブランドとして頑張って欲しいです。