考えるヒント - 小林秀雄
エッセイ・対談
ウェブサイト・借力の谷口さんが面白そうに読んでいるようだったので、まねして読んでみた。
小林秀雄さんのことはよく知らなかったのだけれど、本当にたくさんの知識を自分の血として、肉として持っている人だなぁ、と思った。
ロシア文学から平家物語、本居宣長、そしてヒットラーまで・・・、この人の手にかかるとありとあらゆる物事が繋がっているかのように思われる。
今あるものから新しいものを発想したり、何か他のものへと繋げる能力。これこそがアイディアを生み出す源泉だと思う。
サラリと読んでしまったけれど、旅にでも持ってでて、時間のあるときにでもゆっくり読むことができたらよい本だ。