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我と汝・対話 - マルティン・ブーバー

哲学・思想


非常に宗教的要素の強い哲学書。

人は原初的に「我と汝」と「我とそれ」という2種類に大別される方法で自分以外の何かと向き合う。
そして現代においての関係性のほとんどが後者になっており、宗教的絶対善のようなものを求める姿勢が限りなく少なくなってしまっていて・・・、というノリ。このへんはニーチェの「神は死んだ」に通じる何かを感じさせる。

よくわからなかったけど、「汝」との関係性の重要さについて説いていることがおぼろげに理解できた。