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順列都市・上 - グレッグ イーガン

小説・詩集


普段、SFは滅多に読まないのだけれど、何の因果か図書館で借りて読んでみたら面白かった。

一人の人間の思考・行動パターンをシミュレーションすることができるようになってしまったらどうなるだろう?という物語。
ちょっと時間と場所が交錯するのは混乱するし、こうした込み入った手法を取るあたりが現代風のSFであまり好きには慣れないのだけれど、主題にしているテーマがあまりに魅力的なのだ。