« 拒否できない日本 - アメリカの日本改造が進んでいる - 関岡 英之 | メイン | 旅をする木 - 星野道夫 »

塩の道 - 宮本常一

文化・芸術


素晴らしい本。

「忘れられた日本人」を読んで以来、宮本常一さんのフィールドワークと知識の深さは分かっていたつもりなのだけれど、この本に書かれている庶民の生活と、「日本」という国に関する考察はみな面白い。

日本において塩が海辺が作られ、それが険しい内陸部へと運ばれていった経緯や、牛や馬の使われ方やタコの穴の話などなど。