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クリシュナムルティの日記 - クリシュナムルティ

宗教・人類学


もっとも美しい思想は、人がもっとも自然で、調和の取れた状態から生まれる・・・。
インドの思想家(宗教家?)のクリシュナムルティが晩年に綴った日記は、シンプルな言葉で恐ろしいほどまでに多様な事柄を描こうとしている。

ほんのちょっとした日常や自然の描写から、自我ということや自然ということ、そして人が生きるということまで・・・本当に沢山のことについて触れられていて、どの意見にも彼のオリジナリティーが現れている。
きっと、ブッダやキリストなど、他人を完全に許すようなことができた人はこんなような境地に辿り着いた人なのかなぁ・・・なんて考えさせられた。