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饗宴 - プラトン

哲学・思想


Title: 饗宴 (岩波文庫)
Author: プラトン
Price: ¥ 630
Publisher: 岩波書店
Published Date:

プラトンによる対話集の中でも最も有名なもののうちのひとつ。

とある饗宴(=宴会)の席で、参加者の一人一人が「エロス」について語ることになり、最後にソクラテスが演説を行う。対話集としては入れ子式になっていて、この饗宴の席に参加していたうちの一人が、後になってこの会について語る、という状況。

ソクラテス以外の人の演説が当時のギリシャの人達が一般的に考えたであろう「エロス観」や「エロス賛美」に終始するのに対し、ソクラテスの演説は例によってシンプルかつ豊かに「エロス」という神、あるいは現象について解説を試みている。

駆け足で読んでしまったので、議論の詳細を拾い残している気がするので詳細については触れないでおこう。是非とも近いうちに再読せねばなるまい・・・。